デジタル広告を使用するメリットは何ですか? | Amazon Adsはどのようなサービスを提供していますか? | 広告目標はどのように特定できますか? | どのような用語について知る必要がありますか? | 何から始めればよいですか?
ブランドの認知度の向上、商品、ブランド、サービスの検討、購入の促進、ロイヤルティの強化など、さまざまな目的において、測定可能な成果を推進するのに役立つ最適な広告ソリューションを見つけるためのツールをご提供します。
はじめに、デジタル広告のメリット、Amazon Adsの商品サービス、広告目標を設定するためのガイド、業界共通用語の用語集などの役立つ情報をご紹介します。
デジタル広告を使用するメリットは何ですか?

常時掲載のデジタル環境により、お客様が商品やブランドを発見、閲覧、購入するための新しい方法が生まれました。デジタル広告は、テキスト、画像、動画を自由に組み合わせて、ウェブサイトからソーシャルメディア、ストリーミングコンテンツまで、あらゆる場所に表示することができます。デジタル広告にはいくつかの利点があります。
購入者にリーチする新しい方法:
近年、オンラインショッピングを利用するお客様がますます増えています。Statistiaの統計によると、2024年には米国のオンライン購入者が2億7,833万人に上ると予測されています。1 この傾向は、潜在的な購入者とオンラインでつながるチャンスを示しています。
柔軟なフォーマット:
デジタルソリューションは、画一的な方法では通用しないことを考慮したうえで構築されています。デジタル広告には、クリエイティブ広告フォーマットや広告の掲載枠など、カスタマイズ可能な機能がいくつも用意されています。
カスタマイズ可能な予算:
デジタル広告は多額の金融投資を必要とするラジオ、屋外広告のビルボード、一般的な広告とは異なり、予算に関係なく利用することができます。
迅速に実行:
デジタル広告では、一般的なタイプの広告よりも迅速にキャンペーンを実行し、最適化することができます。その結果、適切な場所とタイミングでオーディエンスにリーチする機会が得られます。
リアルタイムのインサイト:
多くのデジタル広告商品は、リアルタイムの効果測定と最適化機能を提供しています。結果を追跡したり、広告のパフォーマンスを確認したり、キャンペーンを状況に合わせて変更することもできます。
Amazon Adsはどのようなサービスを提供していますか?
世界中で何億ものアクティブなカスタマーアカウント*を有するAmazonは、購入者がオンラインで発見、閲覧、購入を行う際、商品やブランドとどのようにつながっているかを深く理解しています。
Amazon Adsで広告を掲載することは、購入過程のあらゆる段階でお客様にリーチするのに役立ちます。Amazonのサービスは、お客様が探している商品を見つけられるようお手伝いすると同時に、広告主様の広告目標を達成するのに役立ちます。
*Amazon四半期決算発表、2020年第1四半期。アクティブなカスタマーアカウントとは、過去12か月間に注文を行ったアカウントを表します。
Amazon Adsでは、以下の商品を提供しています。

これらのセルフサービス型のディスプレイ広告は、自動的に生成された広告クリエイティブを使用し、Amazonにおける関連性の高い購入への興味・関心に基づいて作成されたオーディエンスをターゲットとしています。

ストリーミングTV広告は、コネクテッドTV、パブリッシャーチャネルおよびネットワーク、IMDb、IMDb TVに表示されます。アウトストリーム動画広告は、Amazon内外を問わず、動画コンテンツの外部に表示されます。
広告目標をどのように特定できますか?
広告を始めるには、目指す成果に合わせた広告目標を設定する必要があります。
どこから始めるべきかわからない場合は、
以下の、一般的な目標、マッピングする対象、および成功に向けた指標の例を参考にしてください。
目標 | 目標 | 成功指標の例 | |
---|---|---|---|
認知度 | 「より多くの人に自分のビジネスを紹介したい」 「新しい見込み客にリーチしたい」 「ブランドのストーリーを伝えたい」 | ブランドストーリーを紹介し、新しい見込み客にリーチし、ブランドに対する信頼を構築するのに役立ちます。リーチしたいオーディエンスの規模を最大化するのに役立ちます。 | • インプレッション • ブランドリコールの向上率 |
検討 | 「購入者が類似するブランドや商品を閲覧している際に、自社商品またはブランドが検討対象となるようにしたい」 | 関連性が高く、訴求能力の高い広告を作成することで、購入意欲の高い購入者にリーチします。検討キャンペーンは、見込み客とのつながりを深めることに焦点を当てています。 | • トラフィック • ストアの訪問数 • アプリのインストール数 • 広告エンゲージメント • 動画視聴回数 • Eメールリストの登録数 • 商品詳細ページの訪問数 |
コンバージョン | 「商品やサービスの売上を促進したい」 「意欲的な購入者に 検討から購入まで働きかけたい」 | 検討の段階から購入に移行する可能性のある意欲的な購入者に働きかけます。 | • 売上 • 広告費用対効果 • 広告費売上高比率 |
ロイヤルティ | 「既存のお客様にこれからも自社商品やブランドのロイヤルカスタマーでいてほしい」 | 以前に商品やサービスを購入したお客様からのリピート購入を促進するのに役立ちます。 | • リピート購入数 • 参照数 • ストアの訪問数 • 定期おトク便 |
どのような用語について知る必要がありますか?
デジタル広告を利用するのに役立つ用語をまとめました。
デジタル広告業界全体に適用される用語もあれば、Amazon Adsに特有の用語もあります。
一般的な広告:
- アトリビューション: お客様は、商品やサービスを購入する前に、その商品の広告をいくつか見ている可能性があります。たとえば、ラジオコマーシャルを聞いたり、ビルボードを見たり、オンライン広告を見たりすることがあるかもしれません。アトリビューションとは、その購入に影響を及ぼした広告を指します。サービスによってアトリビューションモデルは異なり、お客様が広告にどのように反応したか、購入に関連していつ広告を確認したかなど、さまざまな要因が考慮されます。
- 消費者の購入過程/消費者の購入にいたる過程: 購入者が会社やブランドとやり取りするときに通過するエクスペリエンス全体を指す用語。トランザクションやエクスペリエンスの一部だけを見るのではなく、カスタマージャーニーはエクスペリエンス全体を文書化しています。広告目標はカスタマージャーニーのさまざまな段階にマッピングすることができます。一般的には、認知、検討、購入またはコンバージョン、ロイヤルティなどの段階があります。
- デマンドサイドプラットフォーム(DSP): 複数のパブリッシャーからデジタル広告在庫をプログラマティックに購入し、管理するために使用するソフトウェア。Amazon AdsのためのソリューションはAmazon DSPです。Amazon DSPには、セルフサービスとマネージドオプションの両方があります。
- キーワード: これらの単語やフレーズは、関連性の高い商品検索用語を広告のターゲットに設定するために使用されています。マニュアルターゲティングを使ってターゲットに設定したいキーワードを自分で選択することも、オートターゲティングでAmazon Adsが選択したキーワードを使用することもできます。
- 掲載枠: 広告が表示される場所。たとえば、Amazon内、Amazonデバイス(Fire TVやFireタブレットなど)、サードパーティのサイトでの商品検索用語などです。
- プログラマティック: デジタル広告業界で使用される用語で、デジタル広告在庫の自動売買を指します。
- ターゲティング: デジタル広告サービスは、興味や関心に応じて広告を見込み客とマッチさせるためのさまざまな方法を使用します。たとえば、関連性の高い商品検索用語や関連商品の購入などです。
広告費用:
- 予算: 広告キャンペーンに費やす金額の上限です。
- 入札額: 購入者に広告をクリックしてもらうために支払う金額。Amazon Adsでは、自動入札機能(目標に達するうえで役立つよう、入札額が自動的に最適化される)を使用するか、マニュアル入札を選択して独自の入札額を設定することもできます。
- クリック単価(CPC): 広告がクリックされるたびに支払う平均費用。この数値は、広告に費やした金額を、獲得したクリック数で割って算出されます。スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告はクリック課金制の広告であるため、広告にクリックが発生した場合にのみ料金が発生します。
- 1000インプレッションの単価 [実際は「コストパーミル」](CPM): 広告の1,000インプレッションを配信するために支払う平均費用。
広告キャンペーンの結果:
- 広告費売上高比率(ACOS): スポンサープロダクト広告およびスポンサーブランド広告キャンペーンのパフォーマンスを測定するために使用される指標。ACOSは、広告掲載商品の売上(スポンサープロダクト広告)またはブランド全体の売上(スポンサーブランド広告)に対する広告費の比率を表します。広告費を広告による売上で割って算出します。
- ブランドの向上率: ブランドに対する購入者の認識や行動に広告が与える直接的な影響の効果測定。この指標は、ブランドの認知度や購入指標など、露出後の成功指標を使用してさまざまな方法で計算されます。
- クリックスルー率(CTR): インプレッション数全体に対して、クリックされた広告インプレッションの割合。クリックスルー率の標準計算は、(クリック数/インプレッション数)x 100です。
- コンバージョン: お客様が実施するアクション。「カートに入れる」をクリックしたり、購入を完了したりするなど、任意のアクションを指すために使用できます。
- ブランド新規顧客指標: ブランド新規顧客指標は、過去1年間にAmazon内で初めてブランドや商品を購入したお客様を示しています。この指標により、広告主様は、Amazon内で新規顧客とのつながりを深めるためのコストを推測し、キャンペーンの目標を達成するための最も効率的なチャネルと戦略を把握することができます。
- インプレッション数: ページまたはデバイスで広告がレンダリングされた回数。
- リーチ: 同じ広告がウェブページや画面に表示されたユーザーの合計数。
- 広告費用対効果(ROAS): 広告費用1ドルに対して獲得する金額の指標。ROASの標準的な計算は、(合計広告売上額)/(合計広告費)です。
- 費用対効果(ROI): 広告費用1ドルに対して獲得する純利益の指標。ROIの標準的な計算は、
(収益-コスト)/(コスト)です。
何から始めればよいですか?
Amazon内に商品を出品している登録出品者様またはお取引会社様で、Amazon Adsを初めてご利用になる場合、まずスポンサー広告から始められることをおすすめします。これらの広告ソリューションは簡単に設定でき、さまざまなレベルの予算に合わせて設計されています。この広告タイプの最大のメリットはクリック課金制である点です。つまり、購入者が広告をクリックしたときのみ広告費が発生します。スポンサー広告キャンペーンを作成する際、独自の予算とクリックごとの入札額を選択します。Amazonに出品していない商品やサービスの宣伝にもAmazon Adsを利用することを検討されている場合、ディスプレイ広告、動画広告、カスタム広告をご活用ください。
広告を始める準備はできましたか?
登録済みの広告主様は、 こちらからサインインしてください。
スポンサー広告とストアの詳細については、成功の基本: スポンサー広告を理解するをご覧ください。
Amazon DSPや動画広告など、その他の広告商品の詳細については、成功の基本: スポンサー広告にとどまらないをご覧ください。
Amazon Ads学習コンソールで、当社のプロダクトとソリューションを最大限に活用する方法を学びましょう。
他にもご不明な点がある場合は よくある質問をご覧ください。