Sellicsがブランドの成長を支援するスポンサープロダクト広告戦略を公開

2022年5月20日 | 投稿者: Gabriella Kursman、マーケティングマネージャー

共同創設者兼CEOの顔写真

Franz Jordan、Sellicsの共同創設者兼CEO

Sellicsは、クライアントがAmazon Adsでの広告パフォーマンスを向上させ、ビジネスの成長につなげることができるよう支援するソフトウェアおよびサービスプロバイダーです。Sellicsでは、広告と最適化のための革新的なオールインワンソリューションと、マーケティングの専門知識および高度なクリック課金制(PPC)サービスとを組み合わせ、Amazonで出品されるブランド商品のデジタルキャンペーンを成功に導く支援をします。

Amazon Adsでは、Sellicsの共同創設者兼CEOであるFranz Jordanにインタビューを行い、ブランドが顧客にリーチしてそのつながりを深めるのに役立つスポンサープロダクト広告キャンペーンを設定する上での推奨事項を語ってもらいました。

スポンサープロダクト広告に対するSellicsのアプローチについてお聞かせください。ブランドのパフォーマンスを最適化するためのヒントは何ですか?

まず、スポンサープロダクト広告は最も重要な広告フォーマットの1つであると考えています。そのため、広告主は十分に考え抜かれた戦略を立てる必要があります。スポンサープロダクト広告は非常に多様であり、ターゲティングオプションが複雑になることもあります。そのため、キャンペーンの最適化は非常に綿密に行うことが不可欠です。

私たちは、広告主が高い成果を生み出すキャンペーンを行うためには、明確な目標を持つことが重要だと考えています。目標は新商品発売時のように、売上やインプレッションを最大化することなのでしょうか、それとも一定の利益を上げることなのでしょうか。 この質問に対する明確な答えは、広告主が意思決定をする際の助けとなり、進捗を確認することも可能になります。そのためには、キャンペーンの目標となるACOS(売上高広告費比率)を選ぶことをお勧めします。

次に、目標に向けた進捗を追跡し、成長のチャンスがある分野を体系的に特定することをお勧めします。私たちが提供する無料のツールでは、KPIの前月比の変化や、最大のパフォーマンス推進要因となっている商品を示すことができるため、何が成果を上げているか、どこに改善の余地があるかを確認することができます。

スポンサープロダクト広告キャンペーンの設定に関するベストプラクティスは何ですか?

Amazon Adsのスポンサープロダクト広告ソリューションには、2つのキャンペーンタイプ(自動と手動)といくつかのターゲティングオプション(異なるマッチタイプのキーワード、ASINターゲティング、カテゴリーターゲティング)があり、私たちはキャンペーンの最適化に必要な労力を最小限に抑えつつ、正確かつ効率的に広告を運用するキャンペーン構造を構築するためにこれらのすべてを組み合わせることをお勧めしています。

推奨するベストプラクティスの設定は、3つのキャンペーンと5つの広告グループから成り、次のように構成されています。

  • 1つの自動広告グループを含む1つの自動キャンペーン
  • 2つの広告グループ(1つは部分一致、1つは完全一致)を含む1つの手動キャンペーン
  • 2つの広告グループ(1つはASINターゲティング用、1つはカテゴリーターゲティング用)を含む1つの手動キャンペーン。

さまざまなキャンペーンタイプとターゲティングタイプを組み合わせることで、各タイプの利点を活用し、単一のターゲティングタイプのみを使用した場合に生じる可能性のある制限を克服することができます。ベストプラクティスのスポンサープロダクト広告キャンペーン構造には、各キャンペーンと広告グループに、キャンペーン全体の効果に寄与する独自の機能があります。

  • 自動キャンペーンでは、商品とキーワードのターゲティングリサーチが自動的に実行されます。
  • 次に、これらのターゲットは、手動キャンペーンと広告グループ(部分一致キーワードまたはカテゴリーターゲティング)で絞り込まれます。
  • 上位のターゲティングセグメントのみが、完全一致キーワードまたはASIN広告グループという、最も制御度の高い広告グループに追加されます。

スポンサープロダクト広告キャンペーンを最適化したい広告主に推奨するものは何ですか?

私たちが推奨する最も重要な4つのことは、キーワードと商品のソーシング、除外ターゲティングの追加入札額の最適化、進捗状況の追跡です。いずれも比較的簡単にできることですが、前述したように、重要なことは、最適化について非常に系統的で一貫性があることです。そして、それを定期的に行うことです。

キーワードと商品のソーシングと除外ターゲティングの追加については、期待できるターゲットが優先され、期待できないターゲットが除外されるようにするために必要な3つのことがあります。

  • 収益性の高いキーワードとASINを、リーチの広い広告グループまたはキャンペーンから、より厳密にターゲットを絞ったキャンペーンに移動させ、微調整できるようにします。例:
  • これらの収益性の高いキーワードとASINを除外キーワードとしてソース広告グループまたはキャンペーンに追加して、それらへのトラフィックを停止することを検討してください。これにより、そのキーワードまたはASINに対するすべてのトラフィックが1つの広告グループやキャンペーンを経由し、すべてのパフォーマンスデータが1つの場所に集約されます。
  • 定期的にチェックインして、コンバージョンを伴わずにクリック数を生み出している、キャンペーンにおけるキーワードとASINを把握し、除外キーワード/ASINとして追加します。
  • パフォーマンスの高いキーワードとASINは、スポンサーブランド広告スポンサーディスプレイ広告のキャンペーンにも移行できます。

入札額の調整:目標とするACOSを確実に達成するには、入札額を定期的に調整することが不可欠です。入札額が少なすぎると、潜在的な価値のある掲載枠や販売機会を逃す可能性があります。入札額が多すぎると、目標とするACOSに到達するのが難しくなり、期待する利益率に到達できなくなります。目標値を下回っているか上回っているかに応じて体系的に入札額を増減できるように、明確で現実的なACOSを設定することが非常に重要です。

最適化についての最後の推奨事項は、経時的に進捗を追跡して、目標を達成するための正しい方法をとっていることを確認することです。これは手動で行うことも可能ですが、当社の無料の分析ツールを利用して必要な情報を抽出し、現在の状況や成長の可能性が最も高いところを把握する上で役立てることをお勧めします。

読者に知ってもらいたいことは他にありますか?

読者の皆様には、スポンサープロダクト広告キャンペーンがいかに効果があり、汎用性が高いか、そしてその汎用性を生かすには、系統的かつ定期的に最適化された高度なキャンペーン設定が重要であることを覚えておいていただきたいと思います。

今すぐスポンサープロダクト広告を始める。