AdCon 2020で扱われた5つのポイント

「インサイトを使用して、機会を見つけましょう。定期的にインサイトを確認することにより、新しい機会を評価し、盲点を減らし、戦略を進化させるために連携することができます。たとえば、インサイトは、現在のオーディエンスについて詳しく把握するのに役立ち、ブランドに対するエンゲージメントを高める機会を特定します。また、ブランド新規顧客の総数を伝え、マーケティング戦略を通じて働きかける追加のオーディエンスを特定するのにも役立ちます。インサイトに応じたアプローチを採用することにより、チャンスを簡単に把握でき、戦略を絞り込んで最適化し、最も重要な点として、ブランドを成長させることができます。」

— Rachel McKitrick、インサイトと分析担当、プリンシパルプロダクトマネージャー

「OTTは手頃な価格で利用でき、広告主様は測定結果を把握して、基準を設定することができます。これまではリニアテレビが主流で、それらの広告にはかなりの予算が必要でした。そのため、多くのブランドは広告の掲載に消極的でした。OTT視聴の一貫した増加により、広告配信の状況は変化しました。ブランドはリニアテレビほどの費用をかけずに、従来のブロードキャストネットワークと同じ方法でストーリーを伝えることができるようになりました。

「さらに、OTTは購入や閲覧シグナルに基づいてオーディエンスにリーチするため、デモや時間帯での購入に基づいてリーチしていた従来の方法より、優れた関連性を提供します。OTT、およびIMDb TVのようなプレミアムコンテンツを配信するサービスでは、テレビよりも圧倒的に低い予算で、テレビ品質の魅力的な広告視聴体験を提供できます。同時に、広告体験による成果を確認することもできます。」

— Mark Eamer、IMDb TV担当VP

「ブランドの見つけやすさはお客様にとって重要です。2020年には、新しいブランドを探し、商品を検討して購入するお客様の増加が見られました。たとえば、Amazonでは、3月1日以降に実施した広告キャンペーンのブランド新規顧客が、過去6か月間に比べて22%増加しています。購入者には、新しいお気に入りのブランドや商品を見つけたいという願望があります。これは、ブランドが次のファンを生み出すエキサイティングな機会となります。投稿、ストア、フォロー、Amazon Liveといったブランドの認知度戦略は、企業がストーリーを伝えるのに役立ちます。スポンサーブランド動画広告やストリーミングTV広告などのサービスと組み合わせることによって、企業はストーリーを新規顧客にアピールし、ブランド支持者を生み出すことができます。」

— Colleen Aubrey、パフォーマンス広告担当VP

「長期的に考えましょう。スポンサープロダクト広告などの商品によってすぐにもたらされる効果のみに集中しがちになります。でも、効果的なブランド構築は、長期的に注意を払う必要があります。適切なオーディエンスにリーチし、認知度を向上させ、ディスプレイ、オーディオ、動画広告などの上位ファネル商品を使用してブランドメッセージを届けましょう。パフォーマンス商品と同等のクリックのコンバージョン率は得られないかもしれませんが、時間とともに利益を生む興味・関心とロイヤルティを構築しています。

「2021年の戦略を計画する際は、お客様が時間を費やすあらゆる場所で関係構築のエクスペリエンスに目を向けてください。」

— Paul Kotas、広告、音楽およびIMDb担当シニアバイスプレジデント