ガイド

注目すべきパフォーマンス指標(KPI)

注目すべきパフォーマンス指標(KPI)は、特定のビジネス目標や目的のパフォーマンスまたは進捗状況を測定する定量化可能な指標です。一般的なKPIには、収益、お客様満足度、顧客生涯価値(CLV)、コンバージョン率(CVR)、広告費用対効果(ROAS)などがあります。

Amazon Adsの利用を開始して、商品を掲載し、キャンペーンを作成しましょう。

経験があまりない場合は、お問い合わせの上、Amazon Adsが管理するサービスをリクエストしてください。最低予算が適用されます。

効果測定がブランドインパクトを理解するのにどのように役立つかをご覧ください。

Amazon Marketing Cloud(AMC)は、キャンペーンの効果測定、分析、最適化を行います。

注目すべきパフォーマンス指標(KPI)とは何ですか?

注目すべきパフォーマンス指標(KPI)は、ビジネス目標を定量化し、その目標への進捗状況を測定するのに役立つ指標の一種です。その名のとおり、KPIはビジネスにとって最も重要な結果を測定するものでなければなりません。高レベルの戦略目標に向けた進捗状況を追跡します。

KPIが重要なのはなぜですか?

注目すべきパフォーマンス指標は、ビジネスの成功を簡潔かつ計測可能な方法で評価する最良の方法の1つです。KPIを設定しておけば、定義したとおりに、ビジネスが成功に向けて進歩しているかどうかを確認できます。

最優先事項がブランドロイヤルティ、売上成長、利益率、お客様満足度など、何であれ、その優先事項と進捗状況を有意義に捉える指標を中心に、適切なKPIが決定されます。

KPIがないと、あるいは間違ったKPIに重点を置いてしまうと、目標を達成するうえで非効率的な戦略に労力を費やすことになりかねません。実際には正しい結果をもたらさなかったり、間違った方向にさえ進めたりする指標に注目してしまうかもしれません。たとえば、目標がお客様獲得の促進である場合、サイトトラフィックや動画視聴回数などのブランドの認知指標をトラッキングすると、パフォーマンスの間違った分野に焦点を当ててしまう可能性があります。

従業員やビジネスリーダーにとってのKPIの重要性を見逃さないようにしましょう。チームが戦略的な意思決定や優先順位を決めながら、具体的な目標の達成を目指すとき、KPIを使うと自分の仕事が主要な戦略にどのようにつながるかを測定するのに役立ちます。これにより、個人がビジネスにおける自分の役割の重要性を認識できるようになり、従業員のエンゲージメントにプラスの影響を与えることができます。

KPIの種類

KPIには複数の種類があり、適切なKPIはビジネスの性質と優先順位によって異なるため、考えられるすべてのKPIを網羅したリストを作成することはできません。代わりに、以下の12のカテゴリーにはさまざまな種類のKPIが示されています。これらは12の個別のカテゴリーではなく、KPIのさまざまな機能を示す12の記述子であることに注意してください。これにより、独自のKPIを作成および選択するためのフレームワークが得られます。

  • 定量的KPI: 最初の2つのカテゴリーは大まかな分類で、他の10のカテゴリーと重複する可能性があります。定量的指標は、ビジネスパフォーマンスの目標、数値ベースの要素を測定します。四半期ごとの売上数やお客様の生涯価値などの財務KPIをすぐに思い浮かべるかもしれませんが、これにはクリックスルー率、ソーシャルメディアのフォロー、メールの開封率などのマーケティング数値も含まれます。定量的KPIは、従業員の離職率または定着率などの社内パフォーマンスにも適用されます。
  • 定性的KPI: 定性指標とは、カスタマーレビューや従業員満足度など、数値以外のパフォーマンスを指します。これらの指標は多くの場合、意見や解釈に基づいており、定量的指標のようにあらかじめ用意された目標データではありません。ただし、これらの分野のパフォーマンスを測定する方法はまだ見つかりますし、そうすべきです。たとえば、カスタマーレビューでは、お客様に5段階で評価してもらったり、書かれたレビューを肯定的なものと否定的なものに分類して、肯定的なレビューの割合を追跡したりできます。
  • リーディングKPI: リーディング指標は、トレンドに基づいて将来起こりそうなことを予測するのに役立ちます。上記のカスタマーレビューを例にとると、評価の低下はお客様が減少する先行指標になると考えることができます。
  • ラギングKPI: ラギング指標は、すでに発生したパフォーマンスを追跡することで、進捗状況を追跡し、トレンドを認識できます。たとえば、ある商品を宣伝するためにディスプレイ広告キャンペーンを実施した場合、ラギングKPIとして考えられるのは、時間の経過に伴う商品の売上の増加です。
  • インプットKPI: インプット指標は、望ましい結果を得るために必要なリソースを追跡するのに役立ちます。リソースには予算、設備、スタッフなどが含まれる可能性があります。
  • アウトプットKPI: インプット指標の逆サイドには、インプットによってもたらされる結果を追跡するアウトプット指標があります。コールセンターで追加のスタッフを雇うことがインプットとなり、結果としてお客様の待ち時間が減少する可能性があります。
  • プロセスKPI: プロセス指標を使用すると、ビジネス運営の効果性と効率性を測定できます。たとえば、アイデアからデザイン、実行までの動画広告キャンペーンの制作プロセスを見て、チーム間のコミュニケーションを改善する方法や、時間やコストを削減するために取り組みを統合する方法を探すことができます。
  • 実践的KPI: 実践的指標を使用すれば、ビジネスのあるプロセスがビジネスの他の部分にどのように影響するかを調べることができます。上記の動画広告の制作プロセスを例にとると、プロセスが不十分だと、リソースが無駄になったり、残業時間が増えたり、すでに行った作業を繰り返したり、やり直したりする必要が生じる可能性があります。
  • 方向性を示すKPI: 方向性を示す指標は、時間の経過に伴うプラスまたはマイナスのトレンドを測定します。物理的に例えると、月次売上を追跡する場合、売上数は速度、増加率または減少率は加速、つまり方向性を示すKPIです。自分のビジネスにおけるパフォーマンスのトレンドを、その分野の他の企業と比較して調べることができます。
  • 実用的KPI: 実用的指標は、社内ビジネスの変化を測定します。企業文化や従業員満足度の改善などの変化を起こすうえで、ビジネスはどの程度効果的でしょうか?
  • 財務KPI: 定量的KPIについて取り上げた際、上記の財務指標について言及しました。これらのKPIは、ビジネスの経済成長と安定性、またはサステナビリティを追跡します。財務KPIの例としては、収益成長や純利益率などがあります。
  • 結果KPI: 結果指標は、ビジネスが取った行動の影響を調べるものです。結果KPIの例にとってみると、コールセンターのスタッフを追加雇用すること(インプット)でお客様の待ち時間の減少(アウトプット)が得られます。潜在的な結果指標の1つは、お客様満足度の向上です。

KPIのマーケティングの例

マーケティング担当者がキャンペーンでよく使用するKPIの例をいくつか見てみましょう。

  • キャンペーンリーチ 広告インプレッション、Eメール送信、ページビューなど、キャンペーンのオーディエンスの規模を示すKPIを選択してください。
  • キャンペーンエンゲージメント: KPIを使用して、クリック数やクリックスルー率、直帰率、シェアする、動画再生完了率(VCR)など、キャンペーンに対するオーディエンスの反応を定量化します。
  • キャンペーン結果: キャンペーン結果を測定するKPIは、オーディエンスに何をしてほしいかによって異なります。ロワーファネルキャンペーンでは商品の売上を、認知度キャンペーンではブランド想起を、検討キャンペーンではオンラインフォームでコンバージョン率(CVR)を調べることができます。

KPIとOKRの違い

KPIは目標と主要な結果(OKR)に関連していますが、同じものではありません。KPIは会社のパフォーマンスを追跡する個別の指標ですが、OKRの目的はビジネスの戦略的フレームワークとして機能することです。KPIはOKRに必ず反映されます。OKRの目標は、より大きな組織的目標で、KPIの理由を説明します。

KPIを作成および定義する方法

価値のあるKPIを作成するには、いくつかのステップが必要です。以下に、ビジネス目標に合わせてこのプロセスを開始する方法について説明します。

ビジネス目標を特定する

1.ビジネス目標を特定する

KPIとOKRの関係を理解しておくことは、独自のKPIを作成および定義するのに役立ちます。長期的なビジネス目標がKPIの作成のガイドとなるため、包括的な目標を1つ選択してください。

注目すべき指標を決定する

2.注目すべき指標を決定する

これで、目標の達成に向けて測定すべきパフォーマンス指標を決定できるようになりました。社外パフォーマンス(売上など)と社内パフォーマンス(従業員のエンゲージメントなど)の両方を見ましょう。

計測可能

3.計測可能にする

KPIの成否を判断する方法を知っておきましょう。この指標で達成したい改善点は何ですか? その改善を達成するための時間枠はどのくらいですか? 従業員は自分の仕事がKPIにどのように貢献するかを理解していますか?

トラッキング

4.追跡する

KPIを確認する頻度を定期的に設定してください。時間枠が1年の場合は、月次更新または隔月更新を選択できます。マーケティングKPIについては、Amazonアトリビューションなどのレポートソリューションまたは分析ソリューションを使用することができ、進捗状況を測定するのに役立ちます。

このプロセスを経て複数のKPIを作成したら、集計ビューで進捗状況を把握できるKPIダッシュボードの作成を検討してください。