職場において女性が誠実さ、意図、強さを示す方法

これは、Amazon Advertisingの新しいインタビューシリーズ「Inside Voices」です。多様で包括的な職場環境を確保するために活動するAmazon社員にスポットライトを当てています。各インタビューでは、Amazon Advertising内のさまざまなリーダーに、チーム内でどのように多様性、公平性、一体性（DEI（Diversity、Equity、Inclusion））を育んでいるのか、また自身のキャリアで直面し克服してきた課題、ほかの人へのアドバイスを尋ねます。

私がDEIについて見てきた最も簡潔な定義の1つは、次のように要約できます。 「多様性」とは誰もがパーティーに招待されることであり、「公平性」とは誰もがプレイリストに貢献できることであり、「一体性」とは誰もがダンスをする機会を得られることです。私にとって、全体的なコンセプトは決して「1つですべてをカバーする」アプローチではありません。それをどう定義するかだけでなく、各構成要素が連携することがなぜ重要なのかを全員が理解しなければならないということです。DEIは、生きた価値観であり、組織の文化や説明責任の枠組みを推進する、目に見える実行可能なプログラムやイニシアチブとして現れていなければなりません。

Amazonが行った最大かつ最新の取り組みの1つは、2021年度の採用およびプロモーションターゲットの概要を提示したことです。これには、テクノロジーや科学の分野でシニアレベルに就く女性の数を前年比で30％増やすことや、米国の黒人シニアリーダーの数を2倍に増やすことなどが含まれます。次世代の女性リーダーを育成するための適切な開発ファネルを持つことは、これらの目標に積極的な影響を与える上で重要な役割を果たします。Amazonはまた、多様性に関する社内レポート作成をより頻繁に行うこと、全社的な一体性研修への参加を徹底すること、Amazonの個々のチームにおけるパフォーマンス評価と離職率に著しい人口統計学的な違いがある場合にはそれを調査することを約束しました。これは、女性に対する公平性の重要性を宣言するだけでなく、具体的な目標を設定し、リーダーが進捗状況を示すアカウンタビリティーを推進するための大きな成果です。

そのための「魔法の公式」はありませんが、男性が女性や女性として認識されている人々をサポートするためにできる3つの重要なことがあります。

まず、自分自身を教育してください。女性の権利に関する歴史、功績、課題についてより多くのインサイトを提供する映画や本、記事を調べるだけで簡単に理解できます。

2つ目は、自分の偏見と向き合うことです。同じ特質を表現するのに男性に対するもの（例：「自信がある」や「強い」）とは別のもの（例：「好戦的」や「野心的」）を使って女性を表現することにより、表面化することがあります。潜在的な偏見を耳にした際にはそれが偏見であることを認識し、立ち向かいましょう。

3つ目は、支持者や味方になることです。あなたの協力やスポンサーシップ、ネットワークから利益を得ることができる組織内の強力なリーダーを評価し、サポートするようにしてください。現在活躍している、または将来有望な女性リーダーのプロとしての軌跡を信じているなら、積極的に支援していきましょう。

一般的に、私は仕事や個人的な状況にアプローチする方法に3つの基本原則を適用しています。それには1）誠実さ、2）意図、3）強さという要素が関連しています。

新しい仕事のオファーを交渉しているときであれ、難しいテーマに取り組んでいるときであれ、正しさ、意図、強さというレンズを通し、立ち返って考えるように日頃から努めています。

パートナーアクセラレーションチームに参加する際に優先的に取り組んだのは、チーム規定を作成することでした。リーダーシップの役割の初期の段階でこの取り組みを推進し、信頼関係を築き、チームの行動や強みを理解して文化を発展させ、その文化を実現するためにチーム規定を運用可能にしました。

また、継続的な1対1のミーティングでは、仕事の話とお互いのことを知ることを両立させるようにしています。最後に、毎週行われているチームミーティングでは、初めにアイスブレイクの質問（例：「これから一生の間、1つの食べ物しか食べられないとしたら何を選びますか」など）を行い、チーム内の人間関係を構築し、楽しみながらお互いのことを知るようにしています。私たちは、チーム内に一体性のあるポジティブな環境を推進するため、新しい方法に繰り返し取り組んでいます。