キーワード戦略の開始または改善に役立つ3つのステップ

Amazonを訪れるお客様が最初にするのは、商品検索かもしれません。これらは、お客様が商品を探すときに使用する単語やフレーズです。もちろん、お客様はあなたの商品をオーガニック検索で見つけることができます。とはいえ、お客様は広告を通して自分に関連する商品を見つけることもできます。スポンサー広告でAmazonに広告を掲載する場合には、キーワードにターゲットに設定することで、お客様の商品検索に入力したキーワードと一致したときに広告が表示されるようにすることもできます。

キーワード戦略

スポンサー広告キャンペーンのキーワード戦略には、ターゲットとする適切なキーワードを見つけること、またそれを目標に合った個別のキャンペーンに追加すること、そして、支出を管理し期待する結果が得られるように最適化することが含まれています。スポンサープロダクト広告キャンペーンを12か月間継続して実施した出品者様は、最初の1か月間の広告費用対効果(ROAS)と比較して、ROASが平均11.2%高くなりました。1

キーワードターゲティングは、次の2つのスポンサー広告ソリューションのオプションです。 スポンサープロダクト広告スポンサーブランド広告それでは、効果的なキーワードターゲティング戦略を開始し改善するための重要なステップと、詳しく学ぶために見ておきたい動画やオンラインセミナーをご覧ください。

ステップ1: ターゲットに設定すべきキーワードを見つける

Amazonスポンサー広告キャンペーンのキーワード戦略を開始するには、まず、キーワードリストに関連するものを見つけることが必要です。次の4つの戦略をお試しください。

  • スポンサープロダクト広告のオートキャンペーンを利用する。検索ワードレポートを使用して、自動キャンペーンでどのキーワードが最も効果的かを確認してください。
  • 具体的なものにする。商品の特徴、素材、メリットを明確に表すキーワードの組み合わせを使用してください。
  • ブランド名を使用する。ブランド名を入れることで、ブランド検索でのインプレッションを増やすことができます。また、ブランド名で商品を探している購入者に、より多くのカタログを紹介することもできます。
  • オーガニック検索を利用する。商品詳細ページに追加した単語や用語は関連性が高いため、キーワードとして使用してください。

こうした戦略に従い、キャンペーンへのキーワード追加を開始できます。

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スポンサー広告キーワードについて(初級編)

スポンサー広告キーワードについて(初級編)45分。 この無料のオンラインセミナーでは、新しいキーワードを見つけ、既存のキーワードを分析し、目標に合わせて調整を行う方法など、キーワード全般について説明しています。学習コンソール(アカウントが必要)でオンデマンド視聴するか、次回のライブセッションにサインアップしてください。

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スポンサー広告のキーワードターゲティング設定

スポンサー広告でキーワードターゲティングを設定する(8分)。 これら3つの短い動画では、キーワードターゲティングを始めるための基本事項を要約しています。

ステップ2:キーワードを追加する

手動のキーワードターゲティングに含めるキーワードをどれだけ具体化できるかが重要です。新商品を発売し認知度を高めたい場合には、より一般的なキーワードに絞った方がよいでしょう。ただし、すでにブランドを知っている購入者に商品を紹介するのであれば、自社ブランド名を含むブランドキーワードに焦点を当てることをおすすめします。キャンペーンで考慮すべきキーワードの種類は次のとおりです。

  • 一般的なキーワード:あまり具体的でないキーワードで、短いもの、広いカテゴリーを代表するキーワード(椅子やダイニングチェアなど)
  • ロングテールキーワード:一般的に検索ボリュームは少ないが関連性が高く、より具体的なキーワード(通常は数ワード以上)(例:白い木製のダイニングチェアなど)
  • ブランドキーワード:ブランド名を含むキーワード(例:Modernataダイニングチェアセットなど)
  • 季節性のあるキーワード:1年の特定の時期やピーク時期に季節用語を取り入れたキーワード(例:バレンタインデーのテーブルデコレーションなど)

広告の目的に応じてキーワードをグループ化することが重要です。そうすれば、キーワード、入力額や予算測定の絞り込みをすることができます。

キーワードの具体性だけでなく、キーワードのマッチタイプも重要です。これにより、入力したキーワードがお客様の商品検索にどれだけ近いかが決まります。以下の3つのオプションが表示されます。

  • 部分一致: これらの最も制限の少ない部分一致キーワードは、トラフィック露出度が最も高くなります。認知度を高めることや、購入者がどのように商品を見つけているかについてインサイトを得るのに最適です。部分一致を使用すると、購入者が検索閲覧するワードや語順に関わりなく、広告が表示されます。これらは一般的なキーワードに適しており、より高い入札額が期待できます。
  • フレーズ一致: やや限定的なフレーズ一致キーワードは、ロングテールキーワード戦略(より具体的なキーワード)に適しており、検討やコンバージョンの促進に役立ちます。
  • 完全一致: 最も限定的で正確な完全一致キーワードは、コンバージョン率を高めるのに適しています。パフォーマンスのよい商品検索ワードをリサーチし追加してください。入札額を下げることになりトラフィックが減少するかもしれませんが、関連性は高くなることがあります。

キーワードターゲティングに追加するキーワードに明確な数はありませんが、最低でも25ワード使用することをおすすめします。具体性の高いキーワードと目標に合ったマッチタイプを組み合わせることで、キーワードターゲティング戦略を成功に導くことができます。

マッチタイプの設定方法について この動画を視聴してください。

キーワードマッチタイプの使用

キーワードマッチタイプの使用方法(30分)。 キーワードマッチタイプは、広告の掲載場所を管理するのに役立ちます。学習コンソール(アカウントが必要)にアクセスして、キャンペーンマネージャーで追加する方法を確認してください。

ステップ3: キーワード戦略を最適化する

キーワードターゲティングは、「設定したら終わり」というようなものではありません。キャンペーンを2週間ほど行ったなら、キーワードターゲティングの最適化について十分な情報を得ることができるはずです。

キーワード戦略の改善と最適化には、マッチタイプの絞り込み、新しいキーワードの追加、除外キーワードターゲットの追加という3つの方法があります。

マッチタイプを絞り込むには、キャンペーンマネージャーで、広告費用対効果(ROAS)の高さや、広告費売上高比率(ACOS)の低さなど、どのキーワードやマッチタイプが成果を上げているかを確認してください。特定のマッチタイプのキーワードを使用した目標達成度が低かった場合には、それを一時停止することができます。

新しいキーワードを追加するには、検索ワードレポートをチェックして、購入者がどのように商品を閲覧しているかを確認し、完全一致で目標に一致する成果の高いキーワードを追加してください。

除外キーワードを追加するには、広告を表示させたくない商品検索がないか検討してください。高級品を宣伝する場合、「安い」や「安価」などの商品検索は、購入者にとって関連性が低い可能性があります。また、結果が得られない検索ワードレポートから任意のものを追加できます。除外キーワード戦略は、広告の関連性を高めることができます。また、予算を管理し、洗練されたキーワードターゲティング戦略を実現するのにも役立ちます。

詳しく学べるおすすめのオンラインセミナー:

キーワード戦略の最適化

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除外ターゲティングでキャンペーンを最適化する

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やり方が分かるおすすめビデオ:

キャンペーンに除外キーワードを追加する

キャンペーンに除外キーワードを追加する方法(30分)。 除外キーワードは、関連性の低いまたはパフォーマンスの低いお客様の商品検索に広告が表示されないようにするのに役立ちます。キャンペーンに除外キーワードを追加する方法については、学習コンソール(アカウントが必要)で簡単に確認できます。

こうしたステップを踏みながら、キーワードのターゲティング戦略を改善させることは、目標に沿ったキャンペーンを成功させるのに役立ちます。

これらの基本的な学習リソースをチェックして、私たちと一緒に学び続けましょう。オンラインセミナーでお会いできることを楽しみにしています。

1 Amazon Internalデータ、グローバル、2019年6月1日~2021年7月30日