スポンサープロダクト広告に関する著者向けガイド
最初のキャンペーンを設定し、入札などの重要な概念を学び、キャンペーンパフォーマンスを把握する方法です。
はじめに
本は私たちのDNAに刻み込まれています。Amazonストアは書店としてスタートし、今日では世界中の読者が本を買う場所になっています。そして、彼らは本を買うためにAmazonストアを訪れるだけではありません。毎日、読者は新しいタイトルを見つけるために閲覧しています。スポンサープロダクト広告を利用すると、本が購入者の目に留まるのに役立ち、購入者にとって次の発見につながる可能性が高まります。
ターゲティングを使用すると、類似の本やジャンルを検索している読者にリーチできるため、次の発見につながる可能性が高まります。広告はセルフサービスなので、戦略、予算、支出を100%管理できます。登録は無料で、広告がクリックされた場合にのみ支払いが発生します。
このガイドは基本をすべて説明しているので、未来のファンにリーチする準備を始めましょう。
— Bryan Cohen氏、フリーランスのコピーライター失敗もたくさんありましたが、時々、何かの兆しが見えてきて、これはどんなジャンルの著者でも使えるのではないかと思いました。
広告の目標を設定する
スポンサー広告は、いくつかの異なる広告プロダクトのことを指します。広告が初めての場合、最初に使用する広告プロダクトとしてスポンサープロダクト広告をおすすめします。スポンサープロダクト広告を利用すると、関連性の高い商品検索結果や商品ページに本の広告が表示されるので、読者にリーチするのに役立ちます。お客様が広告をクリックすると、本の商品ページに移動します。
スポンサープロダクト広告の掲載枠
商品検索結果内
商品詳細ページ
広告を始める前に、自分のアプローチを決めるのに役立つように、何を達成したいのかを考えることが重要です。検討すべきことに以下のことがあります。
- 広告の目標は何ですか? ブランドを成長させることですか? 競合する作家と競争するためですか?
- あなたのお客様は誰ですか?あなたは彼らについて何を知っていますか? 知らなくても心配はいりません。スポンサー広告を利用することは、お客様について知り、広告戦略を練る絶好の機会です。
- 予算はどのくらいかけてよいですか?また、本のプライスポイントはいくらですか? これにより、使用する広告の種類と入札額がわかります。
- いつ広告を始めますか? 出版の3~4週間前、またはギフトシーズンや関連する季節イベント中に広告を出すことを検討してください。
広告掲載の準備をする
広告キャンペーンの作成方法を学ぶ前に、準備しておくべきことがいくつかあります。このセクションでは、登録方法と、アカウントの準備が整っていることを確認する方法について説明します。
広告掲載のために登録する
登録するには、advertising.amazon.comにアクセスし、右上隅にある「登録」ボタンをクリックするだけです。広告を掲載する国を選択し、「著者セントラルのアカウントを持っています」または「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)アカウントを持っています」を選択します。
登録が完了すると、広告コンソールにサインインして、広告を作成および管理できます。
キャンペーンを実施している場合は、週に2回程度広告コンソールにサインインすることをおすすめします。広告コンソールにサインインしたら、右上のベルのアイコンをクリックして、通知やおすすめ情報を確認し、キャンペーンを強化してください。
スポンサー広告を使用するための要件
- 広告を掲載するタイトルは、広告を掲載する国で入手可能でなければなりません。
- 広告は、Amazon Adsのガイドラインおよび承認ポリシーのクリエイティブ要件を満たしている必要があります。
- タイトルは書籍の広告ポリシーを満たしている必要があります。
- 広告を掲載する本は、著者セントラルに追加されている必要があります。KDP著者様の場合は、KDPの認証情報を使用して著者セントラルにサインインできます。
- 広告費を支払うためのクレジットカードまたはデビットカードをアカウントに追加する必要があります。
今やるべきこと
スポンサープロダクト広告キャンペーンを作成する準備はできましたか? アカウントにログインし、「キャンペーンを作成する」ボタンをクリックします。「スポンサープロダクト広告」を選択し、キャンペーンを設定します。
- 広告掲載のため登録する
- サインイン方法を学習する
- 著者セントラルに本を追加する
- 広告アカウントにクレジットカードまたはデビットカードを追加する
ターゲティングの概要
広告コンソールでキャンペーンを開始する方法を説明する前に、基本について説明します。まずはターゲティングから始めましょう。
知っておくべき定義は次のとおりです
ターゲティング: 広告が表示されるコンテキストを設定する方法です。スポンサープロダクト広告は、検索または商品ページに表示される可能性があることを覚えておいてください。
商品検索クエリ: Amazonのお客様がAmazonストアで商品を探すときに使用する単語やフレーズです。「ハードタイムズ」や「チャールズ・ディケンズ」など、探している特定の商品や作家である場合もあれば、「古典小説」のようにより一般的な場合もあります。 検索用語とも言います。
キーワード: Amazon内で本を探す際にお客様が使用するクエリと広告を一致させるのに役立つ単語やフレーズです。キーワードには、「古典小説」など、広告対象の本と関連性の高いクエリを反映させる必要があります。 つまり、ここで指定されたキーワードをお客様が検索用語として使用すると、広告が表示される可能性があります。
ターゲティングの種類
キャンペーンを開始するときは、オートターゲティングとマニュアルターゲティングのどちらで実施するかを選択する必要があります。
オートターゲティング
仕組み 広告のターゲティングは自動的に決定され、ジャンルなどの対象の本の詳細に基づいて選択されます。
どういう場合に使用するか
- スポンサープロダクト広告を初めて利用する場合、このターゲティングオプションを使用すると、ターゲティング対象を決定する必要がないため、キャンペーンをスムーズに開始するのに役立ちます。
- 購入者があなたの本をどのように見つけているかを詳しく知りたい場合、この方法はマニュアルキャンペーンでどのターゲットを使用したらよいかを知るのに役立ちます。
- 時間がない場合や、定期的にキャンペーンを最適化する用意ができていない場合、このオプションは変化するトレンドに動的に適応できます。
マニュアルターゲティング
仕組み このターゲティングオプションでは、ターゲットにするキーワードまたは商品を手動で選択することで、ターゲティングをより細かく制御できます。これにより、より競争力のあるターゲットや、コンバージョンが最も高いターゲットに対してより高い入札額を設定できるため、パフォーマンスをより正確に管理することもできます。
マニュアルターゲティングは次の2つのカテゴリーに分類されます。
キーワードターゲティング
「ベジタリアンの料理本」など、お客様が使用するクエリと広告を一致させるためにキーワードを使用します。
商品ターゲティング
- 広告を特定の商品と一致させることで、類似の本をターゲットにして、検索結果や商品ページに広告が表示されるようにすることができます。
- 広告をカテゴリー全体(ジャンルなど)に一致させます
どういう場合に使用するか 入札したいキーワードや商品がわかっているとき、ターゲットごとに入札額を変えたいとき、または特定の掲載枠に入札したいときに、このオプションを選択してください。オートターゲティングでキャンペーンを実施したら、これらの戦略のいずれかを試すことをおすすめします。これについては、次の30日間で詳しく説明します。
ポイント:
オートターゲティングとマニュアルターゲティングのどちらでも、キャンペーンに除外ターゲティングを追加することができます。除外ターゲティングでは、広告を表示させたくないキーワードや商品を指定できます。
マッチタイプ
マッチタイプは、広告を表示するためにお客様のクエリがキーワードまたは商品とどの程度一致する必要があるかを決定します。使用したいマッチタイプと入札額を指定する必要があります。
オートターゲティングでスポンサープロダクト広告キャンペーンを作成した後、マッチタイプのオプションを確認し、キャンペーンの目標に合わせて調整することができます。どんな場合に各オプションを選択するかは次のとおりです。
1.ほぼ一致:
広告は、キャンペーンで自動的に選択されたキーワードとまったく同じキーワード(全部または一部)を含むお客様からのクエリにのみ一致します。
たとえば、本がチャールズ・ディケンズの「ハードタイムズ」の場合、オートキーワードターゲティングや商品ターゲティングには「ハードタイムズ」または「チャールズ・ディケンズ」というキーワードが含まれます。 広告が一致するには、購入者がこれらの用語のいずれかを入力する必要があります。
どんな場合に使用するか: これは、ターゲットとするキーワードを正確にしたい場合に適したオプションです。
2.おおまか一致:
どの商品検索クエリがターゲティングしたキーワードに関連するかはシステムが決定するため、お客様のクエリがキャンペーンで選択したキーワードと完全に一致していなくても広告が表示されます。
たとえば、ターゲティングに「19世紀文学」というキーワードが含まれている場合、お客様が「古典小説」を検索したときにもおおまか一致で広告が表示されることがあります。
どんな場合に使用するか: おおまか一致では、購入者が実際に行っているクエリが表示されるため、完全に一致させたいキーワードや入札額を上げたいキーワードを調査するのに適しています。
補完商品、代替商品のマッチタイプのオプションも表示されます。これらのマッチング方法は本と関連性が高くないため、使用することはおすすめしません。
今やるべきこと
キャンペーンを作成するときは、オートターゲティングを選択し、ほぼ一致とおおまか一致の両方のマッチタイプを選択します。
入札と予算
支出を正しく管理できるか心配になるかもしれないので、その管理方法をご紹介します。入札額と予算を組み合わせて管理します。最初に考慮すべきことは入札です。
入札とは?
通常、同じキーワードや商品をターゲットにしている広告主は複数存在します。購入者がAmazon内で商品検索クエリを実行すると、リアルタイムでオークションが実施されて、お客様からのクエリに対してどの広告を表示するか、またどの順番(ある場合)で表示するかを決定します。
これはオークションベースのシステムまたはクリック単価(CPC)システムとして知られています。支払いが発生するのは、広告がクリックされた場合だけです。つまり、広告が表示されてもクリックされなかった場合は費用がかかりません。広告インプレッション数(購入者が広告を閲覧した回数)は無料です。
入札額は、読者が広告をクリックしたときに支払っても構わないと思う金額です。入札額は自分で決め、いつでも調整できます。
システムは、入札額と商品検索クエリに対する広告の関連性の両方を考慮します。関連性が高くパフォーマンスの高い広告は、関連性の低い広告よりも表示される可能性が高く、特定のクエリに対して広告をクリックするお客様が多いほど、そのクエリとの関連性が高まります。
例
あなたの本が戦争に関する小説の場合、キャンペーンは「戦争小説」というキーワードをターゲットにして、入札額は0.75ドルに設定しました。
同じキーワードに0.60ドルで入札している著者と、「戦争の本」というキーワードに0.60ドルで入札している別の著者もいるとします。
あなたが最高入札者であり、入札したキーワードが購入者のクエリと正確に一致しているので、オークションに勝ち、あなたの広告が表示されます。しかし、支払う金額は2番目に高い入札額より0.01ドル多いだけです。つまり、0.75ドルで入札しましたが、2番目に高い入札額である0.60ドルより1セント多い0.61ドルを支払うことになります。
入札オプション
オート商品ターゲティングやキーワードターゲティングでキャンペーンを実施する場合、次の2つのオプションがあります。
- 入札額の初期値を設定します。つまり、ほぼ一致とおおまか一致の両方のマッチタイプに1つの入札額を設定することになります。
- ターゲティンググループ別に入札額を設定します。マッチタイプごとに異なる入札額を設定できます。ほぼ一致のクエリは売上につながる可能性が高いので、ほぼ一致の入札額を上げてみることをおすすめします。
どちらのオプションでも、「入札額の初期値」ボックスに推奨金額を使用できます。推奨金額は、最も多くのクリックを獲得するのに役立つとAmazonが考えることに基づきます。または、望むとおりに自分で調整することもできます。
入札戦略
キーワードターゲティングや商品ターゲティングが自動か手動かを問わず、3つの入札戦略から選択できます。
1.動的な入札 - ダウンのみ
関連性の低い商品検索クエリが使われている場合や、パフォーマンスの良くない掲載枠に掲載された場合など、広告が売上につながる可能性が低いと判断された場合は、オークションの入札額を引き下げます。
どんな場合に使用するか: 最初はこの入札戦略を使用することをおすすめします。キャンペーンで何が効果的かを確認しながら広告費をより細かく制御できます。この戦略を使用して、成果の低いキャンペーンの費用を抑えることもできます。
2.動的な入札 - アップとダウン
販売につながる可能性が高いと判断された場合に、オークションの入札額を引き上げることもします。商品検索結果の最初のページの上部に表示される掲載枠では入札額が最大100%上昇し、それ以外の掲載枠では最大50%上昇します。
したがって、入札額の初期値が0.75ドルの場合、検索結果の最初のページの上部に広告が表示されるときのクリックには1.50ドル、それ以外の掲載枠には1.13ドルを支払うことになります。
どんな場合に使用するか: すでに「動的な入札—ダウンのみ」のキャンペーンを実施していて、以下の場合です。
- 特定のキーワードや商品の入札額をいくらにすべきか知りたい場合。
- ページ上部の広告掲載枠を獲得したい場合。
- パフォーマンスの高いキャンペーンがあり、その成果を最大化するために役立てたい場合。
3.固定入札額
固定入札の戦略では、Amazon Adsはすべての場合に指定された入札額を使用し、入札額の調整を行いません。動的な入札戦略と比較するとインプレッション数は増える可能性がありますが、広告費に対するコンバージョン数は減少する可能性があります。
どんな場合に使用するか: 広告がクリックされた回数ではなく、何回表示されるかが優先される場合。
1日の予算とは?
1日のクリック数に対して支払うことができる最大金額として定義されます。これは、個々のクリックに対して支払っても構わないと思っている金額である入札額とは異なります。また、広告が生み出すクリックに対して実際に支払う金額である総支出とも異なります。
1日の予算の仕組みは?
1日の予算額は、暦月の1か月間にわたって平均化されます。月末の時点で、設定した1日の予算とその月の日数を掛け合わせた金額を超えて支払うことは絶対にありません。つまり、1日の予算が10ドルで月の日数が31日の場合、その月のキャンペーンの合計支出額が310ドルを超えることはありません。
日ごとの支出額は異なる場合があります。特定の1日については、1日の支出がキャンペーンに設定した1日の予算と同じになる場合も、下回る場合も、最大10%多くなる場合もあります。これにより、トラフィックの多い日に広告のクリック数が多くなるというメリットがあります。これは平均で計算されるため、31日の月の場合は1か月あたり310ドルを超えることはないことを覚えておいてください。
支出が日ごとにどのように変化するかを示す例を次に示します。
キャンペーンの1日の予算を10ドルに設定し、入札額を0.50ドルに設定したとします。動的な入札を使用している場合、入札額はオークションごとに変わる可能性がありますが、この例では0.50ドルのままにします。
- 初日には、20件のオークションを落札します。1日の支出は10ドルになります
- 2日目には、10件のオークションを落札します。その日の支出は5ドルで、1日の予算を全部使いません。
- 3日目には、22件のオークションを落札します。その日の支出は11ドルで、1日の予算を10%上回っています。
1日の予算は10ドルだったので、この3日間の合計予算は30ドルでした。しかし、広告のトラフィックが日によって増減したため、合計支出額は26ドルになりました。このキャンペーンの月間の合計支出額が310ドルを超えることはありません。
予算に関するポイント
- 予算の設定を最初どうしたらよいかわからない場合は、キャンペーンを一日中アクティブに保つための推奨金額が推奨予算として表示されます。
- 推奨予算が表示されない場合は、1日10ドルから始めるのがよいでしょう。この金額でほとんどの広告主は一日中広告を掲載することができます。
- そして、広告を開始すると、戦略がどのように機能しているかを確認し、そこから調整することができます。
- 予算はいつでも変更できます。方法はこちらで説明します。
今やるべきこと
- 入札額の初期値またはターゲットグループ別の入札額を選択します。
- 推奨入札額を使用するか、独自の入札額を選択します。
- 入札戦略として「動的な入札—ダウンのみ」を選択します。
- キャンペーンに1日の予算を設定します。1日あたり10ドルから始めることをおすすめします。
キャンペーンの詳しい準備手順
商品とキーワードのターゲティングと入札の基本を学んだところで、次は最初のキャンペーンの設定について説明します。
キャンペーンを構築しているときに、ポータル内の情報やサポートを見つけることができることをご存知でしたか? 「i」にマウスオーバーするとフィールドの説明が表示され、「?」をクリックすると各セクションに関連するヘルプが表示されます。
広告コンソールにサインインし、「キャンペーンを作成」ボタンをクリックし、「スポンサープロダクト広告」をクリックします。
ステップ1: 商品の準備
キャンペーンで宣伝する本を選択します。本のタイトルまたはASINで検索し、「追加」をクリックします。 Kindle電子書籍、ペーパーバック、ハードカバーなど、書籍の形式をすべて含めるようにしてください。これにより、読者がどの形式を選んでも、広告による全売上を確認できるようになります。
ステップ2: ターゲティング
オートターゲティングを選択します。推奨入札額を使用して、入札額の初期値を設定するか、ターゲティンググループごとの入札額を設定します。
除外キーワードターゲティングはオプションなので、除外したいフレーズがある場合は追加します。それ以外の場合は、このセクションに何も入力する必要はありません。
ステップ3: キャンペーンの入札戦略
「動的な入札—ダウンのみ」から始めることをおすすめします。 この設定はいつでも変更可能です。
ステップ4: 設定 — キャンペーンの期間
キャンペーンの開始日を選択します。終了日を設定しないことをおすすめします。それにより、キャンペーンに対して何が効果があるのかを確認することができます。これもいつでも変更できます。
ステップ4: 設定—1日の予算
1日の予算が10ドルであれば、ほとんどの広告主様は1日の予算内に収まります。必要に応じていつでも変更できます。
ステップ5: キャンペーンを開始する
「キャンペーンを開始する」ボタンをクリックすると、完了です。 これでキャンペーンが開始され、読者に届く準備が整いました。
パフォーマンスを確認する
キャンペーンを忘れないでください。週に2、3回チェックして、様子を確認するようにしてください。こうすると、入札額や1日の予算の調整など、改善すべき点を見つけるのに役立ちます。
トップラインパフォーマンスはキャンペーンマネージャーで確認できます。そこで、関心のある期間を選択したり、表示するように選択した指標のみが表示されるように列をカスタマイズしたりできます。
すぐに結果を見たいと思うかもしれませんが、最初のキャンペーンは戦略をどこで改善すべきかを知る機会であることを忘れないでください。とはいえ、最初のキャンペーンで調整できることがいくつかあります。
- キャンペーンは予算をすべて消費しており、コンバージョンが見られるとします。そのキャンペーンの予算を増やすか、成果の低いキャンペーンや予算を使っていないキャンペーンから予算を配分し直すことをおすすめします。
- キャンペーンは予算を消費しておらず、コンバージョンが発生しているとします。予算は維持しつつ、増額が必要になった場合に備えてモニタリングすることをおすすめします。
- キャンペーンのコンバージョンが見られないとします。キャンペーン予算を減らすか、成果の高いキャンペーンに移すことをおすすめします。マニュアルキャンペーンを実施したら、ターゲティングを最適化することもできます。
より高度な最適化戦略を開始する前に2週間待つことをおすすめします。
次の30日間
キャンペーンを実施して数週間が経過し、さらに高度な戦略を学ぶ準備が整いました。ここから始めましょう。
- レポートをチェックする
- マニュアルターゲティングを試してみる
- 入札額を最適化する
- 他のAmazon Adsプロダクトを戦略に追加する
- よくある問題の解決のためのヘルプ
1.レポートをチェックする
本の広告戦略のガイドに役立つレポートは多数あります。レポートを見つけるには、広告コンソールの左側のサイドバーから「効果測定とレポート」タブに移動し、「レポートを作成」をクリックします。
2.マニュアル商品ターゲティングやキーワードターゲティングを試す
簡単な注意事項: キーワードターゲティングでは、キーワードを使用してお客様が使用しているクエリと広告を一致させます。また、商品ターゲティングでは、他の関連性の高い本やカテゴリー全体をターゲットにすることができます。
それぞれの基本を説明した後、広告戦略でそれらをどのように使用するかについて、実用的なアイデアをいくつかご紹介します。
キーワードターゲティング
キーワードの種類
キャンペーンには、さまざまなキーワードタイプを含める必要があります。
- 一般的なキーワードやジャンルに関連するキーワードは、他の本や他の著者に関連するキーワードと同様に、リーチと露出度を高めるのに役立ちます。例としては、「19世紀の作家」、「戦争に関する本」、「恋愛小説」などがあります。
- お客様があなたの本をブラウズしたり、新しい本やシリーズを発売したりすると、自分のペンネームや他の本のクロスセルに役立つタイトルに関連性の高いキーワードが表示されます。これらは、AdidasやNikeと同じようにブランドキーワードと考えてください。
マッチタイプ: キーワードターゲティング
マニュアルキーワードターゲティングでは、1つのキーワードに複数のマッチタイプを使用でき、タイプごとに入札額を調整できます。まず、キーワードごとにすべてのマッチタイプを使用し、どのマッチタイプがより効果的であるかに応じて入札額を調整することをおすすめします。
部分一致
部分一致の場合、商品検索クエリにキーワードを任意の順序で含めることができます。単数形、複数形、変化形、同義語、または関連用語を含めて大丈夫です。キーワード自体は、商品検索に含まれていない可能性があります。
たとえば、「古典小説」というキーワードは、「古典本」や「古典ホラー小説」のバリエーションや、関連用語の「19世紀の文学」などのクエリと一致する場合があります。
どんな場合に使用するか: このオプションを選択すると、キーワードの対象範囲が広がり、キャンペーンのリーチを広げるのに役立つ可能性があります。最初のマニュアルキャンペーンは、どのキーワードが最も効果的かを判断できるように、部分一致で開始することをおすすめします。
フレーズ一致
フレーズ一致は部分一致よりも制限が厳しいですが、通常、広告に対してより関連性の高い掲載枠になります。正確に一致するフレーズまたは語句の並びが商品検索クエリに含まれている必要がありますが、複数形も含まれます。
たとえば、「古典小説」というキーワードは、「19世紀の古典小説」や「女性による古典小説」などのクエリと一致する場合があります。
どんな場合に使用するか: フレーズ一致は、関連性とリーチを両立させたい場合や、前回のキャンペーンの高いパフォーマンスに基づいて選択したキーワードに対して使用します。
完全一致
完全一致は最も正確なマッチタイプですが、クエリとの関連性が最も高いため、コンバージョンの可能性が高くなります。商品検索クエリがキーワードや語句の並びと完全に一致した場合に、広告が表示されます。これには、複数形など、完全一致する用語に類似した用語バリエーションも一致することがあります。
たとえば、「クラシック小説」というキーワードは、「クラシック小説」などのクエリと英語の場合複数形でも一致する場合があります。
どんな場合に使用するか: 広告のコンバージョンが最も高いキーワードがわかっている場合は、完全一致を使用してください。
商品ターゲティング: 商品
商品をターゲットに設定すると、広告は商品詳細ページや、ターゲットの商品が検索結果の上位に表示される商品検索結果ページでのインプレッションの対象となります。
そのため、本が「嵐が丘」の場合は、ジェーン・エアのASINをターゲットに設定してもかまいません。つまり、読者が「ジェーン・エア」と検索したり、商品ページにアクセスしたりすると、同じ商品検索結果や商品ページに広告が表示される可能性があります。
- どんな場合に使用するか: 商品ターゲティングは、広告をトリガーしたい本や商品がわかっている場合や、広告のトリガーとなるタイトルを具体的に指定したいが、単一商品だけではなくリーチを広げたい場合、またはすでにターゲティングしている商品に関連する他の商品を見つけたい場合に使用します。
ポイント:
キーワードターゲティングと同様に、自動的にターゲティングされたキャンペーンからのインサイトを使用できます。以前のキャンペーンの検索ワードレポートを確認し、「検索用語」列に表示されるクリックまたはコンバージョンを生成したASINをターゲットにします。また、パフォーマンスの低い商品を除外ターゲットにすることもできます。
商品ターゲティングには次の2つのマッチタイプがあります。
拡張一致
単一商品と、それに密接に関連する他の商品をターゲットにします。
たとえば、「ジェーン・エア」をターゲットにして、拡張一致で「ジェーン・エア:CliffsNotes」をターゲットに することができます。
どんな場合に使用するか: 広告をトリガーするタイトルについては具体的にしたいが、単一商品以外にもリーチを広げたい場合や、すでにターゲティングしている商品に関連する商品を他にも見つけたい場合です
完全一致
単一商品をターゲットにします。この商品が検索結果に表示されたとき、または商品ページが表示されたときにのみ、広告が表示されます。
「ジェーン・エア」をターゲットに設定した場合、広告はジェーン・エアの商品ページ、または「ジェーン・エア」が検索結果に表示されている場合にのみ表示されます。
どんな場合に使用するか: ターゲティングの精度を高めたい場合です
商品ターゲティング: カテゴリー
カテゴリーターゲティングでは、Amazonストアのカテゴリー全体をターゲットに設定できます。ターゲットに設定したカテゴリーの商品の商品ページや、お客様がそのジャンルに関連するキーワードを入力した場合の商品検索結果に広告が表示されることがあります。
たとえば、本が「嵐が丘」の場合、「フィクションの古典」、「ゴシックロマンス」、「文芸小説」のカテゴリーをターゲットにするとよいでしょう。 つまり、お客様が「フィクションの古典」というキーワードで検索した場合や、同じくフィクションの古典のカテゴリーに含まれる本を検索したときに、広告が表示される可能性があります。
- どんな場合に使用するか: カテゴリーターゲティングは、どのASINをターゲットにするかがわからない場合や、そのカテゴリーのどのASINが自分の本に関連しているかを詳しく知りたい場合に使用します。このインサイトは、他のキャンペーンのキーワードや商品ターゲティングの戦略に活用できます。
どのカテゴリーをターゲットにしたいかがわかっている場合もあれば、ターゲットとする関連カテゴリーのカテゴリーターゲティングオプションの下にある推奨タブを使用することもできます。
ターゲティング戦略を作成する: キーワードターゲティング
次に、オートキャンペーンを2週間以上実施した後、検索ワードレポートを確認して、最も効果の高いクエリを見つけます。最もパフォーマンスの高いものは、クリックと売上が最も多く生み出したものです。
マニュアルキャンペーンで使用するキーワードを決定する方法は次のとおりです。キーワードを下の3つのカテゴリーに分類し、推奨アクションを実行してください。
カテゴリー | 説明 | アクション |
---|---|---|
A | コンバージョン数が目標費用を上回っているキーワード | マニュアルターゲティングキャンペーンではこれらのキーワードを使用します。フレーズ一致または完全一致を使用してこれらの用語をより正確にターゲットに設定し、効果があることがわかっているものに投資を集中します。 |
B | コンバージョンが発生していない、またはコンバージョンが目標費用を上回っているキーワード | これらのキーワードをキャンペーンから削除するか、除外キーワードに設定して、キャンペーンパフォーマンスを改善するのに役立つようにします。 |
C | コンバージョンは発生していないが、支出が目標支出の範囲内にあるキーワード | これらのキーワードをキャンペーンに残し、キーワードのパフォーマンスを引き続きモニタリングします。 |
ポイント:
- 以前のキャンペーンでのパフォーマンスに基づいてキーワードをマニュアルで選択する以外に、推奨キーワードをキャンペーンに追加できます。Amazonの推奨は、過去に効果が見られたキーワードと、Amazon全体でより広範囲に効果が見られたキーワードに基づきます。
- 広告が表示される機会を増やすことができるため、キャンペーンには少なくとも30個のキーワードを追加することをおすすめします。
- マニュアルキャンペーンに移行した場合でも、1日の予算を低く抑えてオートキャンペーンを継続することができます。これは、マニュアルキャンペーンに何を含めるべきかを常に把握するのに役立ちます。
ターゲティング戦略を作成する: 商品ターゲティング
オートキャンペーンからターゲティングレポートをダウンロードします。これにより、商品やカテゴリーの検索ボリュームとパフォーマンスの傾向が表示されます。ターゲットリストを絞り込み、本当に必要なターゲットに予算を設定します。キーワードターゲティングと同じアプローチで、パフォーマンスに基づいて商品を分類できます。
3.入札の最適化
キャンペーンで何をターゲットにするかがわかったので、入札戦略をさらに進めることができます。入札額を調整すべき理由は次の 2 つです。
- 自分にとってパフォーマンスの高い特定の掲載枠に表示させたい。
- コンバージョンの高いキーワードや商品のオークションでもっと落札したい。
それぞれの状況を確認する方法と、入札額に対して行える変更は次のとおりです。
自分にとってパフォーマンスの高い特定の掲載枠に表示させたい。
掲載枠レポートをダウンロードして、入札額を調整したり、広告のパフォーマンスを確認したりできます。インプレッションが低く、クリックスルー率(CTR)が高く、コンバージョンが高い掲載枠がある場合は、結果を最大化するために、その掲載枠の入札額を引き上げることを検討してください。
掲載枠タイプ別に入札額を調整する場合は、キャンペーンビルダーのキャンペーンの入札戦略のセクションでこれを選択します。これは、さまざまな入札戦略と連動するためです。入札額をそのまま維持することもできますが、「掲載枠ごとの入札額の調整」ドロップダウンで、特定の掲載枠を獲得するために入札額をどれだけ引き上げてよいかを選択できます。
例
「ミステリーの本」を例にとると、キーワードに1ドルを入札し、検索の上部(最初のページ)には50%の調整を、商品ページの掲載枠には25%の調整を設定しました。
固定入札額が1ドルで、検索上位の掲載枠に対する調整が50%に設定されている場合、その掲載枠の入札額は1.50ドルになります。商品ページの掲載枠に対する25%調整は、1.25ドルの掲載枠入札額になります。これは固定入札であるため、残りの検索掲載枠の入札額は1ドルのままです。
「動的な入札—ダウンのみ」を使うと、売上につながる可能性が低い場合、Amazon Adsが入札額を最大で100%引き下げます。
検索上部の入札額調整を50%に、商品ページ掲載枠の調整を25%に設定すると、これらの掲載枠に入札できる最大額は上記と同じですが、お支払いいただく上限額も引き下げられます。検索上部は0~1.50ドル、商品ページは0~1.25ドル、その他の検索では0~1ドルの範囲になります。
「動的な入札 - アップとダウン」では、売上につながる可能性に応じて、Amazon Adsが入札額を最大で100%増減させます。
つまり、1ドルの入札額から始めて、検索上部で50%の調整を行った場合、ベースは代わりに1.50ドルになります。50%の増額となり、入札額が最大100%上がる可能性があるため、この掲載枠を落札するため最大3ドルを支払う場合があります。
どのキーワードや商品がコンバージョンを促進するかをよりよく理解できるようサポートするため
検索ワードレポートまたはターゲティングレポートをダウンロードして、売上は上がっているがインプレッションが少ない場所を見てみましょう。これらのキーワードや商品の基本入札額を調整したり、入札戦略を「動的な入札—アップとダウン」に調整したりできます。
最後のポイント
自分に最適な戦略を見つけるには、ある程度の実験が必要な場合があります。大切なのは、学び続け、磨き続けることです。
4.他のAmazon Adsプロダクトを使用する
スポンサーブランド広告
スポンサープロダクト広告に慣れてきたら、広告戦略にスポンサーブランド広告を追加することがどのように役立つかを以下に示します。
- 著者としてのブランド認知度を高めます。
- 同じジャンルやシリーズの本など、タイトルのコレクションを紹介できます。
- 目立つ位置の掲載枠を使用して、あなたの本のような本を探している読者の注目を集めることができます。
5.よくある問題と役に立つかもしれない解決策
キャンペーンを最適化するための最後のポイントをいくつかご紹介します。他の教材については、最終章の「その他のリソース」を参照してください。さらに詳しい情報については、どこでどのようにAmazon Adsを扱っている他の著者に相談できるかの詳細があります。
インプレッション数が少ない、またはまったくない
- 広告キャンペーンにさらにASINを追加します。
- 既存のキャンペーンの入札額を上げます。
- 本と関連性の高い一般的な用語を使用し、部分一致を使用します。
- 広告キャンペーンの1日の予算を増やします。
- 「動的な入札—アップとダウン」を使用し、さまざまな掲載枠のパフォーマンスに基づいて入札額を調整します。
インプレッションが多いが、クリック数が少ない、またはない
- カスタマーレビューのスコアの高い本を選んだことを確認します。
- 検索ワードレポートを活用して入札額を調整します。
- 支出額が高く、売上がまったくない、または非常に少ないキーワードを除外キーワードとして追加します。
コストは高いが売上が低い
- パフォーマンスの低いキャンペーン、キーワード、またはASINの予算/入札額を引き下げます。Amazonの推奨入札額を使用して、広告グループやキーワードごとに競争力のある入札額を設定します。
- 検索ワードレポートを使用して、費用が高く、結果のない商品検索クエリを特定します。オートターゲティングキャンペーンおよびマニュアルターゲティングキャンペーンで除外キーワードとして使用してください。
- 成果の高い検索用語(売上とクリック率が高い用語)をマニュアルターゲティングキャンペーンに追加します。完全一致の場合は入札額を高くし、フレーズ一致の場合はそれより低くし、部分一致の場合は入札額を最も低く指定します。
- 費用が高く、売上がないキーワードを一時停止するか、入札額を引き下げます。