TENZINGとExpert Edgeが最適化された戦略でブランドの認知度を向上

売上とカテゴリーランキングの上昇

エベレスト登頂に近代で初めて成功した探検隊のメンバー、著名なシェルパのTenzing Norgay氏を社名の由来に持ち、英国に拠点を置くTENZINGは、同社の主力商品である、天然成分由来のエナジードリンクのTENZING Natural Energyで知られています。

2018年にTENZINGがAmazonで出品を開始した際に、フルサービスのAmazonコンサルティング会社であるExpert Edgeと提携し、Amazonでのブランドの認知度、デジタルマーケティング、販売の最適化を図りました。この初期戦略の一環として、TENZINGはExpert Edgeに販売パフォーマンスの向上のサポートを依頼しました。初期の目標には、カテゴリーの購入者に対する露出度の向上、市場シェアの成長、新規顧客の獲得が含まれていました。

2020年になると、TENZINGは、Amazonの商品詳細ページやストアへのトラフィックを伸ばし、新商品の発表と成長を図りながら、新規顧客の獲得を続けたいと考えていました。

ストアとスポンサー広告で新しい課題に挑戦

TENZINGの販売準備を最適化するために、Expert EdgeはTENZINGのストアを作成しました。このストアでは、ブランドミッションのストーリーを伝え、コンバージョンの向上に役立つテスト済みの画像が掲載されました。また、Expert Edgeは訴求能力の高いコンテンツで商品詳細ページを刷新し、TENZING独自のブランドストーリー、説得力のある画像やカスタム商品説明を含めることで、より良いカスタマーエクスペリエンスを提供しました。

さらに、Expert Edgeは、スポンサープロダクト広告スポンサーブランド広告を併用して、TENZINGの新しいストアにお客様を誘導し、商品詳細ページをリニューアルしました。スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告の両方のキャンペーンでキーワードを検証し、更新したことがポイントとなりました。この戦略は、TENZINGの露出度の増加と商品検索結果のランキングの向上に役立ちました。Expert Edgeは、月次キーワードレポートで一括シートを活用しながら、AIツールとAmazonのAdvertising APIを統合することで、キャンペーンの管理、アルゴリズムによる入札、キーワードの収集をサポートしました。

さらに、スポンサーブランド広告のキャンペーンパフォーマンスレポートにより、ブランド新規顧客の売上と新規顧客の獲得に関する重要なインサイトを入手しました。

Amazon DSPとAmazonオーディエンスで新たな展望を拓く

2020年第4四半期までに、Expert EdgeはTENZINGのブランドの認知度を高めることを目標に、スポンサー広告からAmazon DSPに戦略を拡大しました。Expert Edgeはディスプレイ広告キャンペーンにAmazon DSPを使用してリマーケティングキャンペーンを確立し、TENZINGの商品と類似商品のカテゴリーの両方で購入者に働きかけています。

Expert Edgeは、Amazonの購入者に関するインサイトを入手できるAmazonオーディエンスを利用することで、Amazon DSP戦略をさらに展開させました。関連性の高い関心カテゴリーを中心にライフスタイルとインマーケットのオーディエンスを活用して、Expert EdgeはTENZINGの商品の認知度と売上の向上に貢献しました。

Expert EdgeのCEOであるDavid Jennison氏は、Amazon DSPを「ターゲットを絞ったインパクトのある広告掲載枠で成長を加速させ、ブランドを構築するパワフルな方法」と評価しています。

2020年に成果をもたらす

Expert Edgeは、2020年のTENZINGの売上を前年比で150%アップに貢献しました(2019年と比較)。スポンサー広告の収益も、同期間に前年比で200%増加しました。

Expert EdgeのAmazon DSPへの戦略拡大により、TENZINGがディスプレイ広告で設定した0.2%の目標に対して、商品詳細ページの閲覧率(DPVR)が全体で0.25%まで伸びました。リマーケティングキャンペーンなど一部のAmazon DSP戦略によって、DPVRは0.47%も上昇しました。

quoteUpあらゆるタイプの広告機能により、Amazonは素晴らしい売上結果をもたらすだけでなく、関連性の高いオーディエンスの認知度を向上するのに役立ちます。quoteDown
– Ralph Strampfer氏、マーケティング部門責任者、TENZING