AmazonのストリーミングTV広告を活用して関連性の高いオーディエンスにリーチする

投稿者: Jessie Liu、シニアアナリティクスおよびメディアマネージャー

テレビの視聴行動に関する社内外の調査から、ストリーミングTV(Fire TVなど)の広告は、広告主様のテレビメディアの予算を増やすことなく、リーチと商品詳細ページ閲覧率を向上できる可能性があることが分かりました。

ストーリーハイライト:

携帯電話やタブレットからコンピューターやテレビまで、視聴者はかつてないほど多くのデバイスでコンテンツを視聴しています。そのため、広告主様はお客様とつながるために、ますます多くのチャネルで働きかける必要があります。さらに、それぞれのチャネルでキャンペーンを最適化する方法を決定しなくてはなりません。この記事では、ストリーミングTV広告チャネル(オーバーザトップまたはOTTとも呼ばれる)について取り上げます。

広告主様向けにインサイトを開発し、推奨事項を提供するために、消費者のメディア消費習慣に関する社内調査および社外調査(この記事の最後にある調査方法のセクションを参照)を組み合わせて実施した結果、次のことが判明しました。

  • ストリーミングTVのオーディエンスはリニアTVのオーディエンスとは大きく異なります。
  • 広告主様は、広告予算をリニアTVからストリーミングTVに移行することで、リーチを増やせる可能性があります。
  • Amazonのオーディエンスセグメントを使用すると、広告主様が適切なお客様にリーチするのに役立ちます。

これら3つの分野に関するインサイトと、ブランドがAmazon内でパフォーマンスを向上させる方法についての推奨事項をご覧ください。

1.ストリーミングTVオーディエンスとリニアTVオーディエンスの比較

インサイト

2019年のAmazon社内調査(自己報告)では、ストリーミングTVの視聴者に関する3つの注目すべきインサイトが判明しました。

  1. 他のストリーミングTV広告対応の視聴者と比較して、ストリーミングTVユーザーはケーブルテレビを解約する可能性が5倍高い、またはすでに解約しています。
  2. ストリーミングTVの視聴者は、リニアTVでコンテンツを視聴するよりも、コンテンツのストリーミングに週42時間費やしています。
  3. ストリーミングTVの視聴者は、広告が視聴体験を向上しうることに同意する可能性が15%高くなっています。

この調査では、ストリーミングTVの所有者は、Amazon内の購入の合計が他のAmazon内のお客様よりも前年比で81%多いことも明らかになりました。したがって、広告主様がAmazonのストリーミングTV広告を使用すると、すでにAmazon内で買い物をしているオーディエンスにリーチできる可能性が高くなります。

推奨事項

パフォーマンスを向上させ、より多くのAmazonのお客様にリーチするには、AmazonストリーミングTV広告とリニアTV広告を組み合わせて、テレビメディア費を増やすことなく、ユニークオーディエンスにリーチを拡大することを検討してください。

2.広告予算をリニアTVからストリーミングTVに移行することで、ネットリーチの増加を見込める

インサイト

米国の51のブランドを対象とした2019年のNielsenの調査によると1、広告主様がテレビメディアプランにストリーミングTVを追加した場合、(メディアの合計予算を増やすことなく)メディアネットリーチの合計が増加したことが明らかになりました。AmazonストリーミングTV広告を追加した場合、合計リーチが平均で276ベーシスポイント増加しています。それに対して、同様の広告費において、リニアTVのリーチは56ベーシスポイント減少しています。全体として、この調査では、テレビメディア費をリニアTVではなくAmazonのストリーミングTV広告に割り当てた場合、ベーシスポイントの合計純増が220であることが示されています。

もう一つ注目すべき点は、ブランドがAmazonストアで商品を販売しているかどうかに関わらず、純増の220は一貫していることです。

推奨事項

メディアのネットリーチを増やすには、既存のメディア予算にストリーミングTV広告を含めて再配分することを検討してください。

3.Amazonのオーディエンスセグメントを有効にする方法

インサイト

ソフトライン(アパレル)、ハードライン(家具、コンピューター、おもちゃなど)、消費財の28件のAmazon Adsキャンペーンを対象とした社内調査の分析では、行動オーディエンスの商品詳細ページ閲覧率、つまりDPVR(広告掲載商品のAmazon商品詳細ページの合計閲覧数を広告インプレッション数で割った値)は、デモグラフィックオーディエンスよりも平均して44%高いことが判明しました。

推奨事項

Amazonオーディエンスセグメント(ライフスタイルオーディエンスやインマーケットオーディエンスなど)を組み込むことにより、Amazon内での検討を促進するのに役立ちます。例えば、当社の調査では、「テクノロジーの早期導入者」オーディエンスは、デモグラフィックオーディエンスよりもDPVRの平均が60%少なく、同様に、「テクノロジー愛好家」の平均DPVRは70%少ないことが示されました。逆に、テクノロジーアクセサリーハードラインキャンペーンでは、同様のオーディエンスのDPVRがデモグラフィックオーディエンスと比較してそれぞれ580%、640%高くなっています。この分析は、行動オーディエンスセグメントを利用するとDPVRを大幅に向上できる可能性があることを示していますが、広告主様は商品に適したオーディエンスにリーチしていることを確認する必要があります。

結論

このように、AmazonのストリーミングTV広告は、Amazonストアですでに買い物しているユニークオーディエンスにリーチするのに役立ちます。キャンペーンのリーチと関連性の向上をサポートするために、広告主様はストリーミングTV広告を使用して新商品を宣伝し、メディアテレビの予算にストリーミングTVを含めるように変更し、どのオーディエンスセグメントが機能しているかを把握し、それに応じてマーケティングを行うことができます。

調査方法

推奨事項を作成するために、お客様が時間を過ごす場所での3つの消費者行動の調査を分析しました。 Cord Evolution Trends 20202、Nielsen Total Audience Report 2019年第1四半期3およびカテゴリー売上に関する2019年社内分析。