人気アプリの広告主様がダウンロード効率を向上させるために採用する3つの戦略

投稿者: Jessie Liu、シニアアナリティクスおよびメディアマネージャー

ストリーミングアプリケーション業界(SVOD、AVOD、vMVPD)で広告キャンペーンの成功度を評価する際には、アプリのダウンロード数だけでなく、アプリのダウンロード効率も調べると役に立ちます。2020年のAmazon Adsの調査では、この重要性が強調されています。

ストーリーのハイライト:

サブスクリプションビデオオンデマンド(SVOD)、広告対応ビデオオンデマンド(AVOD)、バーチャルマルチチャネルビデオプログラミングディストリビューター(VMVPD)など、ストリーミングアプリケーション(SA)業界では、さまざまな広告主様のパフォーマンスを比較するために、多くの場合にアプリのダウンロード数を使用します。Amazon Adsでは、ダウンロードの合計数だけでなく、ダウンロードの効率、つまりインプレッションがダウンロードにつながる頻度を考慮することも重要だと考えています。

アプリのダウンロード効率を算出するために、2020年のAmazonにおけるSAカテゴリーのブランド38社について、インプレッション1,000回あたりのダウンロード数(DPM)を分析しました。パフォーマンス上位の広告主様は、他の広告主様よりも22倍高いアプリのダウンロード効率を達成したことが判明しました。広告主様がダウンロード効率を向上できるようサポートするために、パフォーマンス上位の企業が採用する差別化戦略を調べて、ダウンロード効率を向上させるための推奨事項をご提案します。

データの収集方法について詳しくは、この記事の最後にある「調査方法」セクションを参照してください。

1.パフォーマンス上位のアプリの広告主様は、ストリーミングTV広告、モバイル広告、Fire TVスポンサータイルを組み合わせている

この調査では、ストリーミングTV広告Fire TVスポンサータイル、モバイル広告を組み合わせたブランドは、ストリーミングTV広告のみを使用した広告主様よりもアプリのダウンロード効率が22倍高い(インプレッション数が2倍高い)ことが判明しています。

22%増

ダウンロード効率

2倍

インプレッション数

推奨事項

キャンペーンを計画する際には、広告主様に次のことをお勧めします。

  • Fire TVFireタブレット、モバイルで広告を掲載することを検討してください。
  • すべてのデバイスでお客様に満足度の高いエクスペリエンスを提供できるように、広告クリエイティブをデバイスに合わせて調整します。

2.パフォーマンス上位のアプリの広告主様は広告クリエイティブを変化させている

具体的なメッセージのバージョンが多いクリエイティブキャンペーンは、オーディエンスにより関連性が高いという印象を与えるため、エンゲージメントを向上できる可能性があります。実際、この分析では、パフォーマンス上位の広告主様が、他の広告主様よりも1.8倍多くのユニークなクリエイティブを使用していることがわかっています。

推奨事項

広告主様は、クリエイティブを継続的に更新して、A/Bテストを実施することを検討する必要があります。A/Bテストは、効果的かつ費用対効果の高い方法で、視聴者の共感を呼び、不要なコストを回避する要因を判断できます。さまざまなCTA(コールトゥアクション)やコンテンツタイプなどの要素をテストして、ダウンロード数を増やすという点で、パフォーマンスを向上できる要因を理解することをお勧めします。最後に、広告主様には、広告コンテンツとクリエイティブの設定が一般ユーザーに適しており、Amazonのポリシーに準拠していることを確認するために、広告デザイン、CTA(コールトゥアクション)、主張、クリエイティブの価格設定、ランディングページを精査することをお勧めします。

3.パフォーマンス上位のアプリの広告主様は除外キーワードを活用している

パフォーマンス上位の広告主様は、他の広告主様よりも除外キーワードの戦略を採用する確率が6~10%高く、アプリのダウンロード効率も高くなっています。

推奨事項

Amazon Adsツールを活用して、キャンペーンの目的に合ったジャンル、ストリーミング、ライフスタイル、インマーケット行動シグナルに基づいて、カスタムオーディエンスセグメントを作成することを検討してください。通常のオーディエンスパフォーマンスレポートを活用して、キャンペーンに反応していないオーディエンスを把握し、今後除外することを検討します。

調査方法

この調査では、2020年1月から12月までの12か月間にわたって、米国のストリーミングアプリケーションカテゴリーのブランド38社を分析しました。ストリーミングアプリのカテゴリーには、サブスクリプションビデオオンデマンド、広告対応ビデオオンデマンド、バーチャルマルチチャネルビデオプログラミングディストリビューター(VMVPD)などのサービスを提供する広告主様が含まれます。

インプレッション1,000回あたりのダウンロード数(DPM)をアプリのダウンロード効率の指標として使用し、成功度を測定しました。次に、機械学習アルゴリズムを用いてDPMの向上に役立つ広告戦略を特定しました。ピアソン相関、線形回帰、XGBoost、対象分野の専門家の推奨事項を使用して、特徴重みを割り当てます。この分析では、DPMが最上位と最下位の広告主様における最大の差異を強調しており、パフォーマンスの予測や因果関係の主張は行われません。

クラスタリングはどのような仕組みですか?

DPVRに基づいてバイナリ複合スコアを作成して、XGBoost分類子を適用し、これらのラベルを最も効果的に予測する特徴と重みを特定しました。その際、広告アクションを、広告商品の利用度と組み合わせ、広告サポートのタイミング、ターゲティングの戦略、クリエイティブと掲載枠、カスタマーレビューの数と評価、高品質の商品ページの商品の割合、広告掲載対象商品の種類などの特徴として見なしています。

上記の特定した特徴と重みを使用して、次にk-medoidクラスタリングアルゴリズムを適用して、広告主様をクラスターに分類しました。広告主様は、複合スコアの構成要素ではなく、アクションによって分類されています。最終的に、最後のクラスターを複合スコアの高い順から低い順にランク付けしました。クラスター1は複合スコアが最も高く、最も成功度が高いクラスターで、クラスター5は最も成功度が低いクラスターです。