ブランドがオーディエンスとのつながりの効果を測定するのに役立つ新しいブランドの効果測定ソリューション

2021年10月27日

私たちは、ブランドがオーディエンスとの本物のつながりを作り出すことがいかに重要であるかを知っています。また、ブランドが広告の効果性を測定できることがいかに重要であるかも知っています。

10月26日から10月27日にバーチャルで開催されたAmazon Adsの年次unBoxedカンファレンス中に、Amazon Adsの広告商品およびテクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるColleen Aubrey氏は、関連性の高いオーディエンスにリーチするだけでなくそれらのつながりの効果を測定することにより、広告主様がブランドマーケティングの目標を達成できるようAmazon Adsがサポートしているいくつかの方法について紹介しました。

日常的なブランドとのつながりの機会

「最近の調査では、米国の購入者の75%が、最終的にどこで購入するかにかかわらず、新しい商品やブランドを発見するためにAmazonを利用していると報告されています」1とAubreyはunboxedのバーチャルオーディエンスに語りました。「これは、Amazonのブランドには、非常に自然で日常的な方法でお客様とつながる機会があることを意味しています。」

これは、自宅の大画面TVから外出中のスマートフォンまで、オーディエンスがどこでエンゲージメントを深める選択をしようと、オーディエンスにリーチできるストリーミングTVなどのチャネルに特に当てはまります。日常生活の中でブランドの認知度を高める方法を見つけることは、有意義なオーディエンスとのつながりの機会をさらに開きます。

「しかし、日常的なつながりを作り出す機会は、パズルの一部にすぎません。ブランドにとって本当に役立つものにするためには、効果測定と組み合わせる必要があります」とAubreyは述べています。

Twitchのスポンサーディスプレイ広告キャンペーン

広告主様はスポンサーディスプレイ広告を使用して、お客様が時間を過ごすあらゆる場所で新しいオーディエンスにブランドのリーチを広げています。スポンサーディスプレイ広告は、Amazonの商品詳細ページ、Amazonのトップページ、インタラクティブなライブストリーミングサービスであるTwitch、数百万ものサードパーティのウェブサイトやモバイルアプリに表示されます。

Aubreyは、Amazon AdsがTwitchのスポンサーディスプレイ広告キャンペーンを拡大し、現在はライブストリームを含むようになったことを発表しました。スポンサーディスプレイ広告の広告主様は、視聴者がお気に入りのクリエイターを視聴したり、新しいコンテンツを探したりしている間に、視聴者にリーチできます。また、1日平均3,000万人以上のビジターがいるTwitchの視聴者は、ブランドのリーチ拡大に確かに貢献できます。

Aubreyは、スポンサーディスプレイ広告の掲載枠がTwitch視聴者のストリーミング体験を補完するものであると指摘しています。「これらの掲載枠は、Twitchライブストリームに組み込まれているだけではありません。コンテンツ体験の一部です」と語っています。

ブランドフォローとの長期的なつながり

ブランドフォローは、購入者とフォローすることを選択したブランドとの日常的なつながりを促進するのに役立つ機能です。お客様は、「フォロー」ボタンを使って、お気に入りのブランドとのつながりを保つことができます。このボタンは、ストアPostsAmazon Liveなど、Amazonのショッピング体験全体で利用できます。例えば、あるブランドをフォローすると、そのブランドがAmazon Liveでストリーミングを開始したときに、お客様はAmazonからモバイル通知を受信できたり、お客様がAmazonのトップページにアクセスした際に、フォローしているブランドのセールや新商品を確認できたりします。

「これまでのところ、お客様からのエンゲージメントにとても驚いています」とAubreyは述べています。「ストア内には、購入者とブランド間ですでに2,000万を超えるフォロー関係が存在しています」2

ブランド指標(ベータ版): お客様獲得の新たな視点

次に、Aubreyはブランド指標(ベータ版)を紹介しました。これは、マーケティング指標に新しいインサイトを加える機能です。 「ブランド指標は、Amazonストアでのブランドとの価値の高いショッピングエンゲージメントに基づいて、ブランドがパフォーマンスを数値化および最適化するのに役立ちます。ブランド指標(ベータ版)では、あらゆる規模のブランドにAmazonでのミッドファネルおよびアッパーファネルのパフォーマンスを評価する新しい方法を提供しています。」

1つの機能である「エンゲージメント収益率」は、お客様が12か月間にわたってブランドとのエンゲージメントを高めた後の平均売上を示します。これは、一般的な7日または14日間の売上アトリビューション期間外のショッピングエンゲージメントの価値をブランドが理解するのに役立ちます。

別の機能である「ブランド検索」は、選択したカテゴリーでブランドまたは商品を閲覧したが、それ以上はブランドとエンゲージメントを高めなかった購入者の数を数値化します。

健康補助食品ブランドのMaryRuth Organicsは、ブランド指標(ベータ版)で体験を共有しました。「ブランド指標は、広告パフォーマンスに関するユニークな視点を与えます」とマーケットプレイスディレクターのJay Hunter氏は述べています。「これはお客様獲得の視点を一変させ、商品の認知度を大きく高め、それがどのように購入につながるのかを正確に確認することを可能にしました」

Amazonブランドリフト(ベータ版)をさらに推し進める

次に、AubreyはAmazonブランドリフト(ベータ版)を紹介しました。これにより、Amazon DSPの広告主様はAmazon Shopper Panelのアンケート回答に基づいて、ブランドのマーケティング活動の成果を把握するのに役立つ調査を開始できます。

AubreyはAmazon Shopper Panelについて次のように説明しています。「昨年導入されたオプトインの招待制プログラムであり、参加者は、Amazon以外での購入の領収書を共有することを選択するか、スタンドアロンのモバイルアプリ内から短いアンケートを完了することで、毎月の報酬を獲得できます。」

彼女はまた、「過去1年間で、米国におけるパネリストのエンゲージメントの高いコミュニティは、毎月積極的に参加する人が20万人以上に増加しました。」3とも述べています。

「広告がどれほど進化してきたかについて考えて終わりにしたいと思います」とAubreyは語りました。「それはブランドがお客様の前に商品を表示する以上のものです。認知度、検討、コンバージョンを促進するだけではありません。これまでにないほど、広告はお客様の日常的な体験の一部となることができ、お客様が共感できるブランドを発見し、エンゲージメントを高めるサポートをしています」

unBoxedのトピック全文を掘り下げ、新しい広告やマーケティングツールについて詳しく知りましょう。また、Amazonの年次集会で取り上げられたその他のトレンドやアイデアについても理解を深めましょう。

1 Tinuiti、「The 2020 Amazon Shopper Survey」、米国、2020年
2 Amazon社内データ、米国、2021年
3 Amazon Internalデータ、米国、2021年