Amazon Adsが、初のアップフロントプレゼンテーションに先立ち、3つの新しいストリーミングTV広告フォーマットを発表
2024年5月7日
5月14日にニューヨーク市のピア36で行われたAmazon初のアップフロントプレゼンテーションに先立ち、Amazon Adsはリビングルームのデバイスで操作できるリモート対応機能を備えたPrime Video向けのインタラクティブで購入可能な新しい広告フォーマットの拡張スイートを発表しました。これらのフォーマットはQRコードの枠組みをはるかに超えるもので、視聴者はお気に入りのプレミアムストリーミングエンターテイメントコンテンツを楽しみながら、ブランドと簡単につながることができます。
次の放送年度には、ブランドは購入可能な広告を使用して、Prime Videoの番組や映画の広告配信中に視聴者がAmazonで複数の商品バリエーションを閲覧したり購入したりできるようサポートします。ブランドは、Prime VideoのTV番組、映画、スポーツ中継で、インタラクティブな一時停止広告やブランドトリビア広告を使用することもできます。リビングルームのリモート機能の導入により、どこでストリーミングされているかに関係なく広告主がPrime Videoのコンテンツの大部分でインタラクティブなフォーマットを使用できる機会が大幅に拡大します。Amazonが実施した調査1によると、Amazonの出品商品にインタラクティブ動画広告と非インタラクティブ動画広告の両方を掲載している広告主は、インタラクティブ広告の方がお客様のショッピングジャーニー全体のエンゲージメント率を高めるのに効果的であり、非インタラクティブなフォーマットに比べて商品ページビューとコンバージョンが10倍増加することに気付きました。
「Amazon Adsは、シームレスに買い物ができて広告主がお客様と有意義につながるのに役立つインタラクティブな広告フォーマットにより、ストリーミングTVの体験を再構築し続けています」と、Amazon Adsのグローバル広告セールス担当副社長であるAlan Moss氏は述べています。「私たちは、リーチ、ファーストパーティシグナル、アドテックの差別化された組み合わせを通じてストリーミング広告の変革に取り組みながら、ブランドがお客様とより深くかかわるのに役立つ革新的な体験を開発しています。Prime Videoの広告は、認知、検討、コンバージョンなど、フルファネルのマーケティング目標を達成するうえで、広告主にとって他に類を見ない体験を提供します」
広告主向けのインタラクティブで購入可能な新しいフォーマットについての詳細:
- 購入可能なカルーセル広告は、お客様がPrime Videoの広告配信中にAmazonで複数の関連商品を簡単に閲覧して購入できるようにします。ブランドが自社商品のスライド式ラインナップを提示することで、お客様はほとんどのリビングルームのリモコンを使用してAmazonで調べたりカートに追加したりできるようになります。広告は、お客様が閲覧できるように自動的に一時停止され、広告のインタラクションが停止すると自動的に再生を再開します。
- インタラクティブな一時停止広告は、お客様がストリーミング中の番組や映画を一時停止する際にブランドを見つけてかかわることができるようにします。視聴者がリビングルームのリモコンで一時停止を押すと、ブランドメッセージや画像を掲載した反透過広告と一緒に、「カートに追加」と「詳細はこちら」のクリエイティブオーバーレイが表示されます。コンテンツが一時停止されている限りインタラクティブなオーバーレイがお客様に表示されるため、これらの広告は従来の広告の配信時間を超えてエンゲージメントの機会を広げることができます。お客様はリモコンを押すだけで、簡単にAmazonのカートに商品を追加したり、詳細情報をメールで受け取ったり、いつでもストリーミングを再開したりできます。
- インタラクティブなブランドトリビア広告では、広告主が自社ブランドに関する情報を伝えることでストーリーテリングを向上させると同時に、Amazonで買い物をしたり、サービスや商品について詳しく学んだり、特典を獲得したりする機会をお客様に提供するのに役立ちます。お客様はリビングルームのリモコンを使用して、商品をカートに追加したり、メールで情報をリクエストしたり、対象商品を購入してAmazonショッピングクレジットなどの特典を申請したりできます。
Omnicom Media Group北米の最高投資責任者であるGeoffrey Calabrese氏は、「ファネル全体を通して、Amazonの消費者とのかかわりはユニークです」と語ります。「ストリーミングサービスの内部から見られる広告のイノベーションにより、クライアントはストリーミングTVの真の力を大規模にテストし、学ぶことができるようになりました」
Prime Videoでは、広告によるお客様への月間リーチが世界中で平均2億人を超えています。Amazonのお客様がPrime Videoでコンテンツを視聴しながらショッピングをするため、Amazon Adsでは、Amazonのアドレサブルなシグナルやファーストパーティオーディエンスを利用してコンテンツとお客様を結び付けます。こうした一連の革新的なSTV広告フォーマットとインサイトへの継続的なアクセスにより、引き続き何十億ものシグナルがブランドの広告パフォーマンスとキャンペーン戦略の改善に役立ちます。
Amazon Adsは、2021年にTVリモコンを使用したインタラクティブな動画広告を初めて導入し、Prime Video、Twitch、Fire TVチャネル、サードパーティのストリーミングTVアプリでの番組、映画、スポーツ中継など、ストリーミングTVポートフォリオの大部分でフォーマットを拡大し続けてきました。
1 Amazon Internalデータ、米国、2023年9月