Macartaは、メキシコとブラジルで3Mが新規オーディエンスにリーチし、売上を伸ばすのを支援

120年の歴史を持つ3Mは、現在、Amazonストア内外で60,000点を超える商品を販売しており、聴診器から事務用品、スポンジまであらゆるものを提供し、「毎日の生活を改善するために科学を協調的に適用する」ことを使命としています。 2015年に3Mはメキシコで商品のマーケティングを開始し、2年後の2017年にブラジルに事業を拡大しました。現在、3Mは70か国で事業を展開し、200か国で販売しています。

2019年9月、3Mは最初のAmazon Adsキャンペーンを開始しました。2020年1月からは、Amazonに特化したフルサービスのマーケティングエージェンシーであるMacartaと提携しました。Macartaは、メキシコシティとサンパウロに国際オフィスを構え、コンテンツマーケティング、スポンサー広告、プログラマティック広告、Amazonストア内のブランドパフォーマンスの専門知識を備えているため、3Mの新しい地域におけるチャンスに最適でした。2020年初頭にメキシコで行われた3M聴診器ブランドLittmannとのトライアルキャンペーンが成功した後、Macartaはメキシコでの3Mの消費者向けパッケージ商品（CPG）ブランドにも手を広げ、2021年2月にはさらにブラジルを拠点とするマーケティングで3Mと提携しました。

Amazon.com.mxやAmazon.com.brなどの地域ストアでグローバルに商品を販売する大手ブランドには、独自の課題があります。準備として、Macartaの販売準備チェックには、商品詳細ページのタイトル、説明、箇条書き、画像の更新が含まれていました。一部の商品はAmazonストアでグローバルASINとして販売されていたため、メキシコとブラジルのオーディエンスに対して地域の言語と在庫が適切に提示されていることを確認することが重要でした。

Macartaのコンテンツチームは、Amazon.com.mxとAmazon.com.brの両方で、3Mのベンダーブランド（LittmannやScotch-Briteなど）のストアを更新し、商品名、説明、画像を最適化し、商品詳細ページに商品紹介コンテンツ（A+）を含めるように気を配りました。

メキシコとブラジルの両方で、Macartaは3Mと、スポンサー広告キャンペーンを基盤とした広告戦略を開始しました。スポンサープロダクト広告により、Macartaは、「ツール」や「産業用ハードウェア」などのさまざまなカテゴリーを探している購入者に、3Mの幅広い商品から補完商品を紹介することができました。 さらに、スポンサーブランド広告は、3Mのストアに対する認知度を高め、スポンサーブランド動画広告は、ブランド商品を紹介する点でさらに役立ちました。

Macartaは、スポンサーディスプレイ広告キャンペーンを利用し、3M製品のセグメンテーションをさらに改善し、Amazonオーディエンスをテストするのを支援しました。これらのインサイトは、後に3M向けのAmazon DSPキャンペーンの戦略を強化するために活用されました。スポンサーディスプレイ広告キャンペーンは、ブランド新規顧客などの主要な指標に関するレポートに加えて、カスタム見出し、画像、ロゴの制御をテストする優れた機会となりました。

3Mと、メキシコとブラジルでスポンサー広告キャンペーンを確立したMacartaは、Amazon DSPへの投資に対して「テストと学習」アプローチを取りました。メキシコでベンチマークを確立するために、控えめな予算の2か月のテストが成功した後、Macartaは2021年にショッピングジャーニー全体でオーディエンスにリーチするアプローチを実行しました。

Macartaは、ディスプレイ広告とオンライン動画（OLV）を活用して認知度向上および検討の促進を狙い、Amazonのファーストパーティショッピングとストリーミングシグナルに基づいた独自のオーディエンスソースであるインマーケットのAmazonオーディエンスに焦点を当て、ショッピングジャーニーの潜在顧客に最もよく接触するようにしました。同時に、Macartaはコンバージョンに焦点を当てて、Amazon DSPリマーケティングを利用して、3Mの商品を閲覧したものの購入しなかったオーディエンスにリーチしました。

3Mのメキシコでのプレゼンスに関する取り組みと同様に、MacartaはAmazon.com.brで3MのAmazon DSPキャンペーンを開始し、ベンチマークを確立するためのテスト期間を設け、続いてインマーケットオーディエンス向けのキャンペーンとリマーケティングオーディエンス戦略を実施しました。

Macartaは、2021年にAmazon.com.mxとAmazon.com.brでの3Mのディスプレイ広告キャンペーンにAmazon DSPを初めて使用し、好結果となりました。2021年のメキシコの注目すべきパフォーマンス指標（KPI）：¹

• 商品詳細ページの閲覧率（DPVR）： 1.15%（目標に対して+285%）
• 購入率： 0.18%（目標に対して+80%）
• 広告費用対効果（ROAS）： 4.42倍（目標に対して+76.8%）

Roicosは、すべてのキャンペーンで、認知度を高めたいカテゴリーには部分一致、ほとんどのキャンペーンではフレーズ一致、コンバージョン率の高い検索用語には完全一致を使用しました。次に、オートキャンペーンを使用して、成果を上げているキーワードを確認し、それらのキーワードをパフォーマンスを重視したマニュアルキャンペーンに組み込みました。Roicosは、ブランドの予算を使い果たさないように、常時掲載キャンペーン戦略を使用しました。

• DPVR： 0.61%（目標に対して+35.6%）
• 購入率： 0.06%（目標に対して+200%）
• ROAS： 4.42倍（目標に対して+243%）

さらに、2022年4月30日現在、年初来（YTD）のパフォーマンスによると、MacartaのAmazon DSPキャンペーンはすでに該当年の目標を上回っており、ブラジルではこれまでのところ、ROASは目標に対して117％増、DPVRは目標に対して106.7％増となっています。

Macartaの戦略は、3Mの前年比売上成長にもプラスの影響を与え、2020年に比べて2021年にはメキシコで+47％、同時期のブラジルでの売上成長は+262％増加しました。

Amazon DSPを通じてブランドがオーディエンスとつながる方法についての詳細はこちら。