お客様にリーチして、真のつながりを築くための3つの方法

2020年8月14日 | 投稿者:Brendan Flaherty、コンテンツスペシャリスト

ここ数か月間、多くのブランドがお客様にとって頼れる強力な支えとしての役割を担っています。これらのブランドは、お客様が現在いる場所を理解して、快適さとつながりを提供し、コミュニケーションを通じて信頼を得ることで、長期的な関係を築く重要性を認識しています。

お客様がいる場所でリーチする

多くの家では、ダイニングルームが即席のホームオフィスになりました。リビングは教室になり、アパートのキッチンはパン屋に様変わりしました。実際、6月上旬には、米国の人気度ランキングのキッチンカテゴリーで、生地用ブレンダーが1位を達成しました。1 — 人気度ランキングは、Amazonの売上ランキングの中で、1日で最も売上が伸びた商品を紹介します。つまり、多くの人々が、自宅で色々なことをするようになりました。ショッピング、コンテンツのストリーミング、そして料理です。

ブランドがお客様がいる場所でつながる独自の方法を模索する中で、Amazonでは、幸いにもさまざまなブランドと提携する機会を得られました。4月には、ケロッグと14人の有名シェフがAmazon Liveとコラボレーションして、グルメなオーディエンスに向けて関連性の高いコンテンツを提供しました。「At Home Cooking」は、Feeding Americaを支援する10時間の料理マラソンで、Padma Lakshm氏、Emeril Lagasse氏、Rocco DiSpirito氏などが出演しました。シェフたちはキッチンから生中継して、家庭によくある食材で調理し、視聴者の質問に答えました。ライブチャットにより、視聴者は主催者と相互にやり取りすることができました。視聴者は「ハウツー」に関する質問をして、シェフに料理全般のアドバイスを求め、おすすめやアイデアを提供しました。体験を共有することで、視聴者はお互いにつながりながら、心地よいコンテンツをストリーミングできました。

変化に適用して快適さとつながりを提供する

各世帯では、かつてないほど多くのOTT(オーバーザトップ)またはストリーミングTVコンテンツがストリーミングされています。4月には、全世帯でのコネクテッドTVによるストリーミング数は、前年同期比で29%増加し、全世帯でのボックス/スティックによるストリーミング数は43%増加しました。さらに、コネクテッドTVでストリーミングされたOTT時間の合計は24%増加し、ボックス/スティックでストリーミングされたOTT時間の合計は16%増加しました。2

家族が一緒に自宅で過ごす時間が増える中で、各ブランドは迅速に変化に対応して、お客様に快適さとつながりを提供する方法を見出しています。たとえば、ある映画スタジオは、劇場公開予定の戦略を軸にして、自宅で快適に過ごしながら、「映画館に行った気分になれる」体験をお客様に提供しました。当初の予定通り、ファミリー向けの映画をPrime Videoシネマやその他のストリーミングサービスで直接公開することで、映画館でプレミア上映される予定であった同じ日に作品を鑑賞できるようにしました。チームはスピーディなデジタル配信を推進するほか、映画とライセンス取得済みのコンシューマー向け商品の広告活動を調整することで、映画と関連商品を効果的に連動させる機会を見つけました。同スタジオは戦略を適応させることで、記憶に残る新しい方法でお客様とつながり、コミュニケーションを図ることができました。

コミュニケーションを通じて信頼を得る

長期的な関係を築き、信頼を獲得するには、コミュニケーションが鍵となります。お客様はブランドからのメッセージを知りたいと考えています。Edelman氏が3月に実施した調査によると、世界全体で回答者の83%が、思いやりのあるつながりを求めていると答えています。これには、直面している困難に対する共感や支援を伝えるブランドメッセージも含まれています。3

さらに、調査回答者の65%は、危機的状況におけるブランドの対応は、今後商品を購入する可能性に大きく影響すると述べています。また、回答者の60%は、絶対的に信頼できるブランドに目を向けていると述べました。3

これまで以上に多くなったタッチポイントを通じて、オフラインとオンラインの両方でブランドを発見し、エンゲージメントを示す現代の購入者にとって、共感、つながり、信頼は最も重要な要素です。そのため、どんな方法で発見と行動を可能にしたかを問わず、お客様がいる場所で発見してもらえた場合、快適さとつながりを提供し、最も必要とされる時に信頼を獲得できれば、ブランドはこの先ずっと、お客様にとって頼れる強力な支えとなることができます。

Amazon Adsが提供するソリューションについては、サイトをご覧ください。

1Amazon.com人気度ランキング、キッチンカテゴリー、2020年6月4日時点
2Understanding Media Consumption During the COVID-19 Pandemic.」、ComScore、2020年4月。3,000万以上の世帯を対象としたテレビ調査に基づく
3Richard Edelman、「Trust Barometer Special Report」、Edelman、2020年3月30日最終更新