パートナーアワード受賞のJellyfishが、BISSELLのブランド検索数を8倍に増やすことに貢献

目標

BISSELLは、米国にある家族経営のフロアケア会社で、掃除機、カーペットクリーナー、モップ、ペット向けの商品を製造しています。実用的で高性能な商品で知られるBISSELLは、特に家族やペットのいる家庭向けに、日常的に発生する汚れに対処する商品を設計しています。

BISSELLは、Amazon AdsのアドバンスパートナーであるJellyfishと連携して、自社ブランドをペット福祉との深い感情的なつながりを持つ目的重視型のブランドとして成長することを目指しました。彼らは、自社のペット財団の認知度を高め、ペットの後片付けだけでなく、ペットのことを心から大切にするブランドとしてのイメージを確立するためのキャンペーンを開始したいと考えていました。認知度を高めるだけでなく、買い物客のブランドに対する認識をさらに意味深いものにしたいと願っていました。このキャンペーンでは、BISSELLがホームクリーニングソリューションのリーダーとしての地位を維持しつつ、動物福祉に対する真摯な取り組みを示す必要がありました。

アプローチ

Jellyfishは、Amazonストアでの「From Cart to Care」キャンペーンを、世界動物デーに戦略的に開始しました。キャンペーンの一環として、BISSELLはAmazonのストアフロントの販売を一時停止し、動物福祉のための慈善寄付に焦点を移しました。これは前例のない取り組みであり、特定のブランドが慈善事業への直接寄付を要請するためにAmazonのストアフロントでの販売を一時停止したことは初めてでした。

Jellyfishは、Amazon Ads Brand Innovation Labと協力して、従来の商品プロモーションよりも感情的なストーリーテリングを優先するマルチチャネル戦略を策定しました。Cathy Bissell氏が出演するヒーロー動画はキャンペーンの目玉となり、個人的な心からのストーリーテリングを通してブランドのメッセージを伝えました。キャンペーンでは、Amazon DSPとFire TV広告を活用して、対象とする視聴者へのリーチとエンゲージメントを最大化しました。この革新的なアプローチにより、従来の商業チャネルは有意義な社会的影響をもたらすチャネルへと変化し、BISSELLは混雑したオンラインリテールで目立つ存在となりました。

結果

Cathy Bissellをフィーチャーしたヒーロー動画は16万8,000回再生され、Fire TVでのキャンペーンの存在感は22万5,000回のハブページビューと5万9,000回の直接インタラクションを実現しました。¹ キャンペーンに触れた消費者は、ブランド検索を行う傾向が8倍にアップしました。² この指標は、キャンペーンがBISSELLのブランド認知と顧客との感情的なつながりにいかに強い影響を及ぼしたかを特に示しています。

BISSELLとJellyfishは、驚き、共感、視覚的なストーリーテリングを駆使して差別化を図り、従来の商業的な瞬間をより個人に向けた印象的なものとしました。BISSELLとJellyfishは、慈善寄付を優先して商品の販売を一時停止することで、目的主導型マーケティングの新しい基準を打ち立てながら、対象オーディエンスの共感を呼ぶ力強いストーリーを作り上げました。

出典

^1-2 BISSELL、米国2024