事例

SEVEN BEAUTYは外部制作の動画広告でCPC11%減を達成し、成果を実感

SEVEN BEAUTYは外部制作の動画広告でCPC11%減を達成し、成果を実感

主な知見

11%

CPC: 2024年12月時点で対類似キャンペーン比11%減

5.2%

ACOS: 2024年12月時点で対類似キャンペーン比5.2%減

使用したソリューション

SEVEN BEAUTY株式会社(ブランド名: 7ESTHE)は、2000年に東京で設立された美容メーカーです。同社は、Amazon.co.jpの20以上のカテゴリーで商品を取り扱っています。フルフィルメント by Amazon(FBA)の利用を開始して出品者としての信頼性向上を図った後、2017年にAmazon Adsの掲載を開始して商品認知度と売上の向上を目指しました。

動画広告の戦略見直し

スポンサープロダクト広告スポンサーブランド広告ディスプレイ広告を抱き合わせで運用していた当社ですが、動画広告に関しては以前に自社制作のクリエイティブを使って試したものの成果を実感できず、2024年8月に初の試みとして外部の動画制作会社とタッグを組みました。

動画制作をアウトソーシングするメリット

SEVEN BEAUTY株式会社でEC事業を担当しているHirokazu Enomoto氏は、外部で動画制作を行うことの大きなメリットとして「動画制作のための人員を配置する必要がない」ことを強調しています。また、社内で制作された過度に手の込んだ動画も、外部のプロに依頼することで、客観的な視点を取り入れ、シンプルに作り直すことができました。

スポンサーブランド動画広告用の外部制作動画

quoteUpAmazonの動画広告では露出時間が短いため、(自社制作ではやっていなかった)静止画を組み合わせた動画でも動きをつければ他社広告と比較しても見劣りせず、むしろシンプルで見やすいと感じました。
– セブンビューティー株式会社、ECモール担当、榎本 浩樹氏

「唯一のデメリットは修正のスピード」と榎本氏は振り返りますが、しかし、キャンペーンの結果を踏まえると、多少の費用が発生したとしても、外部制作を継続して利用したいと考えています。

スポンサーブランド動画広告の広告キャンペーンの設定

広告に関する深い専門知識を活かして、同社はスポンサープロダクト広告で活用していた効果的なキーワードを使用して、次のようにキャンペーンを設定しました。

  • 1日の予算: スポンサープロダクト広告の予算の1/3
  • キャンペーンの目標: ページ訪問数、クリック単価(CPC)
  • 入札額: スポンサープロダクト広告の入札額の1/2から開始
  • リンク先: 商品詳細ページ
  • ターゲティング: キーワード(すべてのマッチタイプ)と商品ターゲティング(カテゴリー別)

成功指標として、ブランド新規顧客率、CPC、売上高広告費比率、(ACOS)コンバージョン率インプレッションを開始後にモニタリングしました。同社は、定期的にパフォーマンスを見直し、入札などの微調整を行いました。

結果

「広告掲載枠を増やすことは、商品認知度を高め、売上増加の可能性を促進するため、今後も動画広告を引き続き活用する予定です」とEnomoto氏は言います。この取り組みにより、重要なパフォーマンス指標であるCPCは、制作をアウトソーシングしなかった動画広告の47円に対し、23%減少しました。1 また、トラフィックの多いシーズンにも関わらず、ACOSは6.1%を維持しました。これは、他のキャンペーンの平均11.3%と比べて効果的でした。2

  • CPC 36円: 同様のキャンペーンと比較して11%削減*
  • ACOS 6.1%: 同様のキャンペーンと比較して5.2%削減*

出典

1~2 SEVEN BEAUTY株式会社による提供データ、日本、2024年12月。結果は、広告主様であるSEVEN BEAUTY株式会社のキャンペーンを反映したものであり、将来の成果を示すものではありません。