事例
エミレーツ航空がPrime VideoのNBAとWonderyを通じて1,900万回の閲覧数を獲得し、ブランド検討度を向上
NBAのオフィシャルエアラインパートナーであるエミレーツ航空は、Prime VideoとWonderyのMind the Gameの双方でアクティベーションを展開しました。同社はスポーツ中継のスケール感とポッドキャストのストーリーテリングを組み合わせることで、バスケットボールに情熱を注ぐファンの間でブランド認知度と購入意向を向上させました。
注目すべきインサイト
+6.6ポイント
エミレーツ航空未利用顧客における、Prime Videoでのブランド検討度。
+7.2ポイント
旅行における品質基準を確立しているという認識。
+9ポイント
エミレーツ航空の航空券に対する購入意向。
目標
NBAのオフィシャルグローバルエアラインパートナー、およびエミレーツNBAカップの初代タイトルパートナーとしての発表に続き、エミレーツ航空は、バスケットボール文化の中で確かな信頼性とスケール感を両立させながら存在感を示す貴重な機会を得ました。従来のスポンサーシップとは異なるアプローチとして、同ブランドはファンがすでに高い関心を寄せている瞬間に溶け込むことを目指しました。つまり、プレミアムでグローバルなアイデンティティをNBAの熱気や重要性と結びつけたのです。
特に米国において、エンゲージメントが高く文化的な影響力を持つオーディエンスを対象に、質の高いリーチと有意義なエンゲージメントを組み合わせることが目的でした。エミレーツ航空は主要なブランド認知度を向上させることを目指しました。特にまだ同社を利用していないオーディエンスを中心に、検討度、好感度、予約意向を向上させると同時に、先進的で未来志向のブランドペルソナを強化することを目標としました。同時にこのキャンペーンでは、Amazonのタッチポイント全体で連携したマルチタッチの施策を展開しました。これにより、スケール感とストーリーテリングを組み合わせ、より持続的でネイティブ、かつ差別化されたブランドとのかかわりを生み出す方法を実証することを目指しました。
アプローチ
この目標を実現するために、エミレーツ航空はAmazon全体でフルコートプレス戦略を展開し、互いを補完し合う2つの環境を組み合わせました。それは、Prime VideoでのNBA中継とWonderyのMind the Gameポッドキャストです。
大規模な展開として、Prime VideoでのNBAの広告ブレークや試合中のブランドインテグレーションにより、エミレーツ航空は極めてプレミアムで注目度の高いスポーツ中継環境の中で、自社の存在感を直接示すことができました。こうした機会を通じて、同ブランドはシーズン中の最も重要な試合において一貫して存在感を示すことができ、バスケットボール文化の中心に位置するブランドとしての地位をさらに固めました。露出を繰り返し重ねることで、エミレーツ航空は強力な認知を築き上げ、スポーツとの確固たる結びつきを確立しました。これにより、パフォーマンス、卓越性、そしてグローバルな魅力が自然に体現されるその舞台において、最初に思い浮かべるブランドであり続けることを実現しました。
これと並行して、エミレーツ航空はWonderyのMind the Gameを通じて、より親密で没入感のあるアプローチを取り入れました。この番組は、バスケットボール界の2大レジェンド、レブロン・ジェームズとスティーブ・ナッシュがホストを務めています。ホストによる番組内での自然な紹介を通じて、同ブランドは従来の広告フォーマットの枠組みを超え、コンテンツそのものの一部となりました。これにより、エミレーツ航空はオーディエンスにより深くはたらきかけることができました。広告によって番組を中断するのではなく、ストーリーテリングを通じて、ブランドとバスケットボール文化を結びつけたのです。この環境により、同ブランドのプレミアムなポジショニングが強化され、リスナーとのより強固なつながりが促されました。
これら2つの環境は、互いに連動する形で機能しました。Prime Videoがリーチ、フリークエンシー、そして文化的な関連性を大規模にもたらした一方で、Wonderyは個人的な支持を通じて、ブランドストーリーに深みと信頼性を加えました。ファンはシーズン中の最も重要な局面でエミレーツ航空の存在を目にし、その後、自身が信頼するレジェンドたちの声を通じて同ブランドが支持されていることを耳にしました。こうして、あらゆるタッチポイントにおいて、ブランド認知度が強化されました。
重要な点は、この戦略全体が確かな信頼性に基づいていたということです。NBAのオフィシャルエアライン、そしてエミレーツNBAカップのスポンサーとして、同ブランドは単にスポーツの周辺に広告を掲載していたのではなく、スポーツそのものの一部となっていました。その信頼性はあらゆるタッチポイントに反映され、キャンペーン全体に一貫性と関連性をもたらすとともに、NBAとエミレーツ航空の双方が持つグローバルなアイデンティティを忠実に体現するものとなりました。
結果
本キャンペーンは、スケール感と有意義な影響を両立させ、Amazon全体で連携したマルチタッチアプローチの強みを実証するものとなりました。
Prime VideoのNBAを通じて、エミレーツ航空のキャンペーンはシーズン全体で1,960万人の視聴者にリーチし、1ブラックフライデーの試合やエミレーツNBAカップの全期間を含め、年間における最大の試合で同ブランドの存在感を一貫して示すことができました。
単なるリーチの拡大にとどまらず、Prime Videoでのこの露出効果は、ブランド認知度の大きな変化へとつながりました。その効果は特に、まだエミレーツ航空を利用したことがない航空利用者の間で顕著に表れました。同ブランドでは、旅行における品質基準を確立しているという認識が+7.2ポイント上昇し、2先進的で未来志向のブランドという認識も+9.9ポイント向上しました。3その結果、ブランド検討度も+6.6ポイントの上昇を記録しました。4
WonderyのMind the Gameにより、補完的な影響力が加わり、エンゲージメントが深まるとともに、購入意向にも影響が及びました。本キャンペーンにより、主要なブランド指標全体で向上が見られました。認知度(助成想起)が5 +9ポイント、好感度が6 +7ポイント、予約検討意向が7 +6ポイントそれぞれ上昇し、購入意向も8 +9ポイント増加しました。また、ストーリーテリング環境もブランド認知度の形成において非常に効果的であることが証明され、キャンペーンに接触したオーディエンスの67%が「このインテグレーションは、エミレーツ航空が他の航空会社との差別化を図るうえで貢献した」と回答し、58%が「同ブランドが、より魅力的、プレミアム、または印象的に感じられた」と回答しました。9
インパクトの強い露出と、より深く没入感のあるエンゲージメントと組み合わせることで、エミレーツ航空はオーディエンスを認知の段階から購入意向の段階へと引き上げることができました。同時に、バスケットボール文化の核心へと深く入り込みながら、プレミアムで先進的かつグローバルな航空会社としての地位を強化することができました。これらの結果は、DynataとNielsenが実施した第三者によるブランドリフト調査を通じて独立した形で測定されたため、観察された変化が単なる傾向ではなく、オーディエンスの認識における統計的に信頼性の高い変化を反映していることが保証されています。
出典
1 Amazon Internalデータ、米国、2025年
2~9 Dynataブランドリフト調査、米国、2025年