事例

BarrizがAmazon DSPを使用して、日本でのUCC DRIP PODのブランドの認知度を向上

コーヒー抽出機

コーヒー好きの方は、自宅、オフィス、ホテルの部屋で、好きなブランドのプロが淹れたようなコーヒーを飲むことを高く評価しています。日本の飲料会社UCC DRIP PODは、個々のカプセルを使用して焙煎したてのコーヒーを1杯ずつ淹れるコーヒー抽出システムを提供することで、その実現を支援することを目指しています。

UCC DRIP PODは、コーヒー愛好家が馴染みのあるブランドに惹かれることを期待して、売上を伸ばすために、すでに自社商品を検討している購入者への広告に重点を置きました。しかし、商品ページの訪問数が停滞し始め、商品の注文点数が伸び悩んでいたため、Solo Fresh Coffeeはブランドの認知度に対する戦略とアプローチを再評価したいと考えました。

その目標を達成するために、UCC DRIP PODはAmazon AdsのアドバンストパートナーであるBarrizと提携しました。東京に拠点を置くBarrizは、デジタルコマースを中心とした広告、マーケティング、プロモーションのコンサルティングサービスを提供しています。

ブランドの認知度がコーヒーの売上にどのように寄与するかを学ぶ

2016年、UCC DRIP PODは、Amazon内の商品検索結果や商品詳細ページで個々の出品商品を宣伝するスポンサープロダクト広告の運営を開始しました。これらの広告は、すでにブランドでの購入を検討しているオーディエンスにリーチすることに重点を置いていましたが、新規顧客と既存の顧客を区別していませんでした。

BarrizはAmazon Marketing Cloud(AMC)を使用して、UCC DRIP PODの商品を閲覧しているオーディエンスについてのインサイトを入手しました。その結果、2022年10月から12月にかけて、ユニークユーザー数が2021年の同時期と比べて20%減少したことが判明しました。1 Barrizは、ブランド新規顧客を対象にキャンペーンを実施することで、リーチできるユニーク顧客数を2倍にするという目標を設定しました。

Barrizは長期的な成長に投資したいと考えたため、3か月および1年の期間で測定する中長期的なブランド認知度アプローチを導入し、売上の増加を目指しました。また、これらの対策を定期的に見直し、必要に応じてマーケティング戦略を調整しました。

スポンサープロダクト広告を強化して特定のオーディエンスにリーチ

Barrizは、Amazon Adsのメディアプランニングスイートを使用して、UCC DRIP PODの商品を閲覧するオーディエンスに関するインサイトを取得しました。このスイートは、機械学習とチャネル間を連携するツールを使用し、広告主様がカスタマージャーニー全体でオーディエンスにリーチし、コンバージョンにつなげられるようサポートします。

2023年1月から3月にかけて、UCC DRIP PODは広告費を前年比で3倍に増やし、潜在顧客(商品カテゴリーに関心を示したものの、UCC DRIP PODからまだ購入していないお客様)を対象とした認知度向上に焦点を合わせました。2

Barrizは、Amazon DSPを自社の戦略に導入しました。これは、組織が運用型広告として広告を購入し、Amazonやサードパーティのサイトやアプリで新規および既存のオーディエンスにリーチできるようサポートするデマンドサイドソリューションです。UCC DRIP PODの継続的なスポンサープロダクト広告キャンペーンを強化するため、BarrizはAmazon DSP動画広告を使用して、より低いクリック課金制(CPC)でお客様を商品詳細ページに誘導するのに役立てました。Barrizは、Amazon標準識別番号を使用して、競合商品の商品詳細ページを閲覧したお客様にリーチしました。

ブランドインプレッションの向上と今後の予算の決定

BarrizはAmazon DSPを使用して、2023年1月から3月にかけて、Vの商品詳細ページを閲覧するオーディエンスの数を2022年の同時期と比べて209%増加させました。3 さらに、売上達成率(販売目標と比較した実際の売上)は14.4%増加し、売上高は前年比で35%増加しました。4

また、BarrizはvUCC DRIP PODがブランドの認知度キャンペーンの効果を定量化できるようサポートしました。認知度向上策がユーザーの目に触れた後、ブランド検索のインプレッション数は29.8倍に増加しました。5

Amazon DSPキャンペーンが継続する中、BarrizはUCC DRIP PODの全体的な売上目標を達成するために必要なユニークユーザー数を判断するために必要な指標を入手しました。Barrizはこれらの指標を使用して、同社が今後の目標とその達成に役立つ予算を決定できるよう支援できます。

1~5 Barriz、日本、2023年