unBoxed 2025 | 新機能のお知らせ
Amazon Adsの新しい統合レポート機能でキャンペーン分析を効率化

2025年11月11日
unBoxed 2025
年次カンファレンスのAmazon Ads unboxedでは、あらゆる規模の企業がジャーニーのあらゆる段階でお客様とつながることに役立つ広告ソリューションを紹介しています。今回は、今年のイベントで発表された内容を特集します。
新着情報
Amazon Ads全体のレポートインターフェースとアプリケーションを効率化し集約する統合レポート機能が導入されます。オープンベータ版で利用できるこの機能により、広告主はレポートビルダーのUI、レポーティングAPI、Amazon Marketing Streamを通じて、広告プロダクト、アカウント、国、広告在庫とターゲティングの組み合わせからデータを絞り込み、組み合わせることができます。
新しいレポート(ベータ)ランディングページには、レポート作成をすぐに開始できるように、指標とレポートの分類の軸があらかじめ入力されたレポートテンプレートのリストが表示されます。「レポートを作成」をクリックして新しいレポートを作成し、既存のレポートをすべて表示することもできます。

新しいレポートランディングページ
レポートビルダーのUIには直感的なワークフローがあり、マネージャーアカウント、広告主アカウント、キャンペーン、国、広告プロダクトレベルでレポートを絞り込むことができます。

レポートフィルター
ターゲティング、広告在庫、テクノロジー、地域など分類の軸を組み合わせてレポートをカスタマイズし、新しく標準化されたキャンペーン指標のリストから選択できます。すべてのキャンペーンタイプと広告フォーマットの指標名と定義がシンプルになり、Amazon Adsへの投資全体にわたるクロスチャネルレポートが効率化されました。
また、レポートの期間をより柔軟に選択することもできます。たとえば、時間単位のレポートの場合は過去2週間、日単位または週単位のレポートの場合は過去15か月間、月単位、年単位、または概要レベルのレポートでは最大過去6年間に延長されました。

新しいレポートビルダーを使用して列とレポート期間をカスタマイズする
重要である理由
この統合レポート機能により、レポート生成に費やす時間が数時間から数分に大幅に短縮され、Amazon Adsのスポンサー広告とマルチメディアソリューション全体でより効率的な意思決定が可能になります。広告主は、最大15か月分の日単位および週単位のデータと、最大6年分の月単位、年単位、概要レベルのデータにアクセスできるようになり、季節的な傾向を前年と比較して分析およびレポートできるようになりました。分類の軸を柔軟に組み合わせることができるため、詳細レベル、広告在庫、テクノロジー、地域の各カテゴリーにわたる詳細なパフォーマンスインサイトが得られ、プロダクトレベルおよびオーディエンスレベルのレポートオプションも提供されます。
機能の対象地域
- 北米: 米国、カナダ、メキシコ
- 南米: ブラジル
- ヨーロッパ: ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、英国、ベルギー、スイス、ポーランド、トルコ、オーストリア、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイルランド、デンマーク、ルクセンブルク
- 中東: サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イスラエル、エジプト、モロッコ、バーレーン、クウェート
- アジア太平洋: オーストラリア、インド、日本、中国、ニュージーランド、シンガポール
利用対象者
- 広告コンソール、レポーティングAPI、またはAmazon Marketing StreamからAmazon Adsレポート機能にアクセスする世界中のすべての広告主が、新しい統合レポート機能にアクセスできます。すべてのセルフサービスのAmazon DSPアカウントは開始時から利用でき、マネージドサービスのAmazon DSPアカウントは2026年第1四半期に利用可能となる予定です。
アクセス方法
- Amazon Adsコンソール(UI)
- レポーティングAPI
- Amazon Marketing Stream