Amazon Publisher Servicesでパブリッシャーと出品者様の連携を強化する

2020年6月23日

Zach Schapira
広告技術商品マーケティングチームリーダー

2012年に始まったヘッダー入札の連携や、2016年のAmazon Publisher Services(APS)の提供開始以来、パブリッシャーは、質の高い在庫のより効果的な収益化、ユーザーエクスペリエンスの向上、および透明性の高いオークションを通じたユニークで統一された需要の獲得に役立つソリューションのため、Amazon Advertisingのビジネスに注目してきました。Amazonは、パブリッシャーにとって価値あるパートナーであり続けられるよう継続的な取り組みを行っています。

Advertiser PerceptionsのH1 2020 SSPレポートでAPSは、全体的な使用状況、おすすめ度、今後の使用の検討など、ほぼすべてのカテゴリーで、パブリッシャーから第2位に選ばれました。APSを高く評価したパブリッシャーは、その主なメリットとして価格、透明性、サービスを挙げています。Whitepagesの広告宣伝業務担当部長であるEric Meixner氏は、こう述べています。「透明性の高い広告マーケットプレイスのマルチスロット統合(APSサービス)にアップグレードしてから、ユーザーエクスペリエンスを損なうことなく、収益を20%増大させることができました」

それと同時に、広告主様もこの進歩によるメリットを得ています。デジタル広告については何年も前から、透明性と信頼性が高く、低価格で高パフォーマンスの、独立したソリューションを求める声が広告主様から上がっていました。

APSは、そのビジョンの実現をサポートしています。現在APSには、北米、ヨーロッパ、日本における、質の高い数万ものWebサイトとモバイルアプリケーションが含まれています。また、Fire TVの広告対応アプリや、現在増え続けている、他のストリーミングサービスを介したストリーミングTVアプリも含まれています。Amazonでは、Amazon DSPでの支出とパフォーマンスパターンを分析し、あらゆる顧客タイプとバーティカルにおいて、広告主様にとって最も影響力のあるサイトとアプリケーションを統合しています。現在、これらのサイトとアプリは、Amazon DSPのすべてのサードパーティサプライヤーの支出の3分の2以上を占めています。1

また、広告主様がAPSを使ってこれらのパブリッシャーから在庫を直接購入する場合、大抵より良い成果が得られています。2

  • チャネルやデバイスにかかわらず、Amazon DSPを通じてアクセスするとAPSの在庫には配信手数料がかかりません。このため、広告主様のお客様は、サードパーティのアドエクスチェンジを使って同じパブリッシャーにアクセスする場合と比較し、平均で10%低い決済価格を確保するのに役立てることができます。
  • さらに、パブリッシャーとの直接統合によって入札が一層最適化され、APSの平均ビューアビリティ率が、サードパーティのアドエクスチェンジの同じサイトやアプリと比較して25%向上するのに役立ちます。
  • これらのメリットにより、視認可能なCPM(1000 インプレッションの単価)は28%低くなり、APSを使用する広告主様の広告費用対効果(ROAS)は25%向上しました(サードパーティのアドエクスチェンジの同じサイトやアプリと比較)。また、世界中のすべての支出とインプレッションにおいて、APSがAmazon DSPの最大の供給元となりました。

Amazonはこうした進歩を誇りに思っており、今後もお客様のためにイノベーションを続けて参ります。

Amazon Publisher Servicesのご利用に関心をお持ちの場合、こちらからお問い合わせください。

Amazon Publisher Servicesの在庫を購入するメリットについて詳しく知りたい場合は、こちらからお問い合わせください。

1全世界の合計支出額に基づきます。2020年6月現在。
22020年3月~5月の3か月間にわたるWebとモバイルアプリの表示データに基づきます。世界各地のデータを集計しているため、地域によって異なる場合があります。