匿名シグナルをAmazon Marketing Cloudにアップロードする
2021年7月21日
新しい機能
広告主様は、匿名化されたシグナルをAmazon Marketing Cloud(AMC)のクリーンルームにアップロードし、インプレッション、クリック、コンバージョンなど、Amazon Adsのイベントレベルの匿名化されたシグナルと結合できるようになりました。シグナルは広告主様固有のものであり、専用のAMCインスタンスを離れることはありません。AMCは集計された匿名レポートアウトプットのみを生成します。
重要である理由
広告主様はこの機能を使用することで、より包括的な分析を実行し、クロスチャネルマーケティングの有効性と効率性をより細かく把握できます。たとえば、自社のオーディエンスとAmazon Adsの広告キャンペーンにエンゲージメントしているオーディエンスの重複を把握できます。また、集計された消費者直結(D2C)の販売情報をAMCインスタンスにアップロードし、これらのAmazon外のコンバージョンに対するAmazonメディアの貢献度を定量化することもできます。
機能の対象地域
- 北米: 米国、メキシコ、カナダ
- ヨーロッパ: ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、英国、オランダ
- 中東: アラブ首長国連邦
- アジア太平洋: 日本、オーストラリア、インド
利用対象者
Amazon Marketing Cloudの登録された広告主様で、以下の前提条件を満たしている必要があります。
- S3バケットを作成してシグナルをアップロードできるAWSアカウント
- AMC APIへのアクセス権
- AMCインスタンスの12桁のAWSアカウントID。これはアカウントエグゼクティブから入手できます
上記の前提条件を満たしていない場合は、AdTechアカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
アクセス方法
広告主様は、Amazon Marketing Cloud APIを使用してシグナルのアップロードを行うことができます。アップロードされると、WebベースのUIまたはAPIを介してシグナルを照会できます。
広告主様のイベントシグナルのアップロードに関する詳細なチュートリアルについては、AdTechアカウントエグゼクティブにお問い合わせください。