ボックスがビルボードになる時: Amazonのオンボックス広告

2021年6月24日 | 投稿者: Heather Eng、シニア編集リーダー

先月、オーストラリアに住む一部のAmazonのお客様とその飼い猫は、荷物が届いた際に特別なサプライズを受けました。

Amazon.com.auでキャットフード製品を宣伝するため、Whiskasとその代理店であるMediaComは、Amazon Adsと提携して、オーストラリアで最初のオンボックス広告キャンペーンを展開しました。

箱の中を這っている猫

Whiskasとその代理店であるMediaComは、Amazon Adsと提携して、オーストラリアで最初のオンボックス広告キャンペーンを展開しました。

WhiskasとAmazon Adsは、お客様がジェットコースター、城、オフィスに変形させることのできる3種類のボックスをデザインしました。すべて、猫に楽しんでもらうために企画したものです。このマーケティング体験はオンラインでも引き継がれ、カスタムランディングページで、Whiskasのキャット工業大学(K.I.T)の架空のキャンパスにお客様とその飼い猫を招待しました。 そこでは、愉快な短編動画を視聴し、購入可能な製品を閲覧し、特別なボックスを作成してソーシャルメディアコンテストに参加するための追加手順を確認することができます。

Amazon.com.auのWhiskasのカスタムランディングページ

Amazon.com.auのWhiskasのカスタムランディングページ。

Amazon Adsオーストラリアのゼネラルマネージャー、Kelly Wearmouthは次のように述べています。「オーストラリアで最初のオンボックス広告キャンペーンを実施するにあたって、Whiskasと提携できることを嬉しく思います。Amazonのカスタム広告という機会により、ブランドの認知度向上や検討を促し、記憶に残る方法でお客様に働きかけるのに役立つオーダーメイドの方法をブランドや広告主様に提供します。Amazonのお客様に、このようなユニークな体験をさらにお届けできることが待ち遠しいです。」

オーストラリアでのオンボックス広告の配信開始は、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本でもすでに利用できるプログラムであり、画期的な次のステップとなります。Amazon Adsのオンボックス広告は2015年に開始しました。「ミニオンズ」の公開を宣伝する目的として、Universal PicturesとIllumination Entertainmentは、Amazon Adsと提携して、アニメ「ミニオンズ」をテーマにした明るい黄色のボックスを作成しました。ボックスを受け取ったお客様の反応は好意的でした。ソーシャルメディアでボックスの写真を共有しているお客様もいました。

それ以来、様々な業界の企業がAmazon Adsと提携して、オンボックス広告の採用によりお客様に感動を届けています。シルバラードのデザインリニューアルに合わせたシェビーの2019年のキャンペーンでは、側面からトラックが飛び出す構図のAmazonボックスを採用しました。

スーパーマリオの35周年を記念して、任天堂はAmazon Adsと提携し、宙に浮かぶマリオとルイージが描かれたカスタムAmazonボックスを作成しました。ファンは任天堂のAmazonランディングページにアクセスすると、同社の35年の歴史の中で重要な節目を示す、スーパーマリオの豆の木の形をした年表を見ることができました。(1991年にスーパーマリオワールドでヨッシーが初めて登場したのを覚えていますか?) このボックスは、任天堂ファンの間でコレクターズアイテムとして人気を博しました。eBayで出品されたものもあります。

スーパーマリオの35周年を記念して、任天堂はAmazon Adsと提携し、カスタムAmazonボックスを作成しました。

スーパーマリオの35周年を記念して、任天堂はAmazon Adsと提携し、カスタムAmazonボックスを作成しました。

典型的なアウトオブホーム広告ではありませんが、ボックスはミニビルボードとして機能します。

「オンボックス広告は目を引きます」と、Amazon AdsでシニアOOHパートナーマネージャーを務めるBrendan Rodgersは述べています。「玄関先や中庭に届けられるため、配達の際に注目されることも多くなります。」

その上、オンボックス広告の掲載枠では、従来のほとんどのビルボードより親近感のある方法でお客様とつながることができます。

「お客様が期待している瞬間、つまり荷物が届いたときに、ちょっとした感動をプラスできます」と、Rodgersは続けます。

Amazon Adsは、オンボックス広告の体験をさらに魅力的に進化させ続けています。2020年10月、Amazonはハロウィン向けの新しい拡張現実(AR)体験を展開しました。 一部のお客様には、かぼちゃの無地のシルエットが描かれたAmazonボックスが届けられました。お客様はシルエットにかぼちゃの顔を描き、Amazon AR Playerアプリを使って、かぼちゃが実際に動き出す様子を見ることができました。

Amazonの拡張現実部門でシニアインダストリアルデザイナーを務めるVas Obeyesekereは、次のように述べています。「ARテクノロジーにより、物理とデジタルの面からアプローチできます。Amazonはこの機会を活かして、ボックスをビルボードとして利用しました。このビルボードを使って、お客様がコンテンツで相互に作用するまったく新しい方法を見つけられるようサポートしています。」

広告主様にとって、ARの導入により、体験が特定のスペースに制限されなくなります。これにより、お客様を遠く離れた目的地に連れて行ったり、リアルな映像やアニメーションを問わず、ブランドのスポークスパーソンをお客様のリビングに登場させたりといった、まったく新しいクリエイティブな可能性を解放できます。

「Amazonでは、常にお客様に感動を与えられるよう模索しています」と、Obeyesekereは語ります。

詳細については、カスタム広告ソリューションをご覧いただくか、セールスチームまでお問い合わせください。