事例
パートナーアワード受賞者のMindshareが、ポットヌードルのTwitchにおけるブランド認知度を20.6%向上させることをサポート
Mindshareの革新的なTwitchキャンペーンが、ポットヌードルのイメージをお手軽なおやつからゲームコミュニティの人気者へと変え、インタラクティブなストーリーテリングを通じてTwitchでのブランド認知度と売上の大幅な向上につなげることに貢献した様子をご覧ください。
注目すべきインサイト
20.6%
統合型キャンペーンによりTwitchでのブランド認知度が20.6%向上
8%
ゲームコミュニティのエンゲージメントによる購入意図が8%向上
22%
前月比(MoM)での注文による収益が22%増加
目標
英国の有名なインスタントラーメンブランドであるポットヌードルは、消費者の認識を変えるにあたり、大きな課題に直面していました。同ブランドはお手軽さでは知られていましたが、味や定期的な消費との強い関連性はありませんでした。同社の調査により、ゲーム業界に大きなチャンスがあることが明らかになりました。というのも、66%のユーザーがストリームを見ながら軽食をとり、29%がストリーマーの画面上の消費習慣に影響を受けているのです。同社はWPPメディアエージェンシーであるAmazon AdsのアドバンストパートナーのMindshareと提携し、衝動的に食べるおやつというイメージから脱却し、とりわけゲーミングコミュニティにおいて、日常的に選ばれる満足感のある食事の選択肢としての地位をポットヌードルが確立しました。目標は、ゲームイベントでの商品使用を促進し、ブランド全体の関連性を高めることでした。
アプローチ
Mindshareのアプローチは、ポットヌードルをTwitchカルチャーに完全に融合させし、受け身の広告からインタラクティブなゲーム体験へと進化させることでした。同社は革新的な「Slurp & Conquer Quest」キャンペーンを展開し、ゲーミングコミュニティにおける2つの鍵となる行動の交差点に、ポットヌードルを戦略的に売り出しました。それらは、ゲーム中に素早くエネルギーチャージをする必要性(「Pause & Fuel(一時停止と燃料補給)」)と、コミュニティ一丸となって勝利を祝いたいという願望です。このキャンペーンでは、Twitchを活用して、「Slurp」のカスタムエモートとサウンドを中心に、心に残る魅力的な体験を作り上げました。このエモートとサウンドは、実用的な燃料補給のタイミングと、皆で勝利を祝う場の両方を兼ねた位置づけです。
Twitchのインタラクティブ機能を通じて、同社は視聴者がブランドストーリーに参加できるようコミュニティ主導型の体験を創出し、当事者意識を育み、エンゲージメントを促進しました。このキャンペーンでは、Twitchの広告フォーマットをAmazonのリテールソリューションとスポンサー広告を統合し、包括的なマーケティングアプローチを構築しました。この多面的な戦略は、ゲームコミュニティ内の信頼性を維持しながら、ブランドメッセージがさまざまなタッチポイントでゲーマーに確実に届くようにする上で役立ちました。
結果
Twitchの広告フォーマットとAmazonのリテールソリューションを組み合わせることで、Mindshareはブランド認知度、エンゲージメント、売上を大幅に向上させることに成功しました。最も大きな成果は、Twitchでのブランド認知度が20.6%増加したことで、このキャンペーンがゲームコミュニティにおけるポットヌードルの存在感を効果的に高めたことを示しています。1購入意図は8%上昇しましたが、これはキャンペーンが認知度を高めただけでなく、関連オーディエンスの関心も高めたことも示しています。2商業的影響も同様に大きく、注文による収益が前月比で22%増加しました。3この売上の増加は、キャンペーンがブランド認知を変え、認知を実際の購入に結びつけることに成功したことを示しています。
このキャンペーンの、日常の行動をブランドが取り入れられた習慣に変えるということに成功したことで、ゲームコミュニティとの真のつながりを築く上でのマインドシェアの戦略の有効性が示されました。彼らのインサイトに基づくアプローチとオーディエンスに対する理解は、期待を上回る測定可能な結果をもたらすことに役立ちました。
出典
1~2 Kantarブランドの向上率調査、英国、2024年
3 Unilever Amazon Vendor Central、英国、2024年。
