動画広告における3つの新しい傾向

2020年12月17日

投稿者:Abbas Fazalbhoy
シニアプロダクトマーケティングマネージャー、Amazon Ads

今日、消費者はかつてないほど多くの情報やショッピングオプションに直接アクセスでき、その行動や嗜好は絶えず変化しています。これは、適切な場所とタイミングでオーディエンスに働きかけ、アピールする必要があるブランドにとって、大きな課題となります。

ファーストパーティのインサイトに裏付けられるAmazon Adsは、多面的で非直線的、かつ断片化されたカスタマージャーニーの全体像を把握するのに役立ちます。これには、消費者の行動と、それらが時間の経過とともにどのように変化するかを深く理解することが求められます。また、動画広告主様向けに、Amazonは最新の主要な3つの変化を特定し、この変化へのサポートを提供しています。

お客様は他の形式の広告よりも動画広告を好む

最近の調査では、消費者の66%が、商品について読むよりも動画を見ることを好むと述べています。1 Amazon Adsでも同様の傾向が確認されています。Amazon DSPキャンペーンの集計指標によると、ディスプレイ広告のみのキャンペーンに動画広告を追加することで、結果が大幅に改善されています。具体的には、両方の形式を組み合わせたキャンペーンでは、ディスプレイ広告のみのキャンペーンと比較して、商品詳細ページのページビューが平均320%増加し、購入率は150%増加します。2

Amazonはどのように役立ちますか?

当社の動画広告ソリューションを利用すると、広告主様は、Amazonサイトおよびアプリだけでなく、Amazon DSPを使用するパートナーパブリッシャーやサードパーティのアドエクスチェンジを通じて、オーディエンスが時間を費やすあらゆる場所で、関連性の高いオーディエンスにリーチすることができます。

画面にとらわれない動画視聴が増加

近年、お客様はかつてないほど多くのコンテンツにアクセスでき、さまざまなチャネルをシームレスに切り替えてコンテンツを視聴しています。たとえば、朝モバイルアプリを使用して天気を確認し、晩には自宅の大きな画面でお気に入りのテレビ番組をストリーミングするのは一般的です。ショッピングジャーニーもこの傾向を示しており、お客様の約3分の2(64%)がトランザクションの過程で複数のデバイスを使用すると回答しています。3 たとえば、スマホで閲覧した後にデスクトップでアカウントに登録するなどです。動画マーケティング担当者は、適切なタイミングで適切なメッセージを使用してオーディエンスにリーチするには、あらゆる画面にまたがってオーディエンスを魅了するオムニチャネルマーケティング戦略が必要であることを認識しています。その結果、最近の調査では、動画マーケティング担当者の90%以上が2020年にクロススクリーンキャンペーンを当時実施していたか、または実施する予定だったことが明らかになりました。4

Amazonはどのように役立ちますか?

Amazon DSPにより、Amazon動画広告は、IMDbなどの所有サイトおよび運営サイトやウェブ全体において、デスクトップ、モバイル、タブレットに配信されるストリーミング動画コンテンツ、記事およびバナーなど、さまざまな形式で表示されます。Amazonの動画広告を利用すると、カスタマーエクスペリエンスに合わせたオムニチャネルマーケティング戦略をウェブ全体で実施できます。

お客様はカスタマイズされたコミュニケーションをブランドに期待している

今日の消費者は、自分の興味・関心に基づいた広告の表示を望んでいます。最近の調査では、平均73%の顧客が企業に顧客の期待を理解することを望んでおり、約3分の2の顧客は行動に基づいたメッセージの適用を企業に期待しています。5 広告主様は、このお客様の期待の変化を認識し、オーディエンスにどのようにリーチするかの指針として、より洗練されたインサイトを使用しています。

広告主様は、単に人口統計に基づいてキャンペーンを実施するのではなく、興味・関心に基づくオーディエンスインサイトをメディア費に取り入れるよう取り組んでいます。最近のレポートでは、広告主様の68%が、人口統計ベースの購入ではなく、興味・関心に基づくオーディエンスの購入に頼っていると回答しています。6 さらに、28件のAmazonストリーミングTV広告キャンペーンを分析したところ、Amazon Adsの行動シグナルを活用しているブランドは、人口統計属性のみに基づいてオーディエンスにリーチしたブランドと比較して、検討が44%増加していることがわかりました。7

Amazonはどのように役立ちますか?

行動シグナルに基づくAmazonのファーストパーティのインサイトは、お客様の嗜好の変化に対応し、ブランドが新しい機会を得るのに役立ちます。オーディエンスの重複レポートなどのツールは、オーディエンスが時間を費やすあらゆる場所で、どのオーディエンスセグメントが広告に最も反応したかを示しています。オーディエンスの重複レポートは、次回のキャンペーンに含めるオーディエンスを特定、既存のキャンペーン内でリーチを拡大、ブランドに興味を持つ可能性があるお客様の心に響くクリエイティブやメッセージを絞り込むのに役立ちます。

どのように広告を開始できますか?

動画広告に使えるクリエイティブアセットがありませんか? ご安心ください。適切な動画アセットをお持ちでない広告主様も、動画広告キャンペーンを簡単に設定できるようになりました。コマースとクリエイティブの両方を考慮したAmazon動画クリエイティブビルダー(ベータ版)は、完全無料のセルフサービスの使いやすいツールであり、既存の動画アセットを必要とせず、人目を引く関連性の高い動画広告を作成するのに役立ちます。これらの動画マーケティングのトレンドAmazonの動画広告で活用するのに役立つツールの詳細については、Amazonアカウントエグゼクティブにお問い合わせください。

1Wyzowl - The State of Video Marketing、2020年1月
2 Amazon Internalキャンペーンデータ、2020年9月
3「State of the Connected Customer」レポート、Salesforceによる調査、2019年12月
4 Video Advertising Convergence Report、Advertiser Perceptions、2019年12月
5 Salesforceによる調査、2019年12月
6 Video Advertising Convergence Report、Advertiser Perceptions、2019年12月
7 Amazon Internalキャンペーンデータ、2019年12月