スポンサー広告とストアの新機能: 2020年8月
2020年9月14日
Nick Barton
プロダクトマーケティングプログラムマネージャー
広告コンソールにいくつかの新機能が導入され、お客様への働きかけや、キャンペーンをより簡単な方法で管理するのに役立てていただけるようになりました。2020年8月にリリースされた最新情報のまとめをご確認ください。
スポンサーディスプレイ広告の商品ターゲティングご利用可能国の拡大
スポンサーディスプレイ広告の商品ターゲティングが、新たに英国、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、日本、アラブ首長国連邦のお取引会社様と出品者様にご利用いただけるようになりました。以前は米国とカナダでのみご利用可能でした。商品ターゲティングは、Amazon内で類似する商品や補完的な商品、カテゴリーを閲覧している購入者に向けて広告を表示して、商品の認知度を高めるのに役立ちます。また、キャンペーンの管理範囲やレポート指標が拡張したため、パフォーマンス広告戦略をより効率的に機能させることができます。商品ターゲティング広告は、商品説明ページ、カスタマーレビュー、商品検索結果ページ、またはおすすめ商品の下に表示されます。
詳細については、Amazonのブログをご覧ください。
スポンサープロダクト広告の除外商品ターゲティング
広告主様は、スポンサープロダクト広告のオートターゲティングキャンペーンに除外商品ターゲティングを追加いただけるようになりました。検索ワードレポートを使用すると、パフォーマンスに基づいて除外すべき商品を特定することができます。除外する商品を追加すると、パフォーマンスの効率が思わしくない商品ページに広告が表示されるのを防ぎ、キャンペーン効果の向上に役立つ可能性があります。
詳細については、サポートセンターをご覧ください。
キャンペーンマネージャーにおけるROAS指標
以前はレポートをダウンロードしてご確認いただいていた広告費用対効果(ROAS)指標が、広告コンソールのキャンペーンマネージャーで表示できるようになりました。広告主様が広告への投資から得る収益であるROASは、広告に起因する売上を広告費で割って算出されます。これはACOS(広告費売上高比率)の逆で、特定のスポンサー広告キャンペーン、広告グループ、広告対象商品、ターゲティング戦略の効果を評価し、最適な広告予算の配分を判断するのに役立ちます。スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告で利用できます。
詳細については、サポートセンターをご覧ください。
ブランドと商品のマッピングの検査と管理
広告コンソールにアクセスできる出品者様は、ブランドから商品のマッピングの検査と管理、および誤って分類された商品のブランドからの削除申請が行えるようになりました。誤って分類された商品とは、出品はしていないが、出品者様のブランドにマッピングされている商品です。ブランドと商品の関係を表示および編集するには、「アクセスと設定」から「ブランド」メニューにアクセスしてください。
これらの関係に加えられた変更は、実行中のすべての広告キャンペーンおよび今後実行されるキャンペーンに反映されます。修正された商品からブランドの関連付けが承認されると、ディスプレイ広告、スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告キャンペーンで、購入の合計の指標などアトリビューションのレポートに影響します。その結果、広告に起因する販売の傾向に変化が生じる可能性がありますが、請求には影響しません。
この最新情報は、すべての広告プログラムにおける広告キャンペーンの効果を測定するのに役立ちます。
詳細については、サポートセンターをご覧ください。
オーストラリアおよびカナダのKDP著者向けのスポンサープロダクト広告
KDPの著者の皆様は、スポンサープロダクト広告を利用して、オーストラリアとカナダの読者にリーチできるようになりました。
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