イタリアでスマートフォンブランドを確立するためにOPPOがAmazon Adsとともに立てた戦略の内側
2022年3月22日
Isabella Lazzini氏とMilana Glisicがモバイルワールドコングレスに出席しました。
2018年9月にOPPOがイタリアに進出した時、このブランドはすでに飽和状態になっていたスマートフォンの市場で存在感を確立するという難しい課題に直面しました。
OPPO Italiaの最高マーケティング責任者であるIsabella Lazzini氏は、モバイルワールドコングレスのセッションで、「私たちの前には、あらゆるシナリオを実現できる可能性が広がっていました」と語りました。昨年1月にLazzini氏が入社した当時、このブランドを知っているイタリアの消費者は2人に1人だけでした。「私たちはまず、OPPOが何を表しているかをイタリアの人たちに伝えることから始めなければなりませんでした。私たちのストーリーを伝える必要がありました」。
Amazon AdsおよびEnvironics Researchの2021年の調査によると、ヨーロッパの消費者の92%は、いつどこでブランドと交流するかを決定したいと考えています。1 ブランドは、真の価値を消費者に示し、共感を呼ぶ方法で消費者に真剣に働きかけることを検討すべきです。特に新しいマーケットプレイスに参入する場合、ブランドは時間をかけてお客様とのつながりを築き、認知度を高めて検討を促し、最終的には信頼を築く必要があります。
Isabella Lazzini氏とMilana Glisicがモバイルワールドコングレスで講演を行いました。
2月28日から3月3日にかけてスペインのバルセロナで開催されたモバイルワールドコングレスでは、Amazon AdsイタリアのマネージングディレクターであるMilana GlisicがOPPOと会談し、新しい地域でオーディエンスにリーチして働きかけ、信頼を築く方法について話し合いました。
「私たちのDNAは、2つの大きな柱で支えられています。 1つは卓越したテクノロジー、もう1つは芸術という形のテクノロジーであるデザインです」とLazzini氏は言います。「私たちは複雑なマーケティングプランの組織化を始めました。その結果、驚いたことに、10人中8人のイタリア人がこのブランドを知るようになりました。」
OPPOがイタリアでブランドストーリーを伝えた方法
Amazon AdsとOPPOは、ブランドの認知度、検討、コンバージョンの目標の達成を支援するため、ファネルのすべての段階に焦点を当てた戦略をまとめ上げました。これには、さまざまなAmazon Adsソリューションのテストも含まれていました。
2021年9月は、新しいスマートフォンであるOPPO Reno6シリーズを発売したタイミングであり、ブランドにとって特に重要な時期でした。OPPOは、この発売についてお客様に知らせるサポートとして、TwitchとPrime Videoで、UEFAチャンピオンズリーグとのクロスチャネル動画戦略を採用しました。
「ブランドの観点から見て素晴らしい結果になりました」とLazzini氏は言います。「前にブランドの認知度について話しましたが、1年もしないうちに27ポイントも跳ね上がりました。これは大きな飛躍です。市場セグメントシェアは2倍以上に拡大しました。私たちはこれらの結果に興奮しています。昨年9月には、3年前にイタリアに進出して以来、スマートフォンの販売数が200万台を突破しました。直近の100万台がわずか6か月で売れたことは注目に値します。これは、イタリアでのOPPOの成長速度が上がっていることを示しています。」
Reno6シリーズの発売に限らず、OPPOは常時掲載の戦略を採用し、ディスプレイ広告を通じてお客様にリーチすると同時に、プライムデー、ブラックフライデー、サイバーマンデーなどのテントポールイベント中に特定のキャンペーンを実施しました。
「スマートフォンが私たちの日常生活で重要な役割を果たしていることを示す説得力のあるストーリーを作成することが非常に重要でした」とLazzini氏は言います。
今後についてLazzini氏は、OPPOへの期待が上昇し続け、ブランドが革新を続けるにつれて、ファッショナブルなブランドとしてイタリアのお客様の認知度が高まり、存在が確立されることを期待している、と述べています。また、OPPOはテクノロジー業界の女性に力を与える新しいプログラムにも取り組んでいます。
「実際のところ、STEM業界には女性が非常に少なく、何かを変えなければいけないと感じています」とLazzini氏は言います。「私たちはこのギャップを小さくするため、一連のプロジェクトに取り組んでいます。私は女性としてこのプログラムに参加していることを誇りに思っています」。
1 Environics、Social Values Global Consumer Themes、ヨーロッパ、2021年