新機能のお知らせ
Amazon DSPマルチシグナルキーワードターゲティングによるパフォーマンスの向上
2025年11月11日
新着情報
Amazon DSP（ADSP）のマルチシグナルキーワードターゲティングでは、コンテキストのみのターゲティングを強化することで、世界中の広告主様がキーワードの広告ラインのリーチを拡大し、パフォーマンスを向上させることができます。この新機能により、広告主様は自由形式のキーワードを使用して、既存のコンテキストシグナルとAmazonの行動ショッピングシグナルを1つの広告ラインで組み合わせられるようになります。Amazonおよびサードパーティの広告在庫で利用できるマルチシグナルキーワードターゲティングは、コンテキストの関連性とAmazon独自の行動シグナルを組み合わせることで、より高い成果を実現します。
ADSP広告主様は、Rodeo UIを使用してキーワードターゲティング広告ラインを作成または更新できます。ラインアイテム設定ページで、ターゲットセクションに移動し、キーワードオプションの横にある「変更」を選択します。
キーワードウィンドウで、推奨事項（Amazonの検索クエリ、商品詳細ページ、およびサードパーティのサイトに基づく）からキーワードやキーフレーズを選択するか、自分で入力して追加し、選択内容を保存します。デフォルトでは、広告ラインはコンテキストシグナルと行動シグナルの両方を使用してターゲティングされます。広告主様は、チェックボックスを選択することで、ターゲティングをコンテキストシグナルのみに制限できます。
重要である理由
現在、ADSP広告主様は、自由形式のキーワードまたはフレーズを使用してコンテンツをターゲティングすることで、キーワードターゲティングを効果的に活用し、関連性の高いオーディエンスにリーチしています。コンテキストターゲティングは引き続き高いパフォーマンスを発揮していますが、この機能をマルチシグナルキーワードターゲティングでさらに強化しています。この新機能は、実績のあるコンテキストの関連性と、同じキーワードに基づくAmazon独自の行動シグナルを組み合わせたものです。これにより、広告主様はキャンペーンの設定を効率化し、両方のターゲティング手法を1つで活用できるようになります。初期の結果では、この統合アプローチにより、CTR、DPVR、ROASなどの主要なミッドファネルからロワーファネル指標が改善されることが示されています。
機能の対象地域
- 北米： 米国、カナダ、メキシコ
- 南米： ブラジル
- ヨーロッパ： 英国、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、ベルギー、スイス、ポーランド、オーストリア、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイルランド、デンマーク、ルクセンブルク
- 中東： イスラエル、エジプト、トルコ、モロッコ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、バーレーン、クウェート
- アジア太平洋： オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、インド、シンガポール
利用対象者
- セルフサービス
API固有：
ユニバーサルターゲティング：
- ターゲットの作成：/dsp/v1/targets
- リストターゲット：/dsp/v1/targets/list
- ターゲットの削除：/dsp/v1/targets/deleteByObject