ガイド
Amazon Adsについて理解する
ブランド認知度の向上、商品やサービスの検討の促進、コンバージョンの促進、ロイヤルティの強化など、目的がどんなものであっても、測定可能な成果を推進するのに役立つ適切な広告ソリューションを見つけるためのツールをご提供します。
Amazon Adsの利用を開始して、商品を宣伝し、キャンペーンを作成しましょう。
クリック課金制広告を作成して、お客様がAmazon内で貴社の商品を見つけるのに役立てましょう。
検討段階にあるお買い物中の意欲的なお客様に購入を促しましょう。
Amazon Adsを利用するメリットは何ですか?
オーディエンスが買い物、読書、視聴をする場所でつながりましょう。 Amazon Adsは、お客様のお気に入りの場所でつながるのをサポートします。Amazon Adsはあらゆる規模の企業のために設計されており、ブランド認知度の向上から商品の検討や購入に至るまで、広告の目標に合った広告プロダクトやソリューションを提供しています。また、Amazon Adsは、広告主様の専門知識のレベルや予算に関係なく、簡単で手頃な価格になるように設計されています。
No. 1 広告主様の意識調査において、投資における費用対効果、および信頼性が高く業界を牽引するリーダーのランキング1。 | 2億7500万以上 米国におけるAmazon Ads独占所有管理在庫の平均月間広告経由リーチ。2 | 59% 調査対象のお客様のうち、Amazonで表示された広告から購入する可能性が高いと答えた人の割合。3 |
35% 調査対象のお客様のうち、Amazonで新しいブランドを見つける人の割合。4 | 36% 米国の中小企業におけるAmazon Ads経由の売上の割合。5 | 47% Amazonディスプレイ広告を使用するブランドのAmazon外での売上の平均増加率。スポンサー広告を使用するブランドでは23%の増加。6 |
Amazon Adsはどのようなサービスを提供していますか?
Amazon Adsは、あらゆるマーケティング目標に対応する広告プロダクトとソリューションを提供します。ただし、広告を初めて使用する場合は、スポンサー広告から始めることをお勧めします。Amazonのスポンサー広告は、あらゆる規模の広告主様がブランドの親近感を築き、売上を伸ばし、お客様が存在するあらゆる場所でお客様の注目を集めるのに役立ちます。スポンサー広告は、Amazonの最初の商品検索結果ページや商品ページなど、視認性の高い掲載枠に表示されるほか、サードパーティのリンク先やサードパーティが所有管理するチャネルなど、お客様が時間を費やす他の場所にも表示されます。広告主様には、複数のスポンサー広告ソリューションの中からお選びいただけます。また、広告目標に応じて、さまざまな広告オプションを組み合わせてリーチを拡大するのに役立てることもできます。当社のスポンサー広告サービスをご覧ください。
これらのセルフサービス型のディスプレイ広告は、自動生成された広告クリエイティブを使用し、Amazonでのショッピングにおける興味・関心の関連性の高さに基づいてオーディエンスにリーチします。
スポンサーTV広告は、あらゆる規模のブランド向けに設計されたリスクフリーのセルフサービスストリーミングTV広告ソリューションです。家庭にある一番大きな画面からより多くのお客様にインスピレーションを与え、つながることができます。
デジタル広告を使用するメリットは何ですか?
常時掲載のデジタル環境により、お客様が商品やブランドを発見、閲覧、購入するための新しい方法が生まれました。デジタル広告は、テキスト、画像、動画を自由に組み合わせて、ウェブサイトからソーシャルメディア、ストリーミングコンテンツまで、あらゆる場所に表示することができます。デジタル広告にはさまざまなメリットがあります。
- お買い物中のお客様にリーチする新しい方法
近年、オンラインショッピングを利用するお客様がますます増えています。Statistiaの統計によると、2024年に米国ではオンラインで買い物をするお客様が2億7833万人に上ると予測されています。1 この傾向は、潜在的な購入者とオンラインでつながるチャンスがあることを示しています。 - 柔軟なフォーマット
デジタルソリューションは、画一的な方法では通用しないことを考慮したうえで構築されています。デジタル広告には、クリエイティブ広告フォーマットや広告の掲載枠など、カスタマイズ可能な機能がいくつも用意されています。 - カスタマイズできる予算
デジタル広告は多額の投資を必要とするラジオ、屋外広告のビルボード、一般的な広告とは異なり、予算に関係なく利用することができます。 - 迅速な実行
デジタル広告では、従来のタイプの広告よりも迅速にキャンペーンを実行し、最適化することができます。その結果、適切な場所とタイミングでオーディエンスにリーチする機会が得られます。 - リアルタイムのインサイト
多くのデジタル広告プロダクトは、リアルタイムの効果測定と最適化機能を提供しています。結果を追跡し、広告の成果を確認して、キャンペーンを状況に合わせて変更することもできます。
広告目標をどのように特定できますか?
広告を始めるには、目指す成果に合わせた広告目標を設定します。一般的な目標、全体的な目標、成功に向けた主な指標の例を参考にしてください。
重要なメッセージを適切なタイミングで伝えてお客様とつながりましょう。
Webサイトやストアでのカスタマーエンゲージメントを最大化しましょう。
Amazon内やサードパーティのリンク先で広告効果を高めるインサイトを活用しましょう。
お客様のリピートを促進し、お客様との持続的な関係を築きましょう。
Amazon Adsの費用はどれくらいかかりますか?
Amazon Adsは、どのような広告予算にも対応できるように構築されています。スポンサー広告には最低費用要件がないため、最低10ドルから任意の予算でキャンペーンを開始してテストできます。スポンサー広告はクリック課金制です。つまり、お客様が広告をクリックした場合にのみ広告費が発生します。スポンサー広告キャンペーンを作成する際、独自の予算とクリックごとの入札額を選択します。入札額を超える金額が請求されることはありません。スポンサープロダクト広告およびスポンサーディスプレイ広告では、1日の予算または1日に広告に費やす最大金額を設定します。スポンサーブランド広告では、1日の予算を設定するか、キャンペーンレベルの予算(キャンペーンの期間全体で支払う上限金額)を設定するかを選択できます。1日の予算を設定した場合、いつでも増減できます。キャンペーンレベルの予算は増額のみ可能です。キャンペーンが終了する前に予算を下げる可能性がある場合は、より柔軟性の高い1日の予算を選択することを検討してください。
どのような用語について知る必要がありますか?
デジタル広告を利用するのに役立つ用語をまとめました。デジタル広告業界全体に適用される用語もあれば、Amazon Adsに特有の用語もあります。
一般的な広告
- アトリビューション: 誰かが商品やサービスを購入する場合、購入前にラジオコマーシャル、ビルボード、オンラインポップアップなど、いくつもの広告を見聞きすることがあります。アトリビューションとは、その購入に影響を及ぼした広告のことを指します。サービスによってアトリビューションモデルは異なり、お客様が広告にどのように反応したか、購入に関連していつ広告を確認したかなどの要因が考慮されます。
- 消費者の購入過程/消費者の購入にいたる過程: お買い物中のお客様が会社やブランドとやり取りするときに遭遇するエクスペリエンス全体を指す用語。トランザクションやエクスペリエンスの一部だけを見るのではなく、カスタマージャーニーはエクスペリエンス全体を表します。広告目標はカスタマージャーニーのさまざまな段階にマッピングすることができます。一般的には、認知、検討、購入またはコンバージョン、ロイヤルティなどの段階があります。
- デマンドサイドプラットフォーム(DSP): 複数のパブリッシャーからデジタル広告在庫をプログラマティックに購入し、管理するために使用するソフトウェア。Amazon AdsのためのソリューションはAmazon DSPです。Amazon DSPには、セルフサービスとマネージドオプションの両方があります。
- サプライサイドプラットフォーム(SSP): サプライサイドプラットフォームは、セルサイドプラットフォームまたはSSPとも呼ばれ、インプレッションに基づいて、ウェブサイトやアプリ上の広告スペースの販売促進をサポートするために使用されるテクノロジーです。これは、デマンドサイドプラットフォーム、代理店のトレーディングデスク、広告サーバー、広告ネットワークとともに、アドテックエコシステムにおいて中核となる要素です。
- キーワード: 関連性の高い商品検索を広告のターゲットに設定するのに使用される単語やフレーズです。マニュアルターゲティングでターゲットに設定するキーワードを自分で選択することも、オートターゲティングでAmazon Adsにキーワードを選択させることもできます。
- 掲載枠: 広告が表示される場所。たとえば、Amazon内、Amazonデバイス(Fire TVやFireタブレットなど)、サードパーティのサイトでの商品検索用語などです。
- プログラマティック: デジタル広告業界で使用される用語で、デジタル広告在庫の自動売買を指します。
- ターゲティング: デジタル広告サービスは、興味や関心に応じて広告を見込み客とマッチさせるためのさまざまな方法を使用します。たとえば、関連性の高い商品検索や関連商品の購入などです。
広告費用
- 予算: 広告キャンペーンに費やす金額の上限です。
- 入札額: 購入者に広告をクリックしてもらうために支払う金額。Amazon Adsでは、自動入札機能(目標に達するうえで役立つよう、入札額が自動的に最適化される)を使用するか、マニュアル入札を選択して独自の入札額を設定することもできます。
- クリック単価(CPC): 広告がクリックされるたびに支払う平均費用。この数値は、広告に費やした金額を、獲得したクリック数で割って算出されます。スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告はクリック課金制の広告であるため、広告にクリックが発生した場合にのみ料金が発生します。
- インプレッション1,000回あたりの単価(「コストパーミル」(CPM)と表記): 広告の1,000インプレッションを配信するために支払う平均費用。
広告キャンペーンの結果
- 広告費売上高比率(ACOS): スポンサープロダクト広告およびスポンサーブランド広告キャンペーンのパフォーマンスを測定するために使用される指標。ACOSは、広告掲載商品の売上(スポンサープロダクト広告)またはブランド全体の売上(スポンサーブランド広告)に対する広告費の比率を表します。広告費を広告経由の売上で割って算出します。
- ブランドの向上率: ブランドに対するお買い物中のお客様の認識や行動に広告が与える直接的な影響の効果測定。この指標は、ブランドの認知度や購入指標など、露出後の成功指標を使用してさまざまな方法で計算されます。
- クリックスルー率(CTR): インプレッション数全体に対して、クリックされた広告インプレッションの割合。クリックスルー率の標準的な計算は、(クリック数/インプレッション数)x 100です。
- コンバージョン: お客様が完了するアクション。このフレーズは、「カートに入れる」のクリックや、購入の完了など、任意の数のアクションを指して使用されます。
- ブランド新規顧客指標: ブランド新規顧客指標は、過去1年間にAmazon内で初めてブランドや商品を購入したお客様を示しています。この指標により、広告主様は、Amazon内で新規顧客とのつながりを深めるためのコストを推測し、キャンペーンの目標を達成するための最も効率的なチャネルと戦略を把握することができます。
- インプレッション数: ページまたはデバイスで広告がレンダリングされた回数。
- リーチ: 同じ広告がWebページや画面に表示されたユーザーの合計数。
- 広告費用対効果(ROAS): 広告費用1ドルに対して獲得する金額の指標。ROASの標準的な計算は、(合計広告売上額)/(合計広告費)です。
- 費用対効果(ROI): 広告費用1ドルに対して獲得する純利益の指標。ROIの標準的な計算は、
(収益 – コスト)/(コスト)です。
開始するにはどうすればよいですか?
初回の広告キャンペーンの作成と開始は簡単です。初回のキャンペーンを作成するには、広告主として登録し、画面の指示に従ってキャンペーンを設定します。すでに広告主アカウントをお持ちの場合は、アカウントにサインインし、左側のメニューから「スポンサー広告」、「キャンペーンマネージャー」の順にクリックします。次に、キャンペーンに名前を付け、広告を掲載する商品、設定するターゲティングオプション、キャンペーンの予算、期間を選択するように促されます。キャンペーンを開始すると、広告コンソールの「キャンペーンマネージャー」に広告の掲載状況に関する分析情報とレポートが表示されます。これらのインサイトを活用し、最も効果が高い指標に基づいてキャンペーンを改善します。
Amazonに出品していない商品やサービスの宣伝にもAmazon Adsを利用することを検討している場合、ディスプレイ広告、動画広告、音声広告をご活用ください。
登録済みの広告主様は、 サインインしてください。
1 Brand Tracker Report、Advertiser Perceptions、2022年第3四半期
2 Amazon Internalデータ、2023年12月および2024年3月、米国Amazonストア、Prime Video、Twitch、Freevee、Fire TVチャネル、Thursday Night Football、IMDb、Amazon Music、Wondery、Alexa、Fireタブレット、Fire TV、Amazonフレッシュ、Amazon Go、Whole Foods全体での重複していない月間オーディエンスリーチ数。すべての在庫に対して各世帯の人数を掛け合わせます。
3~4 Kantar消費者調査、2022年7月、米国
5 Amazon Internalデータ、2022年第2四半期、米国。
6 Amazon Adsサードパーティの増分リーチ分析、2023年1月~12月