コネクテッドコンシューマーの買い物方法と知っておくべきこと
2021年8月17日 | 投稿者: Kat Vasilopoulos、商品マーケティングシニアマネージャー
今年、Amazon AdvertisingはIpsosと調査を実施し、消費者がストリーミングを行う方法、ブランドと関わる方法、ブランドとの関わりが今後どうあってほしいと思っているかついて、18~64歳の3,000人の米国人を対象に調査しました。昨今の視聴者により、テレビの視聴方法は変わってきています。Amazonでは、これらの傾向から生じる影響や機会を理解できるよう広告主様をサポートします。
広範な調査を通じて、Amazonは、コネクテッドコンシューマーとのストリーミングTVの現状や今後の状況に関する見解を示しています。最初の投稿では、次の問いを深く掘り下げて回答しました。 コネクテッドコンシューマーとはどのような人々ですか? この記事では、4部構成シリーズの第2部として、コネクテッドコンシューマーの買い物方法と、広告主様が注目すべき理由について解説します。
ここでいう「ストリーミングTV」とは、「リニアTV」という従来のケーブルをバイパスして、インターネット経由でストリーミングサービスやデバイスに配信される、長編の動画コンテンツを指します。 オーバーザトップ(OTT)とも呼ばれるストリーミングTVは、一般的にテレビ画面上で視聴されます。このストリーミングコンテンツ内で再生される広告が、ストリーミングTV広告です。
コネクテッドコンシューマーの定義
これらの記事全体で、次の3つの主要なグループについて言及します。
- 一般コンシューマーとは、調査に参加したすべての回答者を指します。
- コネクテッドコンシューマーとは、スマートメディアデバイスを少なくとも月に1回は使用していると述べた回答者のことです。本調査の目的において、「スマートメディアデバイス」にはスマートTV、スマートスピーカー、スマートディスプレイ、ストリーミングデバイスが含まれます。
- Amazonコネクテッド動画のお客様とは、Amazonの広告対応ストリーミングTVコンテンツを少なくとも月に1回は視聴していると報告した一部のコネクテッドコンシューマーを指します。広告対応ストリーミングTVコンテンツには、IMDb TV、Twitch、Prime Videoのスポーツ中継、Fire TVのブロードキャストアプリとAmazonのニュースアプリにわたるコンテンツが含まれます。
コネクテッドコンシューマーの流動性
シリーズの第1部では、コネクテッドコンシューマーとAmazonコネクテッド動画のお客様の大半は、一般コンシューマーよりも年間平均の手取り給与が高く、かなりの購買力があることがわかりました。
コネクテッドコンシューマーとAmazonコネクテッド動画のお客様は、一般コンシューマーよりも今後12か月間で大きな移動が発生する可能性が高いことも示しました。つまり、広告主様にはブランドとして、これらのお客様が新しい画期的なマイルストーンを模索する際にサポートできる絶好の機会があります。

今後12か月以内に、コネクテッドコンシューマーは旅行(47%)、転職(19%)、引っ越し(17%)、新居の購入(12%)を計画しています。Amazonコネクテッド動画のお客様にも、その度合いを上回る形で、これらのすべてが当てはまる傾向があります。そのうち15%は今後12か月以内に事業を開始する計画をしており、独特な仕方で起業家精神を示しています。1
広告主様向けのヒント: これにより、広告主様にとっては、ライフイベントオーディエンスを使用して、これらの決定的なマイルストーンのタイミングに合わせて、ブランドをPRする機会が生まれます。ライフイベントオーディエンスを使用すると、オーディエンスが休暇の準備をする際の「まもなく旅行」など、人生の節目に合わせて、ブランドの認知度とブランドの検討を促すことができます。
コネクテッドコンシューマーのショッピング
コネクテッドコンシューマーとAmazonコネクテッド動画のお客様は、特に一般コンシューマーと比較すると、熱心な購入者でもあります。買い物をする際は、迅速な配送と配送料無料を気にします。社会への関心が高く、中小企業をサポートしたいと考えています。また、買い物をソーシャルな活動や楽しい娯楽と見なしています。これは、買い物のソーシャルな側面に大きな重きを置くAmazonコネクテッド動画のお客様に特に当てはまります。

Amazonコネクテッド動画のお客様は、買い物について質問を受けたとき、
迅速な配送(42%)、配送料無料(32%)、中小企業の支援(38%)を好む傾向が最も高くなりました。また、買い物をソーシャルな活動(30%)や好きな娯楽(33%)と考える確率が最も高くなっています。2
Amazonの調査では、コネクテッドコンシューマーの約半分(49%)とAmazonコネクテッド動画のお客様の69%が、先週のうちにオンライン小売業者から商品を購入したと回答していることがわかりました。

コネクテッドコンシューマーの49%が先週内にオンライン小売業者から購入した。Amazonコネクテッド動画コンシューマーの69%が先週間にオンライン小売業者から購入した。3
一般コンシューマー、コネクテッドコンシューマー、Amazonコネクテッド動画のお客様は、ショッピングジャーニーのある時点でAmazonを使用しています。コネクテッドコンシューマーのオーディエンスの40%が、過去7日間にAmazon.comで購入したと回答しました。当然のことながら、Amazonコネクテッド動画のお客様の場合は、この割合を上回っており、60%は過去7日以内にAmazonで購入したと回答しています。

コネクテッドコンシューマーの40%が先週Amazon.comから購入した。Amazonコネクテッド動画コンシューマーの60%が先週Amazon.comから購入した。4
広告主様向けのヒント: インマーケット、ライフスタイル、興味・関心など、Amazonのオーディエンスセグメントを活用してみてください。インマーケットオーディエンスは、広告主様のカテゴリーの「売場」にいるものの、まだ購入していないオーディエンスにリーチするのに役立ちます。Amazon内でのショッピング、IMDbの閲覧、Prime VideoやTwitchのストリーミングなどショッピングと閲覧のシグナルに基づいて、ライフスタイルオーディエンスセグメントを使用して、オーディエンスにリーチすることもできます。または、最後に関心ベースのオーディエンスを使用して、頻繁に閲覧または購入した商品に基づいて、見込み客のブランドの認知度を高めるうえでお役立てください。これらの行動オーディエンスのシグナルに基づいて、オーディエンスにリーチしたストリーミングTVの広告主様は、デモグラフィックを使用してオーディエンスにリーチした広告主様と比較して、検討において44%の増加が見られました。5
コネクテッドコンシューマーについて知っておくべき3つの重要なこと
- Amazonの調査によると、コネクテッドコンシューマーオーディエンスは、自宅の購入から事業の開始まで、今年大きく移動する準備をしています。積極的に人生を変える意思決定に投資しようとしています。広告主様はブランドとして、これらのマイルストーンに合わせてPRできます。
- コネクテッドコンシューマーは、ショッピング体験を重視しています。買い物は楽しく、社会的な娯楽であり、コネクテッドコンシューマーは送料無料の迅速な配送を信頼しています。Amazon Advertisingは、ブランドがこれらのショッピングオーディエンスにリーチできるようサポートします。
- 特に、調査対象のAmazonコネクテッド動画のお客様の60%が、過去7日間にAmazonから商品を購入したと回答しています。
コネクテッドコンシューマーブログシリーズの第3部では、コネクテッドコンシューマーがストリーミングしてデバイスを使用する方法について詳しく説明します。次回もご期待ください。
もっと学ぶのを待ち切れませんか? 無料レポートをご覧ください(英語のみ): コネクテッドコンシューマーを深く知る: 現在のストリーミング視聴者にリーチし、エンゲージメントして楽しませる方法。
参照元
1Amazon Connected Consumers調査、2021年7月
2Amazon Connected Consumers調査、2021年7月
3Amazon Connected Consumers調査、2021年7月
4Amazon Connected Consumers調査、2021年7月
5Amazon社内データ、2020年