TwitchおよびAmazon Ads Brand Innovation Labと連携してSamsung Galaxyエコシステムの認知度と売上を向上

2022年、世界最大の電子機器メーカーの1つであるSamsungは、イタリアのモバイルエクスペリエンス部門のフルファネルキャンペーンの実施を検討していました。このキャンペーンは、単一の製品のためのものではなく、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、ノートブックなどSamsung Galaxyエコシステム全体を対象とするものでした。野心的なマーケティング目標を掲げ、SamsungはイタリアのAmazon Adsチームと提携して、Galaxyエコシステムの特徴とメリットの紹介を目的としたキャンペーンを実施しました。このキャンペーンを通じて、Samsung Italyは、イタリアのAmazonストアの内外での認知度を高め、検討を増やし、売上を伸ばしたいと考えていました。

Samsungは、Amazon Adsと協力して、具体的なペルソナに合わせた5種類のギフトボックスを使ったクリスマスギフトボックスキャンペーンを計画しました。ペルソナとして設定されたのは、親、ゲーマー、フィットネス愛好家、専門家、学生です。各ギフトボックスは、受け取る人の興味やニーズを反映したアイテムに合わせて慎重に厳選されました。実施にあたり、キャンペーンでは、過去のキャンペーンから得た知見に加え、Amazonのオーディエンスインサイトが活用され、5種類のペルソナの作り込み、それぞれに固有のクリエイティブの策定、カスタマージャーニー全体にわたって表示される一貫したメッセージの作成に役立てられました。

Amazon AdsとSamsung Italyは、Brand Innovation LabおよびTwitchの双方と緊密に連携し、Fire TV、Amazon DSP、動画広告、音声広告、Twitch音声、Twitch動画、Twitchライブストリームなどの広告プロダクトと広告掲載枠を使用して5種類のペルソナに働きかけ、Amazon AdsとTwitchがアクティベートするすべてのソリューションにわたってクロスプロモーションと宣伝を展開するカスタムのフルファネルキャンペーンを企画しました。

クリスマスギフトボックスは、12月19日のTwitchライブストリーミングイベントで公開されました。「Samsungクリスマスギフトボックス」と題するライブストリーミングイベントのために、Twitchはイタリアの2人の人気ストリーマー、KomodoとJody JDCを起用し、Samsung Galaxyの製品と機能を宣伝する4時間のライブストリームを開催しました。ライブストリームでは、ストリーマーたちがデバイスを操作してオーディエンスにライブの技術デモを見せ、Samsung Galaxy製品ラインのブランドと商品の認知度を高めました。

キャンペーンは、リーチ、認知度、検討、売上のベンチマークを上回りました。このキャンペーンはファネル全体で目覚ましい成果をもたらし、インプレッション数が1億2,500万回を超え、ユニークユーザー数が1,400万人を超えただけでなく¹、Samsungの詳細ページへの訪問回数は180万回、広告費用対効果（ROAS）は35.6にも達しました。²

Amazon DSP動画の動画再生完了率（VCR）は84%に達し、イタリアで初めてテストされた音声広告とTwitch音声は、音声再生完了率が97%、ユニークユーザーが40万人に達しました。³ 注目すべきことにTwitchではVCRが89％になり⁴、オーディエンスのエンゲージメントの高さを示しました。

6万人を超えるユニークユーザーがTwitchのライブストリームを視聴し、8万9,000の閲覧数、36万8,000分の累計視聴時間を達成しました。⁵

同じ時期に、Samsung Italyは全国的なリニアTVキャンペーンを実施していたため、Amazon Adsは、Amazon Adsでリーチしたオーディエンスの増加を、SamsungのリニアTVキャンペーンと比較して測定することを目的として、NielsenのTotal Ad Ratings（ベータ版プログラム）を利用しました。その結果、Amazon Ads全体でリーチが9.3％増であったことが分かり⁶、「ライトTVユーザー」セグメントで14％の成長が観測されました。⁷

全体として、Samsung ItalyチームはAmazon Adsを採用したマーケティングと売上の目標を達成し、その成果に興奮しました。