J&J Consumer Healthがサステナビリティを重視する理由: 「正しい行い」

Katie Decker氏の顔写真

2022年4月20日 | 投稿者:Matt Miller、シニアコピーライター

The Sproutへようこそ。このシリーズでは、より持続可能な未来に向けて企業がどのように取り組んでいるかを探っていきます。

Johnson & Johnson Consumer Health社のエッセンシャルヘルス&サステナビリティ担当グローバルリーダーであるKatie Decker氏は、よりクリーンな未来に向けて取り組んでいる今日のブランドが直面する課題が数多くあることを知っています。

「それはプロセスであり、まだ分からないことはたくさんありますが、毎日が新しい発見です」とDecker氏は言います。「私が考える最大の課題(そしてチャンス)は、サステナビリティは1つのチームや1つのブランドだけの仕事ではないということです。これは完全なエンドツーエンドの取り組みであり、すべての意思決定がより持続可能なものになるように、組織全体が方向転換する必要があります。それは側面的なものではなく、組織の考え方、会話、そして意思決定に組み込まれる必要があるのです」

だからこそ、独自のHealthy Lives Missionから、NGOや同業他社とのパートナーシップ、研究、商品、ブランドメッセージに至るまで、サステナビリティはJohnson & Johnson Consumer Healthのビジネスにとって欠かせない要素です。

より持続可能なブランドに対する世界的な緊急性

4月に、国連の「気候変動に関する政府間パネル」は、気候変動の最悪の影響を防ぐために世界全体の排出量を十分に削減することは、各国が直面している困難な課題であるとする新しいレポートを発表しました。このような緊急性を受けて、今日の消費者は、自らの購入決定が地球に与える影響についてますます意識するようになっています。調達、サプライチェーン、パッケージ、リサイクルのいずれに関することであれ、今日の購入者は、環境に与える影響の低減に取り組んでいるブランドをした支持したいと考えています。

Amazon AdsとEnvironics Research社による2021年の調査によると、米国の消費者の83%、ヨーロッパの消費者の88%、カナダの消費者の88%、メキシコの消費者の95%は、より多くのブランドが世界をサポートするために各自が役割を果たすべきだと考えています。1 米国では60%の消費者が、より持続可能なビジネスを行っているブランドを積極的に探しています。ヨーロッパでは71%の消費者がそうしています。さらに、米国の55%とEUの66%の消費者は、より環境に配慮した商品に対してより多くのお金を支払うことを望んでいます。2

「消費者は自分の価値観に沿ったブランドを求めているので、今日のコンシューマーヘルスブランドにとって、サステナビリティを取り入れることは必須です。サステナビリティは、私たちが現代における必須事項とみなしているものであり、消費者の価値観を反映するために不可欠なものです」とDecker氏は述べています。「消費者、お客様、サプライヤー、さらには政策立案者や投資家も、サステナビリティが私たちの価値提案の中核をなす要素であることを期待しているのです」

2020年、Johnson & Johnson Consumer Health社は、環境を保護しながら人々の健康を促進するため、2030年までに8億ドルを投資するHealthy Lives Missionを発表しました。

サステナビリティへの取り組みは3つのカテゴリーに分けることができます。 1)禁煙プログラムや皮膚がん予防パートナーシップなどの、予防可能な疾患への対策、2)消費者がパーソナルヘルス商品についてより多くの情報に基づいて選択できるようにするなど、商品の透明性の向上、3)パッケージのバージンプラスチック(また天然ガスや原油を使った新しいプラスチック)の使用を減らす、リサイクル素材をもっと使用する、パッケージがリサイクルまたは再利用しやすいようにする、再生可能電力で事業を行うといった取り組みによる環境への影響の低減というカテゴリーです。

「私たちの目的は、人類の健康の軌道を変えることです」とDecker氏は述べています。「企業としての目的、そして地球が健康でなければ人間も健康になれないことを理解することからまず取り組むことで、緊急性が明らかになります。だからこそ、サステナビリティが当社のビジネスとブランド戦略に組み込まれているのです」

一方、Johnson & Johnson Consumer Health社は「業界をより持続可能なものにするためには、皆の力が必要である」ことを認識し、同業他社、リテールのお客様、NGOなどの主要なステークホルダーと協力して、知識の交換、専門知識の共有、イノベーションの推進に取り組んでいます。同社は、エコビューティースコア(EBS)コンソーシアムのメンバーであり、エレン・マッカーサー財団のニュープラスチックエコノミーグローバルコミットメントに署名しており、消費財フォーラム(CGF)のプラスチック廃棄物行動連合(PwCoA)に参加しています。

Johnson & Johnson Consumer Health社のHealthy Lives Missionは、環境を保護しながら人々の健康を促進するため、2030年までに8億ドルを投資する予定です。

より持続可能な商品についてお客様に知らせる

より持続可能な商品への関心が高まる中、多くのブランドが、環境への影響を軽減するのに役立つ取り組みをお客様に知ってもらえるよう努力しています。Johnson & Johnson Consumer Health社では、リステリン、ニュートロジーナ、ジョンソン、Le Petit Marseillais、OGX、ニコレットなどのブランドはすべて、より持続可能な商品やプログラムを用意しており、デジタルチャネルやサステナビリティについて同じ考えを持つリテール業者を通じてお客様に情報を提供しています。

「弊社のブランドは、それが行うべき正しいことで、消費者にとって重要という理由から、Healthy Lives Missionにチャレンジしています」とDecker氏は言います。「私たちは、パッケージのリサイクルと再利用を容易にし、再生プラスチックの使用を増やし、可能な場合は詰め替えや再利用モデルを導入してパッケージ全体のフットプリントを削減すべく懸命に取り組んできました。各ブランドは、消費者のユニークな期待に対する深い理解に根ざし、そのブランドにとって最も意味のある方法で、サステナビリティ、商品の透明性、社会的影響にアプローチしています」

今年のアースデイにJohnson & Johnson Consumer Health社は、ニュートロジーナを含むいくつかのブランドでAmazon Adsの「Climate Pledge Friendly」ラベルを活用し、より持続可能な商品を消費者にアピールするのに役立てる予定です。Climate Pledge Friendlyラベルの付いた商品は、自然界の保護に役立つサステナビリティ関連の認証を1つ以上取得しています。Amazon Adsでは、これらの商品の見つけやすくするのをサポートするために、Amazon内にあるブランドのストアにClimate Pledge Friendly商品を独自の「売場」として紹介するための別のページを作成するオプションが用意されています。 このオプションは、より持続可能な商品というショッピングの好みに合った商品をお客様が見つける上で役立ちます。

Decker氏が説明したように、ショッピングでより持続可能なものを選ぶという小さな努力が、より健康的な未来への一歩になり得るのです。

「一人の消費者としては、より持続可能な選択を1つしたからといって大した影響はないように思えます。しかし、みんなが小さな変化を起こすと、それは大きな力となります」とDecker氏は言います。「人々は選択肢を見直し、より持続可能な商品を選択することができます」

Climate Pledge Friendly商品の広告掲載に関心をお持ちの場合は、Amazon Adsのアカウントエグゼクティブにご連絡ください

Amazonの2022年アースデイイベントと、CPF製品の詳細をご覧ください。

持続可能なマーケティングについての詳細はこちら。

1 Environics Research、Social Values Global Consumer Themes、米国/ヨーロッパ/メキシコ、2021年
2 Environics Research、Social Values Global Consumer Themes、米国/ヨーロッパ、2021年