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コスト管理によるスポンサーブランド広告の最適化戦略
2024年8月8日
新着情報
スポンサーブランド広告のコスト管理は、キャンペーンパフォーマンスを最適化してキャンペーン管理プロセスをスムーズにするための新たな手段を広告主様に提供します。今回の導入により、広告主様は各ターゲットの具体的な入札額を選択する際に、推測に頼らずにパフォーマンスベースのパラメーターを設定できるようになります。これは、Amazonのファーストパーティデータと機械学習機能を活用して、あらゆる規模と予算の広告主様が目標を達成するのに役立ちます。今回のリリースは、「ページ訪問数の促進」キャンペーンの目標のみを対象としています。
目標
コスト管理
重要である理由
今回の導入まで、広告主様は希望する目標をさまざまなコストタイプに合わせた効率的な入札額に変換する必要がありました。最適化戦略を含む機械学習を使用して目標を入札額に変換することで、Amazonでは継続的な最適化を通じて広告主様が目標を達成できるようお手伝いします。
どの「ページ訪問数の促進」キャンペーンでも、広告主様はクリック単価(CPC)の指標ベースのルールを適用できます。最適化戦略では、機械学習モデルを利用して入札額を設定します。同時に、基本入札額の増減を調整してクリック数を増やし、コスト管理の入力内容に沿うよう努めます。
仕組み
広告主様は、1日の予算と1回のクリックあたりに支払ってもよい平均費用をキャンペーン目標として指定します。最近のマーケティング目標とコストに影響を与える重要な要因は2つあります。
- 選択したターゲット: ターゲティングが異なれば、広告主様は異なるお客様にリーチできます。また、一部のお客様の検索については他の広告よりも関連性の高い広告が表示される場合もあります。ターゲットを選択する際には、1)広告対象ブランドおよび商品に関連するものであるようにし、2)広告主様ができるだけ多くのお客様へのリーチを狙えるよう範囲を広くする必要があります。広告を配信する機械学習モデルでは、コストを希望どおりまたは希望に近い値に抑えるようサポートし、機会ごとにリアルタイムで入札額を調整します。
- 入札額: 入札額は、各ターゲットのアクション(クリック)に対して広告主様が支払ってもよいと思っている金額を示します。Amazon Adsオークションの仕組みでは、広告主様は勝つために必要な最低入札額しか支払わないため、入札額の設定の戦略について心配する必要はありません。
広告主様が最適化戦略を使用する場合、Amazonの機械学習モデルは、指定した(最大)コストと予算で目的のアクションを促進できる適切な入札額を選択するのに役立ちます。Amazonでは、コストが指定された目標クリック単価(CPC)を下回っている限り、1日の予算を超える費用をかけずに、各キャンペーンで可能な限り多くのアクションを実現できるように意図しています。入札額は、過去のキャンペーンパフォーマンスや類似のキャンペーンを考慮したモデルによって最適化されます。コストが高すぎる場合は入札額が引き下げられ、目標を下回る場合は入札額が引き上げられて総規模が増加します。広告オークションの動向の変化(たとえば、別のブランドが支払い意欲の高い類似のオーディエンスをターゲットにしている、季節的要因によるトラフィックの変化など)に基づいて入札額を迅速に調整し、広告主様が希望する範囲内に収めながら、できる限り規模を拡大できるようサポートします。キャンペーンの実施中に入札額を設定して、目標に関連するコストを指定された金額に近いか下回るように維持します。希望するコスト目標を達成するにはしばらく時間がかかる場合があります。指定したクリック単価が低すぎると、キャンペーンが希望するコスト目標を達成できなくなる可能性があります。
対象地域
- 北米: 米国、カナダ、メキシコ
- 南米: ブラジル
- ヨーロッパ: ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、英国、ベルギー、ポーランド、オランダ、スウェーデン、トルコ
- 中東: サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト
- アジア太平洋: オーストラリア、日本、インド、シンガポール
利用対象者
- お取引会社様
- 登録済みの出品者様
アクセス方法
- 広告コンソール
- Amazon Ads API