スポンサープロダクト広告のベストプラクティス
キャンペーンを最大限に活用するのに役立つ成功のポイント
このガイドで取り上げるテーマは次のとおりです
— Empire Case、創設者、William Land氏新商品を宣伝するなら、消費者の目に付きやすい場所に表示しましょう。スポンサープロダクト広告は、店頭に商品を並べるようなものです。
興味を持ったお客様に商品を発見してもらうには、適切な場所に適切なタイミングで商品を表示しなければいけません。スポンサープロダクト広告は、Amazon内でショッピング中のお客様に関連性の高い広告を表示することができます。これにより、貴社と類似する商品を探しているお客様と貴社をつなげることができます。
スポンサープロダクト広告では、広告のターゲティングや支出などを管理することができます。本ガイドでは、広告主様特有のビジネスニーズに基づいて広告パフォーマンスの向上に役立つ利用可能なオプションについてご紹介します。
本ガイドは、スポンサープロダクト広告キャンペーンをすでに実施しており、キャンペーンパフォーマンスの最適化を希望している初級および中級レベルの広告主様に最適です。
キャンペーンの作成は初めてですか?
広告を開始していない場合は、新規広告主様のためのサクセスガイドで補足情報を得ることをおすすめします。
スポンサープロダクト広告とは?また、利用する利点とは?
スポンサープロダクト広告で効果的に商品をアピールしましょう。
視認性が高く、コンテキストとの関連性が高い
商品検索結果ページおよび商品ページに表示される広告を利用することにより、Amazonに出品している商品をお客様が見つけて、購入しやすくするのに役立ちます。
スポンサープロダクト広告の作成にかかる時間はわずか数分で、ターゲティング、入札、予算設定などの柔軟なオプションも利用可能です。広告掲載の経験は必要ありません。
概要
- シンプルなキャンペーン作成により、広告掲載を数分で開始する
- 広告掲載したい商品を選択する
- オートターゲティングまたはマニュアルターゲティング(キーワードまたは商品*)を利用する
- 予算を設定する
- 支払いの発生は、お客様が広告をクリックした場合のみ
- 買い物客を商品詳細ページに直接誘導する
- 一部のマーケットプレイスでは、特定のプロダクトや機能をご利用いただけない場合があります。
商品と商品詳細ページの最適化を行う
出品商品の改善に役立つ8つのポイント。
商品および商品詳細ページ
買い物客が広告をクリックすると、商品詳細ページが表示されます。
そのため、商品情報の品質を意識することが大切です。商品詳細ページは、広告パフォーマンスや売上に直接影響を与える可能性があります。
簡単に改善できる以下のポイントを検討して、適切なお客様に広告を表示させるのに役立てましょう。これにより、商品詳細ページで働きかけて、適切な情報を提供して購入を促すことができます。
- 商品が、おすすめ出品として表示されていることを確認する
- 商品をリーズナブルな価格に保つ
- 商品の在庫があることを確認する
- 説得力のある商品名をつける
- カスタマーレビューで高評価を受けている商品を選ぶ
- 高画質でズーム可能な画像を4枚以上掲載する
- 箇条書きを3点以上含める
- 商品詳細ページを商品紹介コンテンツ(A+)で強化する
おすすめ出品は、お客様が商品をカートに追加したり、すぐに購入したりできる商品詳細ページの一部分です。認知度や売上の向上に役立てるには、定期的におすすめ商品として表示される商品を選択することをおすすめします。商品がおすすめ商品に表示されている頻度は、ビジネスレポートより確認できます。競争力のある商品価格を設定して、おすすめ出品に表示されるチャンスの向上を狙いましょう。
商品を魅力的な価格で提供すると、買い物客は広告をクリックし、購入意欲を高める可能性があります。
商品がおすすめ出品として表示され、広告の掲載資格を得るためには、在庫がなければなりません。すぐに品切れになる傾向がある商品については、対策を講じることをおすすめします。
十分な情報が伝わる、読みやすい商品名をつければ、買い物客が商品の主な情報をすばやく把握できます。商品名の長さは60文字程度がおすすめです。
カスタマーレビューが5つ以上あり、評価の星の数が3.5以上の商品の広告掲載をおすすめします。
画像は、商品をさまざまな角度から写して、重要な詳細を強調することができます。画像の高さまたは幅を少なくとも1000ピクセルで用意してAmazonのズーム機能を有効にし、お客様が商品を細部まで見られるようにしましょう。
箇条書きを加えることで、商品の主な特徴の概要を買い物客に分かりやすく示すことができます。商品の内容、用途、寸法、使用上の注意点、対象年齢、スキルレベル、原産国などを含めることを検討しましょう
Amazonブランド登録に登録されている出品者様やお取引会社様にご利用いただける商品紹介コンテンツ(A+)では、高画質画像、テキスト掲載枠、ストーリーで商品の特徴を紹介できます。
— 広告主様、David氏出品商品を作成するということは、ブランドや商品のストーリーを創造するということです。Amazon内では、まず目で見て買い物をするからです。お客様は画像やタイトルを見て、購入を検討しているものかどうかを確認します。商品詳細ページでは、[出品者様] が商品を購入すべき理由をお客様にアピールできます。お客様に効果的なストーリーを伝えましょう。
出品者様の場合:
セラーセントラルで商品の改善を始めましょう。
お取引会社様の場合:
ベンダーセントラルで商品の改善を始めましょう。
オートターゲティングから始める
Amazonがキャンペーンのターゲット設定を行います。
オートターゲティング
スポンサープロダクト広告キャンペーンでは、オートターゲティング、およびマニュアルターゲティング(キーワードと商品)を提供しています。また、両方のターゲティングオプションで選択できる除外ターゲティングも利用可能です。
さまざまなキャンペーンをまとめて実施することをおすすめします。これにより、広告がお客様に表示される機会を増やすことに役立ちます。また、広告主様の商品にどの機能が最適かを把握することにも役立ちます。
オートターゲティングは、広告を始めるための一番簡単な方法です。Amazonがキーワードや商品と広告を一致させ、広告主様の時間を節約すると同時に、重要なインサイトを提供します。
また、キャンペーンの目標達成に向けて、4種類のオートターゲティングのマッチタイプを使用することもできます。この設定はキャンペーンの作成中または作成後に行えます。
マッチタイプ | 説明 | 例 |
---|---|---|
ほぼ一致 | 購入者の商品検索ワードが広告の商品とほぼ一致する場合、広告が表示されます。 | たとえば、広告主様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」であり、お客様が「コットンシーツ」や「400カウントシーツ」などの商品検索ワードを使用した場合、広告が表示されます。 |
おおまか一致 | 購入者の商品検索ワードが広告の商品とほぼ一致する場合、広告が表示されます。 | たとえば、広告主様の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」であり、お客様が「ベッドシーツ」や「クイーンサイズコットンシーツ」などの商品検索ワードを使用した場合、広告が表示されます。 |
代替商品 | 購入者が広告主様のものと類似する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に広告が表示されます。 | 貴社の商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、「300カウントコットンシーツ」や「クイーン400カウントシーツ」などを含む商品詳細ページに広告が表示されます。 |
補完商品 | 広告主様の商品を補完する商品の商品詳細ページを閲覧している購入者に、広告が表示されます。 | たとえば、商品が「ドップラー400カウントコットンシーツ」の場合、「クイーンサイズの掛け布団」や「羽毛枕」を含む商品詳細ページに広告が表示されます。 |
— Netrush、広告主様、Sara Davis氏私たちは常にオートターゲティングキャンペーンから始めるのが良いと思っています。これは効果的なキーワードを収集するための素晴らしい方法です。収集したキーワードから目標に沿ったものを特定し、マニュアルターゲティングキャンペーンにそれらを追加してキーワードレベルでの最適化を行うことができます。
マニュアルターゲティングを使用する
キャンペーンをより細かく微調整できます。
マニュアルターゲティング
スポンサープロダクト広告でご利用いただけるもうひとつのターゲティングオプションは、マニュアルターゲティングです。マニュアルターゲティングでは、キャンペーン設定をさらに細かくコントロールすることができます。
では、マニュアルターゲティングは広告主様の広告活動にどのように役立つのでしょうか?
マニュアルターゲティングは、オートキャンペーンを補完するものと捉えていただくと良いでしょう。
オートキャンペーンを数週間実施すると、広告主様のキャンペーンにはインサイトが蓄積され、どの商品検索ワードが売上につながっているかが把握できるようになります。このインサイトをマニュアルキャンペーンで活用することにより、ターゲティングを微調整して売上の促進に役立てることができます。
マニュアルターゲティングは次の2つのカテゴリーに分類されます。
キーワードターゲティング
お客様が商品を検索するために使用している商品検索ワードが分かっている場合は、キーワードターゲティングを使用します。Amazonは、キーワードが購入者の商品検索ワードと一致した際に広告を表示します。
ポイント
- キャンペーンにキーワードを30個以上追加する: こうすると広告が表示される機会を増やすことができます。
- 推奨キーワードを使用する: キャンペーン作成時に提示された推奨事項を活用しましょう。オートターゲティングキャンペーンでより多くのインサイトを得ることもできます。
- 部分一致から始める: これにより、広告の露出度を最大限に引き上げ、買い物客がどのように商品を見つけているかに関するインサイトを得るのに役立ちます。
- パフォーマンスを確認し、最適化する: キャンペーンを2週間以上実施した後、「検索ワードレポート」をチェックして、最も多くのクリックと売上を生み出している商品検索ワードを見つけます。このような具体的なキーワードをフレーズ一致または完全一致でキャンペーンに追加することで、効果的なキーワードに重点的に投資できます。
商品ターゲティング
広告主様の商品と類似している、あるいは補完的である商品やカテゴリーを広告のターゲットに設定するには、商品ターゲティングを使用します。このターゲティング方法を使用すると、商品検索結果ページや商品詳細ページに広告が表示されるタイミングと位置をより細かく管理できます。
ポイント
- パフォーマンスの高い商品をターゲットに設定し、売上促進に役立てる: 「検索ワードレポート」をダウンロードして、最もパフォーマンスの高い商品を特定し、マニュアル商品ターゲティングキャンペーンでそれらの商品をターゲットにします。
- カテゴリーターゲティングを使用して新商品の認知度向上に役立てる: プロモーションしたい新商品のカテゴリーを選択します。これにより、貴社と類似する商品すべてをターゲットに設定することができます。
- 自社の商品ページをターゲットに設定して、商品ラインアップを紹介する: 自社商品をターゲットに設定し、入札額を上げることで、商品ページでの自社の商品ラインアップの露出を高めるのに役立ちます。
除外ターゲティングを含める
オーディエンスを絞り込み、ROASの向上に役立てましょう。
除外ターゲティング
除外する商品やブランドをキャンペーンに追加すると、パフォーマンス目標に貢献していない特定の商品検索結果や商品詳細ページに広告が表示されなくなります。これは、オーディエンスを絞り込み、広告費用対効果(ROAS)を向上させるのに役立ちます。
どこから始めるべきか分からない場合は、 以下を把握することから始めましょう。
- クリック数が多いものの、売上がない(または少ない)ASINとブランド
- 広告主様にとって補完的ではないASINとブランド
例:
カメラレンズの広告を掲載しているとします。広告目標は補完商品の近くに広告を表示することですが、互換性のないカメラのそばに広告が表示されていることが分かりました。除外するASINとしてこのカメラを追加することで、この商品に対して広告が表示されないようにして、不要な掲載枠への支払いを避けることができます。
広告を始める3つの手順:
- キャンペーンマネージャーに移動します。
- キャンペーンと広告グループを選択し、除外ターゲティングセクションに移動します。
- 除外キーワードのターゲットの場合は「キーワードを追加」を、除外商品/ブランドターゲットの場合は「除外」をクリックします。
予算と入札額を管理する
支出を管理する方法を学びましょう。
スポンサープロダクト広告では、予算と入札額を広告主様自ら選択することで常に広告費を管理できます。以下のオプションをご確認ください。
1日の予算を選択する
推奨される1日の最低予算は、10米ドルまたは他の通貨での同等額です。10米ドル以上を選択すると、1日中いつでもお客様が買い物する可能性のあるときに広告を掲載し続けるのに役立ちます。予算はいつでも柔軟に調整できます。
予算を設定する
オートターゲティングキャンペーンの場合、1つの入札額の初期値を設定することも、ターゲティンググループ(ほぼ一致、おおまか一致、代替商品、補完商品)ごとに入札額を設定することもできます。より効果的に入札するのに役立つように、推奨入札額は最近表示を獲得した類似する広告の入札額のグループに基づいて提示されます。
キーワードおよび商品ターゲティングキャンペーンの場合、キーワード、商品、カテゴリーごとに異なる入札額を設定できます。それぞれに推奨入札額と入札範囲が提示されるので、広告を始める際に役立ちます。その際、支払ってもよい上限入札額を設定します。
入札戦略を絞り込む
すべてのキャンペーンについて、キャンペーンの入札戦略を選択し、広告のクリックに対する支払い方法を選択してください。「動的な入札 - アップとダウン」または「動的な入札 - ダウンのみ」を使うと、販売につながる可能性が高いまたは低い場合、入札額がリアルタイムで調整(最大100%)されます。または、決まった金額を使う場合は「固定入札額」を選択してください。
広告が表示される場所をより細かく管理したい場合は、掲載枠ごとの入札額の調整を使用します。入札額を最大900%上げることができるため、検索結果ページの上位(最初のページ)や商品ページの掲載枠での競争力を維持することができます。
- Gordie Murphy氏、広告主様、Fishoholic初めて利用する場合は、予算内で「広告を掲載」しましょう。合理的な予算を組むことを心がけましょう。当社でもそのようにしています。数値的データは、当社のビジネスはもちろん、ビジネスの成長にも非常に重要です。
パフォーマンスを測定する
レポートについて理解し、パフォーマンスを把握しましょう。
スポンサープロダクト広告は、新商品の認知度を高めたり、季節関連の商品をプロモーションしたり、ベストセラー商品に対する需要をさらに創出したりするなど、さまざまな目標を達成するのに役立ちます。
Amazonが提供しているさまざまなレポートは、キャンペーンパフォーマンスを把握し、成功を測定するのに役立ちます。
検索ワードレポート:
これは、Amazonでお客様が実際に使用した商品検索ワードのうち、広告主様の広告を1回以上クリックすることにつながったものを把握するためのリソースです。キーワードターゲティングを使用して、コンバージョン率の高い商品検索ワードをキャンペーンに追加します。
ターゲティングレポート:
このレポートでは、1回以上のインプレッションを獲得したすべてのキャンペーンのキーワードや商品の売上指標を確認できます。これを利用し、ターゲティングが効果的に行われているかを確認できます。これらのインサイトを使用して、入札額を調整し、キーワードや商品のターゲットを拡大できます。
広告商品レポート:
広告対象商品の売上およびパフォーマンス指標を確認して、一定期間内の各商品のパフォーマンスを確認できます。戦略を改善するため、売上や広告費用対効果(ROAS)が低いものを探します。
広告枠レポート:
このレポートでは、Amazon内の他の掲載枠と比較して、検索結果上部の掲載枠に表示される広告のパフォーマンスに関するインサイトを確認できます。結果に基づき、掲載枠ごとの入札額の調整を使用して掲載枠に影響を与えることができます。
期間別パフォーマンスレポート:
クリック数と費用の概要を使用して、一定期間における平均クリック単価と時間の経過に伴う合計支出額の変化を確認できます。
レポートスポットライト: 検索ワードレポート
キャンペーンを最適化するための検索ワードレポートの使用方法
以下のとおり、レポート内でキーワードを3つのカテゴリーに振り分けて、推奨アクションを実行してみましょう。
カテゴリー | 説明 | 推奨されるアクション |
---|---|---|
A | 目標広告費用対効果(ROAS)を上回るコンバージョンが発生している商品検索ワード | これらをキーワードとして、マニュアルターゲティングキャンペーンに追加します。 |
B | コンバージョンが発生しておらず、広告費がアクション単価(CPA)目標を上回る商品検索ワード* | これらのキーワードをキャンペーンから削除するか、除外キーワードに設定して、キャンペーンパフォーマンスを改善します。 |
C | コンバージョンが発生していないものの、広告費がアクション単価(CPA)目標内に収まっている商品検索ワード* | キャンペーンではそのままにして、キーワードのパフォーマンスを引き続き監視します。 |
*商品検索ワードのCPAは、広告費を注文された商品点数の合計で割った数値です。
— Superior Labs、広告主様、Mason Thomas氏週の終わりにレポートを分析して、何が売れたかなどの詳細を確認しています。これにより、何が損失を生んでいるのか、あまり必要性がないキーワードはどれかといったことが分かります。
ローンチ後のプラン
最初の1か月に弾みをつけるのに役立つ30日間のローンチプランに着手する
このローンチプランには広告の基本事項が含まれており、最初の月に行うことが推奨されるアクションを補足するものです。これは、Amazon Adsでの長期的な成功に役立ちます。
始めるにあたって学んでおくと役立つ広告の基本事項をいくつかご紹介します。
- パフォーマンスのモニタリング方法を知る
- 露出の向上に役立つ3つの方法を探る
- より訴求力のある商品詳細ページを作成する
基本事項を理解したら、推奨されるアクションを実行してパフォーマンスをさらに向上させるのに役立てましょう。
当社ではインサイトを活用して、初めて実行する場合により高いパフォーマンスが得られる可能性が高いアクションを特定しています。
- 終了日を設定しない
- 少なくとも2点のおすすめ商品を広告に掲載する
- 「動的な入札 - ダウンのみ」を設定する
- 「動的な入札 - アップとダウン」を設定する
- 1日の予算を調整する
- 入札額を調整する
- キーワードターゲティングキャンペーンを作成する
- 部分一致タイプを使用する
- 完全一致タイプを使用する
- フレーズ一致タイプを使用する
- 除外キーワードを追加する
- 商品ターゲティングキャンペーンを作成する
- 除外商品を追加する
始めるための広告の基本
パフォーマンスのモニタリング方法を知る
最初の1週間は、指標(特にインプレッション数、クリック数、売上)を週に2回以上モニタリングし、改善すべき領域を見つけることをおすすめします。詳細はこちらをご覧ください。
インプレッション数
インプレッション指標とは、広告が表示された回数です。まずは、キャンペーンのインプレッションをモニタリングし、広告がお客様に表示されていることを確認します。広告がクリックされなければ、請求は発生しません。
クリック数
クリック指標とは、広告がクリックされた回数です。クリック数をモニタリングして、広告対象商品の商品詳細ページの閲覧数が広告によって増えていることを確認します。また、クリック単価(CPC=支出/クリック数)指標を参照して、入札額を調整することもできます。
売上
売上は、広告に起因する商品の売上金額の合計です。お客様が広告をクリックした後に、広告掲載されている商品の購入を行うと、その売上は広告キャンペーンによる売上とみなされます。広告費用対効果(ROAS=売上/支出)も確認して、キャンペーンの費用対効果を測定することができます。
露出度を高めるのに役立つ3つの方法
広告の露出度を高めると、Amazon内でより多くのお客様が商品を見つけるのに役立ちます。広告に投資しているのですから、その投資を有効に活用する方法を学びましょう。
#1 予算を調整する
1日を通して広告を表示し続けるために、頻繁に予算が不足したり予算上限に近づいたりするキャンペーンについては、1日の予算を増やすことを検討しましょう。また、業績が低下しているキャンペーンやビジネス目標への貢献度が低いキャンペーンの予算を下げ、全体的な予算のバランスをとることも可能です。詳細はこちらをご覧ください。
#2 入札額を上げる
スポンサー広告では、オークション形式でお客様に表示する広告を決定するため、競争力のある入札額を設定することで、トラフィックの多い商品検索用語のオークションで落札するのに役立ちます。キャンペーンで十分なインプレッション数が得られない場合は、入札額の増加を検討しましょう。推奨入札額を参照して、金額を決定できます。詳細はこちらをご覧ください。
#3 動的な入札を設定する
キャンペーンでは予算を効率的に使うようにしましょう。動的な入札を使用すると、クリックが売上につながる可能性に応じて、Amazonがオークションの入札額をリアルタイムで変更します。詳細はこちらをご覧ください。
始めるための広告の基本
より訴求力のある商品詳細ページを作成する
本ガイドの「商品と商品詳細ページの最適化」セクションで説明したように、出品情報には、お客様がスクロールを停止して商品をクリックするよう促すのに役立ついくつかの特性があります。また、商品詳細ページには、その商品が自分に適したものかを購入者が知るのに役立つ情報が記載されています。最初の1週間で、これらの基本事項をしっかりと身につけるようにしましょう。
商品詳細ページを最適化する方法
説得力のある商品名をつける
商品名は、お客様が最初に目にする情報の1つです。明確で読みやすいタイトルは、商品に関する重要な事実をすばやく伝え、その商品が自分に適切かどうかを購入者が判断するのに役立ちます。タイトルは60文字程度にすることをおすすめします。
Primeマークを取得する
Primeマークを使用すると、世界中の1億5,000万人を超える有料会員にお急ぎ便に対応していることを示すことができます。フルフィルメント by Amazon(FBA)を使用してバッジの対象となることを検討してください。これは商品をより魅力的にするのに役立ちます。
高画質のズーム可能な画像でアピールする
高画質の画像は、訴求力があり、実用的でもあります。高解像度のズーム可能な画像を4枚以上含めることで、お客様が商品が提供する内容を素早く把握できるように支援します。ズーム機能を有効にするには、画像の高さまたは幅を少なくとも100ピクセルにします。
商品説明は、商品の魅力を伝える絶好の機会
常に商品説明を作成するよう心がけましょう。商品説明は商品の機能を詳細に伝えるだけでなく、ブランドの魅力と個性を伝える手段でもあり、お客様との間に深いつながりを形成するためのチャンスです。
商品詳細ページを改善する11の方法すべてについて詳しくは、広告用商品の改善に関するガイドをご覧ください。
30日間のローンチプラン:推奨されるアクション
推奨アクションとは、インサイトに基づく推奨事項であり、初めて実施する場合にはより高い成果につながる可能性があります。それぞれのアクションについて深く掘り下げていきましょう。
「終了日を設定しない」に設定: 終了日を設定しないでキャンペーンを常時掲載し、Amazon内で商品を閲覧しているお客様が商品を発見するのをサポートしましょう。
2点以上のおすすめ商品を広告に掲載する: 質の高い商品の広告掲載は、広告パフォーマンスや売上に良い影響を与える可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。
「動的な入札 - ダウンのみ」を設定する: 広告のコンバージョン率が低いオークションでは、Amazonが自動的に入札額を引き下げます。詳細はこちらをご覧ください。
1日の予算を調整する:
- 予算を増やす: 1日を通した広告掲載に役立てるため、1日の予算を常に確認し、頻繁に予算が不足したり予算上限に近づいたりしているキャンペーンについては、予算を増やすことを検討してください。
- 予算を減らす: これ以上の投資を必要としない、あるいは過剰な資金を投入している1日の予算を減らしてみてください。その予算を他のキャンペーンに再配分することで、目標のより効率的なサポートに役立つ可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。
入札額を調整する
- 入札額を上げる: キャンペーンとの関連性の高いキーワードへの入札額を増やすことで、商品への興味・関心を高めるのに役立ちます。
- 入札額を下げる: キャンペーンを常に確認し、多くの投資を必要としない、またはビジネス目標をサポートしていないキーワードや商品の入札額を引き下げることを検討してください。詳細はこちらをご覧ください。
「動的な入札 - アップとダウン」を設定する: Amazonは、広告のコンバージョンの可能性に応じて、入札額を自動的に上下に調整します。詳細はこちらをご覧ください。
マニュアル(キーワードまたは商品)ターゲティングキャンペーンを作成する: マニュアルターゲティングを使用すると、ビジネス目標に応じて、特定のキーワード、商品、カテゴリーを広告のターゲットに設定することができます。詳細はこちらをご覧ください。
部分一致を使用する: 部分一致のキーワードをキャンペーンに使用して、広告が受け取るトラフィックの露出度を高めるのに役立てましょう。詳細はこちらをご覧ください。
完全一致を使用する: 完全一致のキーワードをキャンペーンに使用して、関連性の高いトラフィックを広告に誘導するのに役立てましょう。詳細はこちらをご覧ください。
フレーズ一致を使用する: キャンペーンでフレーズ一致のキーワードを使用すると、広告への関連性がより高いトラフィックを誘導するのに役立ちます。詳細はこちらをご覧ください。
除外キーワードを追加する: 広告目標と一致しない特定の商品検索結果や商品詳細ページに広告が表示されないようにします。詳細はこちらをご覧ください。
商品ターゲティングキャンペーンを作成する: マニュアルキャンペーンで商品ターゲティングを選択して、ビジネス目標に応じて特定の商品やカテゴリーをターゲットに設定できます。詳細はこちらをご覧ください。
除外商品を追加する: 広告目標と一致しない特定の商品検索結果や商品詳細ページに広告が表示されないようにします。詳細はこちらをご覧ください。
スポンサープロダクト広告の質問に対する回答
よくある質問が広告の改善に役立つかどうかを確認します。
一年を通じて商品の需要増加を狙うにはどうすればよいですか?
終了日を設定しないでキャンペーンを常時掲載することは、お客様がAmazon内でショッピングをする際にいつでも広告主様の商品を見つけられるようにするのに役立ちます。
大量に編集を行うにはどうすればよいですか?
一括操作を使用すると、複数のキャンペーンを一度に編集、最適化、および作成できるため、多くの変更を行う際に時間を節約できます。
異なる商品カテゴリーの広告を掲載するにはどうすればよいですか?
商品グループごとに別々のキャンペーンまたは広告グループを使用して、広告戦略を絞り込み、キーワードと予算を調整します。
まだキャンペーンを開始する準備ができていません。
キャンペーンを下書きとして保存し、後で戻って完成させましょう。
キャンペーンはどのように整理できますか?
ポートフォリオの作成を開始して、ブランド別、カテゴリー別、シーズン別、または任意の方法でキャンペーンを整理します。
ASINはどのようにグループ化すればよいですか?
1つのキャンペーンには同じカテゴリーのASINのみを含めます。選択した各商品が広告として表示されます。
- キーワードターゲティング、商品ターゲティング、および入札額は、広告グループ内のすべての商品に適用されるため、相互に関連性の高い商品を選択することをおすすめします。マニュアルターゲティングで広告グループを作成する場合は、できるだけ多くの類似商品を広告グループに追加することをおすすめします。
- 既存の広告グループにいつでも新商品を追加できます。商品を追加するには、広告グループを選択し、商品ページに移動します。[商品を追加する] をクリックすると、広告グループに追加できる対象商品のリストが表示されます。広告グループには、一度に1,000点の商品を追加できます。
- 同じカテゴリー内で価格帯とコンバージョンに基づいてASINをグループ化し、ROASのパフォーマンスが異なる商品を混在させないようにしてください。価格の高い商品の場合は、入札額を上げても高い費用対効果(ROAS)が期待できます。非常に価格の低い商品は低価格の入札を検討してください。
キャンペーンのROASの向上を狙うにはどうすればよいですか?
ROASは、総売上高を広告キャンペーンに費やした総額で割ることで算出されます。広告が売上の拡大に貢献していることを確認するには、この数字が高くなければなりません。
まず検索ワードレポートを確認して、売上とコンバージョン率を高めるキーワードや商品を特定します。さらに、それらの入札額を引き上げ、完全一致タイプとして追加し、最適化します。
また、売上高とコンバージョン率が低いキーワードや商品を特定し、入札額を下げます。
これは関連性の低いキーワードや商品をキャンペーンから除外するために除外ターゲティングの使用を検討する良い機会です。これにより、ブランドとの関連性が低い掲載枠に割り当てる予算を減らすことができます。
また、広告しているASINもチェックして、キャンペーンの目標に沿っていること、商品詳細ページが適切であることを確認してください。パフォーマンス確認後、目標に貢献していないASINを削除または一時停止し、最も成果を上げているASINの入札額を増やすことを検討してください。
売上がない、または低い場合、何をすべきですか?
最も説得力のある商品(おすすめ出品を表示し、素晴らしい商品詳細ページがある商品)を利用していることを確認してください。これらは、スポンサープロダクト広告戦略において非常に重要なことです。
まず、成功につなげるポイント1: 商品と商品詳細ページの最適化を行うセクションのガイドと照らし合わせながら商品の確認を行います。商品はおすすめ商品として頻繁に表示されていますか? 商品のレビューや評価は良いですか? 商品詳細ページの品質は、複数の画像、箇条書き、商品説明など、購入者のエンゲージメントに役立つものですか? 広告対象商品に、これらが不足している場合は、改善策を講じてください。または、キャンペーンからこれらの商品を削除し、この条件を満たす商品を追加することもできます。
インプレッションがない、または低い場合、何をすべきですか?
オートターゲティングのみを使用している場合、キャンペーン予算の引き上げおよび動的な入札(アップとダウン)を使用して入札額の初期値の調整を検討しましょう。これにより、インプレッション数、クリック数、および売上を伸ばすことを狙いましょう。
また、マニュアルターゲティングを試すこともできます。この方法を使用すると、ターゲティングの管理を強化したり、目標に基づいてキャンペーンを分割したり、広告費をより適切に管理したりできます。これは、優れたパフォーマンスを挙げているターゲットを入札する際の競争力を高めるのに役立ちます。
広告機会の拡大
他のセルフサービスソリューションを活用します。
次のステップを教えてください。 このガイドではスポンサープロダクト広告を中心にご説明を行いましたが、これは解決策のうちの1つにすぎません。スポンサープロダクト広告だけでなく、他の広告方法も考慮する必要があります。どうすれば最も良い影響を与えて、最大の効果につなげることができますか? すべての広告タイプを使用することで、より多くの買い物客にリーチして、メッセージを増幅させ、売上を増やす機会を得ることができます。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は、ブランドロゴ、カスタム見出し、および複数の商品を掲載できるカスタマイズ可能な広告です。これらの広告は商品検索結果ページや商品詳細ページ内の目立つ場所に表示され、類似商品を閲覧している買い物客が広告主様のブランドを見つけるのに役立ちます。
スポンサーディスプレイ広告
スポンサーディスプレイ広告では、数分でディスプレイ広告キャンペーンを作成し、お客様が時間を過ごす場所ならどこでも実施することができます。このタイプの広告は、商品の認知度や検討を高めるのに役立ちます。また、以前ブランドの商品を購入したお客様に再度働きかけるのに役立ちます。
一部のマーケットプレイスでは、特定のプロダクトや機能をご利用いただけない場合があります。
— Quiverr、広告主様、Daniel Tejeda氏スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告を組み合わせることは、二重にインプレッションを獲得でき、商品が購入される機会が増えるという意味で非常に価値があります。