事例
m19 Japan、入札自動化と商品連動型広告でアスター・ワンの売上が569%増加
m19 Japanが、広告運用自動化ソリューションとキーワード戦略の拡充により、オリジナル商品のパフォーマンスを維持しつつ、アスター・ワンのリニューアル商品への移行を支援した事例をご紹介します。
主な知見
569%
自動運用により、リニューアル製品の広告売上が569%増加
102%
追加の広告費をかけずに、既存製品の売上が102%増加
533
広告費を増やすことなく、ノンブランド新規キーワードを533件獲得
目標
アスター・ワンは、革新的なクリームシャンプー「カミカ」で知られる日本の化粧品ブランドです。2012年にAmazonのストアで製品販売を開始して以来、同社はオンラインでの販売に注力してきました。当初は社内で広告運用を行い、オリジナル商品の安定した売上を基に継続的な顧客基盤を構築しました。しかし、オリジナル商品を改良したリニューアル商品の導入時、既存のお客様にリニューアル商品への切り替えを促すことが課題となりました。
この課題に対応するため、アスター・ワンはAmazon Standard Identification Number(ASIN)単位での詳細な広告設定と調整が必要であると認識しましたが、手動で行うのは時間がかかり、ミスも生じやすいという問題がありました。そこで同社は、検索エンジン最適化(SEO)を考慮しながら入札を自動調整するなど、Amazonでの売上最大化に向けた機能を備えた、AI活用型広告運用自動化サービスであるm19 Japan株式会社のm19ツールを導入しました。
アプローチ
m19 Japanはまず、スポンサープロダクト広告およびスポンサーブランド広告における非指名キーワードのバリエーション拡大に注力しました。アスター・ワンはこれまで、非指名キーワードでの成果が限られており、主に指名キーワードに依存していました。しかし、m19の自動化機能により、非指名キーワードと単一のASINを組み合わせた複数のペアを作成することが可能になりました。これらのペアに対してコンバージョンを予測し、日々の入札額を自動で調整することで、商品ごとの非指名キーワードの多様性が大幅に向上し、売上とROASの改善につながりました。
m19 Japanは、スポンサーディスプレイ広告のリマーケティング機能を活用し、オリジナル商品を閲覧しているお客様に対してリニューアル商品を表示する取り組みを実施しました。この戦略により、リニューアル商品の視認性が高まり、お客様が自然な流れで従来の商品から新商品へと移行するための導線を確立することができました。
「m19 Japanのm19ツールは、Amazon Adsにおいて最適なキャンペーン構造を自動で構築し、改善が難しい非指名キーワードのパフォーマンス拡大に非常に優れています。また、詳細かつ見やすいレポート機能により、成果が出ていない商品を簡単に特定・対応できる点も魅力です。」
—アスター・ワン モール事業部 部長 安原 丈晴氏
結果
m19の導入からわずか4か月で、アスター・ワンはリニューアル商品の広告売上を569%増加させることに成功しました。1さらに、コンバージョンした非指名キーワード数は9から533まで増加し、2指名キーワードのバリエーションも114から680に増加しましたが、3広告費売上高比率(ACOS)は上昇することなく運用できました。また、リニューアル商品に注力するためオリジナル商品の広告配信を大きく削減したにもかかわらず、オリジナル商品の売上も102%増加しました。4加えて、指名キーワード数は9から80に増加し、5ACOSは67%から20%へと大幅に改善しました。6
出典
1~6 m19 Japan提供データ、日本、2023~2024年。