Baci Peruginaのブランド想起とエンゲージメントの向上：Alexaを使用した初めての季節限定スポンサーシップ

Baci PeruginaはNestléが手掛けるイタリアの菓子ブランドです。その象徴的な製品の特徴は、各プラリネに短いロマンチックな詩のメモが包まれていることです。イタリアでは知名度も高く、Baci Peruginaはロマンチックなこと連想させるため、バレンタインデーは同社にとって最も盛り上がる季節イベントです。

Nestléは毎年このイベントに先立つ2週間にわたり、ブランド想起と顧客エンゲージメントを高めたいと考えています。2023年のバレンタインデーに向けて、NestléはBaci Peruginaのために記憶に残るキャンペーンを作り、顧客にはたらきかけたいと考えていました。

そこで、NestléはAmazon Adsと協力して史上初のAlexaを使った季節限定スポンサーシップを作成しました。ブランドを象徴するトーンに合わせて、バレンタインデーシーズンにお客様を喜ばせるフルファネルメディア戦略を実施しました。
Alexaチームは、NestléがBaci Perugina向けのAlexaスキルを開発するのを支援しました。お客様がAlexaに「Alexa、Bacioを開けて」と頼むたびに、Alexaはロマンチックなフレーズで応答し、ブランドの製品を宣伝しながら、バレンタインデーが近づいていることを知らせました。

Amazonの音声アシスタントは、最高に美しい名言を蘇らせ、お客様をロマンチックなインスピレーションの世界へと誘ったり、単に思いがけない方法で反応して、いつもとは違う「おはよう」で驚かせたりしました。
Alexaが読んだ文章の中には、英国の詩人エリザベス・ブラウニングの「I love you not only for what you are, but for what I am when I am with you（ありのままのあなたゆえにだけでなく、あなたと一緒にいるときのわたしのゆえに、あなたを愛している）」や、作家のフランシス・スコット・フィッツジェラルドの「You have a place in my heart no one else ever could have（あなたは私の心の中で他の誰も持つことのできない場所を占めている）」や、詩人ウォルト・ホイットマンの「We were together, I forget the rest（私たちは共に過ごした。ほかのことは記憶にない）」などがあり、お客様に楽しんでいただくことができました。

キャンペーン実施期間中、このAlexaスキルは45,000人以上のユニークユーザーに届き、17万4,000件を超えるBaci Peruginaの音声インタラクションが行われました。^[1]
さらに、このキャンペーンではAmazon DSPと音声広告を使用して、キャンペーンの認知度を高めるサポートをし、クリックスルー率（CTR）0.19%、商品詳細ページの閲覧率（DPVR）0.50%（現地のベンチマークより高い）で、480万以上のユニークユーザーにリーチしました。^[2]