AUC社は、米国の幅広いオーディエンスにリーチすることを目指し、Sulwhasoo社のメディアミックスにストリーミングTV広告を追加しました。動画の作成については、AUC社は既存の動画を活用してSulwhasoo社のベストセラースキンケア製品に焦点を当てました。

Sulwhasoo社の最初のストリーミングTV広告は、高級/プレミアムビューティーブランド、メイクアップ、スキンケア製品に関連したAmazon DSPを経由して、インマーケットおよびライフスタイルのAmazonオーディエンスセグメントに共有されました。またAUC社は、ブランド要素を活用して、Sulwhasoo社のブランド動画アセットをストリーミングTV広告に追加し、購入者の購入までの過程を簡素化しました。

ストリーミングTVと同時に、AUC社はAmazon DSPを使ったディスプレイ広告も開始しました。この広告は、認知、検討、エンゲージメントに焦点を当てたキャンペーン、コンバージョンやロイヤルティに関する戦略など、カスタマージャーニー全体を対象としたものです。

AUC社は、Amazon DSPのインサイトツールと効果測定ツールを使用して、ストリーミングTV広告とディスプレイ広告を継続的に最適化するよう支援しました。たとえば、AUC社はオーディエンスインサイトレポートを使用して、Sulwhasoo社の既存の顧客オーディエンスをオーディエンスインサイトツールで調べることで、キャンペーンのリーチを絞り込みました。これらの教訓は、ストリーミングTVでより関連性の高いオーディエンスにリーチするための戦略に落とし込まれました。

認知や検討に基づくディスプレイ広告では、Amazon DSPの重複レポートにより、完全に新規の購入を促進することに重点を置いて、Sulwhasooブランドと親和性の高い米国のお客様へのリーチを狙いました。

また、AUC社はオーディエンスインサイトを活用して、過去にそのブランドから購入したことのあるオーディエンスのショッピングジャーニーを示すことで、閲覧リマーケティングキャンペーンの視聴回数に対する理想的なルックバックウィンドウ（オーディエンスが商品詳細ページにアクセスするなど、特定のショッピングアクションを行ってから経過した日数）をより正確に把握できるようサポートしました。さらに、AUC社は再エンゲージメントを目標に、購入リマーケティングを使用して、通常の再購入までの期間を超えた既存のお客様にリーチしました。

2022年4月にSulwhasoo社向けに新しいストリーミングTVとAmazon DSPのディスプレイ広告戦略を展開したAUC社では、KPIが指数関数的に増加し、AUC社が定めたベンチマークをはるかに上回ったことを確認しました。配信開始から約8週間（2022年5月まで）で、ストリーミングTVのインプレッション数はSulwhasoo社の目標を30%上回りました。¹

米国のオーディエンスの広告に起因する購入率は向上し、2022年5月に前月比で57%増、6月から7月にかけては100%増加しました。² ストリーミングテレビ広告の掲載は5月末までに終了していたことから、後者の数字は、同ブランドのストリーミングTV広告のハロー効果を示している可能性があります。

米国のオーディエンスにおけるNTB購入も飛躍的に増加し、2022年5月は前月比で21%増、6月は111%増、7月には258%増に達しました。³

最後に、米国のAmazonストアにおけるSulwhasoo社の売上が2022年の第1四半期から第2四半期にかけて174%増加したことから、これらの新しい戦略の効果は、Sulwhasoo社の総売上高にも貢献したようです。

Sulwhasoo社のストリーミングTVとAmazon DSPのディスプレイ広告キャンペーンの結果を振り返り、AUC社は、統合された広告戦略とクライアントとの緊密な関係の両方について確信を持っています。