2023年10月25日
Amazon Marketing Cloudでサンドボックス環境の提供を開始
unBoxed 2023で発表
新着情報
広告主様とパートナーは、有効なAMCインスタンスに影響を与えることなく、サンドボックス環境で広告主様のAmazon Marketing Cloud(AMC)活動をシミュレートできるようになりました。AMCサンドボックスは広告主様のAMCインスタンスの機能を模倣しますが、含まれているのは広告主様のシグナルの構造と統計的プロパティを反映するように人工的かつプログラム的に生成された合成シグナルのみです。広告主様とパートナーは、AMCサンドボックスを使用して、実践的な学習、シグナル調査、クエリ反復、AMCによるソフトウェア開発パイロットを支援できます。
AMCサンドボックスには、集計管理の切り替えやテーブルプレビューなどの独自の機能も含まれています。
集計管理の切り替えを利用すると、ユーザーは合成シグナルで実行された、レポートに関するイベントレベルの情報を表示できます。
- 集計管理をオンにすると、ユーザーは合成シグナルに基づいて集約された匿名のレポートを生成できます。これは、AMCを使用する際の広告主様の分析レポート体験をシミュレートするものです。
- 集計管理をオフにすると、ユーザーはクエリ時のイベントレベル合成シグナルを表示できます。これは、ユーザーがレポートの基礎となる構成を調べるのに役立ちます。このビューは広告主様のAMCインスタンスでは使用できません。
集約管理をオンにしたサンドボックス実行結果の例
ユーザーは、合成シグナルに基づいて集約された匿名のレポートを生成できます。これは、AMCを使用する際の実際の分析レポート体験をシミュレートするものです。
集約管理をオフにしたサンドボックス実行結果の例
ユーザーは、クエリ時のイベントレベル合成シグナルを表示できます。これは、ユーザーがレポートの基礎となる構成を調べるのに役立ちます。このビューは広告主様のAMCインスタンスでは使用できません。
テーブルプレビューを使用すると、ユーザーは選択したテーブルのスキーマと具体的なソース情報をすばやく調べることができます。これは、テーブル構造とレコード形式に関するコンテキストの理解を深めるのに役立ちます。
「テーブルプレビュー」機能の表示例
重要である理由
AMCサンドボックスは、完全な環境でAMCとほぼ同一の機能を模倣することで、広告主様やパートナーが次のことを行えるよう支援します。
- 実践的な学習: AMCサンドボックスを他のAMCトレーニングと組み合わせて使用することで、ライブ実行を中断することなく、機能やユースケースを試すことができます
- シグナル調査: 集計管理をオフにした状態でクエリを実行し、集計されていないレポートを詳細に調べ、クエリを把握して最適化します
- クエリ反復: サンドボックス内で構築されたクエリを、軽量の合成シグナルを使用してテストおよび最適化することにより、クエリ速度を速くすることができます
- 有料機能の探索: 30日間の試用期間外にAMC有料機能(ベータ版)のスキーマと潜在的なユースケースを探索できます
- ソフトウェア開発パイロット: 広告主様のインスタンスに対する既存のアクセス権の有無にかかわらず、ソフトウェア開発者やツール開発者がAMC上での作成を開始できるようになります。
アクセス方法
- アカウントトップページ(インスタンスリストページ)経由のAMC UI
- AMC API
利用対象者
- マネージドサービス
- セルフサービス
利用対象地域
- CA
- MX
- US
- BR
- DE
- ES
- FR
- IT
- NL
- SE
- TR
- UK
- KSA
- UAE
- AU
- IN
- JP