新機能のお知らせ
広告主アカウントですべての広告商品を一括管理
2026年7月30日
提供内容
既存のAmazon DSP広告主アカウントは広告主アカウントへとアップグレードされており、ユーザーは再登録することなく、1つのアカウントからすべてのAmazon広告商品(プログラマティックキャンペーン、スポンサー広告、Amazon Marketing Cloud)を一括管理できるようになります。
さらに、広告主様は広告データマネージャー(ADM)を使用してファーストパーティデータをシームレスに統合できるようになり、Amazon Ads全体におけるファーストパーティのデータ管理が簡素化および効率化されます。広告主様はシグナルを一度登録するだけで、連携された広告主アカウント全体において、そのシグナルをAmazon DSPでの広告配信やAMCでの分析に活用できます。
この広告主アカウントへのアップグレードにより、既存のアカウントに以下の機能が提供されます。
- 複数国での購入: 新しいアカウントを作成したり、追加登録を行ったりすることなく、南北アメリカ、EMEA、APACの各地域でプログラマティックキャンペーンを開始することで、世界中に配信エリアを拡張できます。
- オムニチャネルでのキャンペーン管理: スポンサー広告と併せてプログラマティックキャンペーンを購入している場合、アカウントを切り替えることなく、1つの広告主アカウントからすべてを管理できるようになりました。
- Amazon Marketing Cloud(AMC)へのアクセス: アップグレードにより広告主アカウント内でAMCへのアクセスが提供されるため、別途登録なしにプロダクトや地域をまたいだ分析をより簡単に連携させることができます。
- 請求と権限の一元化: すべての広告商品の請求書、請求設定、ユーザーロール(管理者、編集者、閲覧者)を1つのページで一括管理できます。
- ファーストパーティデータ管理の簡素化: シグナルを一度接続するだけで、Amazon DSP、AMC、スポンサー広告の全体に適用でき、効果測定や最適化、オーディエンス戦略に活用できるようになります。
重要である理由
Amazonの全広告プロダクトや複数の国にまたがる広告管理には、従来、別々のアカウント、個別の登録プロセス、分断された請求・権限管理ワークフロー、および重複したデータアップロードが必要とされていました。広告主アカウントへのアップグレードにより、こうした複雑さが解消されます。ユーザーには従来のAmazon DSP広告主アカウントIDに代わる新しい広告主アカウントIDが発行され、Amazon Ads全体における効率的でオムニチャネルな購入エクスペリエンスをサポートします。
グローバルなアクティベーション、統一された請求、標準化された権限、ADMの直接統合をサポートする単一の広告主アカウントを使用することにより、ファーストパーティのシグナルを一度接続するだけで、あらゆる場所で活用できるようになります。これにより、運用管理に費やす時間を短縮し、キャンペーンの最適化にさらに多くの時間を割り当てることができるようになります。
広告主様のエクスペリエンス
アップグレードされると、広告主アカウントはアカウントセレクターの「広告主アカウント」カテゴリーの下に表示されます。この機能は、トレーダーがアカウントセレクターを使用してこのアカウントに直接移動するのに役立ちます。これにより、キャンペーンマネージャーの「広告主」ページから移動する必要がなくなります。

ユーザーは、キャンペーンマネージャー内の広告商品選択ナビゲーションを使用して、同じアカウントからすべての広告商品にグローバルにアクセスできます。

キャンペーンを作成するときに、同じ広告主アカウント内で地域と国を選択します。

広告主アカウントの登録を別途行うことなく、単一のAMCインスタンス内で世界中のすべてのプロダクトにわたるファーストパーティキャンペーンおよびイベントデータを分析できます。
広告主アカウント内で、広告データマネージャー(ADM)にアクセスし、コネクターライブラリ、イベント、オーディエンスを通じてファーストパーティデータを一度接続するだけで、リンクされたアカウント全体でAmazon DSPおよびAMCへと自動的にデータが連携されます。
広告主様は、どのデータセットをどのアカウントと共有し、どのユースケース(オーディエンスターゲティング、コンバージョンアトリビューション、分析など)に使用するかをデータセット単位で制御します。
機能の提供地域
- 北米: 米国、カナダ、メキシコ
- 南米: ブラジル
- ヨーロッパ: ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、英国、ベルギー、スイス、ポーランド、トルコ、オーストリア、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイルランド、デンマーク、ルクセンブルク
- 中東: サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イスラエル、エジプト、モロッコ、バーレーン、クウェート
- アジア太平洋: オーストラリア、インド、日本、中国、ニュージーランド、シンガポール
利用方法
- 広告プラットフォームのキャンペーンマネージャー画面から、アップグレードされた広告主アカウントにアクセスしてください。既存のアカウントは自動的にアップグレードされています。アカウント内で、統合されたナビゲーション、複数のプロダクトにわたるキャンペーン作成オプション、一括請求と権限の設定をご確認いただけます。
APIに関する仕様
既存の広告主アカウント識別子(CFID)は、変更なしで引き続き利用可能です。アップグレードが行われると、アカウントに新しいグローバルアカウントIDと追加の地域識別子が発行され、APIを介した複数国でのキャンペーン作成が可能になります。新旧識別子間のマッピング情報は、POST /adsApi/v1/query/advertiserAccountsを使用して照合できます。
複数国でのキャンペーン作成の際は、/dsp/campaignsエンドポイントでオプションの国コードを渡して、新しい地域でキャンペーンを作成します。国コードが渡されない場合、キャンペーンはデフォルトで元の国に設定されます。すべての地域識別子を取得するには/dsp/advertisersエンドポイントを、アカウント情報をプログラムで管理するにはUpdateAdvertiserAccount APIを使用します。
技術的な詳細については、APIドキュメントをご覧ください。