AmazonとMicrosoftが優先DSPおよび認定広告在庫エクスチェンジのパートナーシップを発表

Microsoftは、Microsoft Investのお客様向けにAmazon DSPが優先的移行パートナーとなることを発表しました。5月に、Microsoftは自社のDSPを通じたメディアバイイングから移行するための戦略転換を発表しました。AmazonとMicrosoftは、北米、ラテンアメリカ、EU、アジア太平洋地域の国々でMicrosoft Investを利用するお客様の移行をサポートするために連携しています。移行はすぐに開始されます。

Amazon Adsの広告主様に利用いただけるAmazon DSPでは、ブランドと消費者の間に有意義な瞬間を生み出すフルファネル広告オプションを提供しています。Amazon DSPにより、独自のファーストパーティインサイトを活用し、一流のパブリッシャーツールとクリーンルームテクノロジーを組み合わせることで、広告主様とパブリッシャーの距離を縮め、効率を高め、パフォーマンスを向上させることができます。高度なAIを活用して、キャンペーンの計画、購入、効果測定の効率化を自動的に行い、関連性の高いオーディエンスにインパクトのある広告を配信します。

Amazon Adsは、オンボーディングするお客様の規模、既存の代理店との関係、サービスレベル要件に応じて、複数の方法でAmazon DSPを提供しています。お客様は、Amazon Adsのアカウント担当者と直接やり取りするか、アドテックアクティベーションパートナープログラムを活用して、キャンペーンの設定、計画、最適化、レポート作成に関するガイド付きセッションを含む包括的なオンボーディングサポートを受けることができます。

さらに、Microsoft Monetizeは現在、認定広告在庫エクスチェンジプログラムの優先SSPとなっています。これにより、Amazon DSPの広告主様は、Microsoft Monetizeのオープンインターネット広告インベントリや独自の割引に効率よくアクセスできるようになります。Microsoft Monetizeと提携している広告主様は、AmazonのショッピングデータとMicrosoft Monetizeのインベントリを照合するAmazon購入者インサイトパッケージなどの特別割引パッケージを利用できるようになりました。これは、広告主様がMicrosoft Monetizeパートナーシップを通じて、オープンインターネットインベントリに関するAmazonのデータインサイトを活用するうえで役立ちます。

「新しいメディアバイイングシステムへの移行は、移行する広告主様にとって変化となることを認識しています。Amazon Adsは、Microsoft Investのお客様が円滑に移行できるように尽力しています。お客様は、Amazon DSPが提供する測定可能なパフォーマンス、広範なリーチ、差別化されたAI機能に加えて、手厚い移行サポートを受けることができます」と、グローバル広告営業担当副社長のAlan Mossは述べています。「さらに、認定広告在庫エクスチェンジプログラムを拡大してMicrosoft Monetizeを含めることにより、お客様の移行期間終了後の協力関係を発展させるための有意義な一歩になります」

「Amazonは、パートナーシップによってさらに進歩できると考えています。協力的な環境を促進することで、お客様に力を与え、業界全体を強化するソリューションを提供しています」と、Microsoft広告のグローバルパートナーシップおよびリテールメディア担当副社長であるLynne Kjolso氏は語っています。「Microsoft Investのお客様向けの推奨移行パートナーとしてAmazon DSPと提携できること、また、Amazonとの既存の関係をさらに発展させて、Microsoft Monetizeを認定広告在庫エクスチェンジプログラムに導入できることをうれしく思います」